10/02/11 21:11:54 3ITBObo1
日本が世界に誇る楽器メーカー、ローランド。
俺が高校生の頃まで外国のメーカーだと思っていたのは内緒だ。
ローランドが開発したシンセサイザーでTB-303、ドラム(リズム)マシンでTR-808、TR-909というものがある。
808以外は当初ミュージシャンには音が本物らしくないと不評で、ジャンクとして中古市場で投売りされていた。
しかし、1990年頃、安いという理由でそれらを購入したハウス系、ヒップホップ系の
人たちが、かつて不評を買った音を「cool!」と感じるようになった。
ジャンク同然だった2つの電子楽器の評価は急上昇。中古市場では
ビンテージ楽器としてとんでもない価格がつけられるようになった。
808も一時は人気が廃れかけたが、
909と同様に再評価された。ヒップホップやハウス(特にアシッドハウス)の隆盛は
ローランド抜きでは考えられない。808はイギリスのテクノバンド808ステイトの
由来になった。もっとも、彼らは808より909のほうを気に入っていたようだけど。
現在はどれも残念ながら製造中止だが、ローランドには未だに再発売を望む声が
よく届くそうだ。
前にここで外国で漢字ブームというのを見て、シンセサイザー絡みでこんなのを
見つけた。
URLリンク(cgi.ebay.com)