10/06/11 13:29:21 eO9Xu6zk
昔からネットには喪が多かった。顔ぶれは随分変わったが、やっていることは今と大して変わりない。
俺ももちろん喪だ。当時流行ってたテキストサイトの影響もあって、クリスマスは徹夜で更新し続けたり、
エロゲ画面にケーキを備えたり、オープンしたばかりのメイド喫茶でオフ会したり、それなりに楽しい喪ライフだった。
当時の仲間うちの平均年齢は、30歳弱くらい。今思うと、みんな余裕だった。
喪って言ってもたまたま今彼女がいないだけで、イケメンの人もいたし、高年収の人もいた。
なんだかんだ言ってもそのうち結婚できるんじゃね?って思ってた。
実際、その後結婚した人もけっこういる。
「○○君って、もっとオシャレすれば絶対モテるのに」なんて言われていい気になりながら、
「いや俺はさくらたんしか興味ないし」とかふざけた答えを返していた。
で、久しぶりにオフ会に行ったら、当たり前だけど当時30歳だった奴ら、今は40歳だ。
イケメンはハゲデブになり、もともとキモヲタだった人は、末期的キモヲタ中年になっていた。
「喪」「ヲタ」「童貞」「一生独身」「孤独死」
昔は、対抗文化を共有するための合言葉だったこれらの言葉が、急に現実味を帯びてきた。
自虐ネタで笑う余裕がなくなっていた。
リアルに一生独身で童貞のまま孤独死するんじゃね?という悲壮感がぷんぷん臭って、
とてもじゃないけど昔みたいに「この喪が」とお互いに笑い合える雰囲気じゃなかった。
喪のお前ら、童貞で孤独死する覚悟が本当にあるのか?
めんどくさい努力を勧められる煩わしさを避けるために「俺三次元の女の子に興味ないし」と言ってるんじゃないか?
生ぬるい喪コミュニティの中で余裕こいていられるのは今だけだぞ。
今はめんどくさいから後回しって思っていても、あと数年すると、本当に取り返しのつかないことになる。
40歳過ぎてから「やっぱり結婚したい」と思っても、その時から努力し始めてももう遅いんだ。
その時になってもまだ、「※ただしイケメンに限る」とか言い続けるつもりか?