日本びいきの外人を見るとなんか和むpart140at KANKON
日本びいきの外人を見るとなんか和むpart140 - 暇つぶし2ch170:おさかなくわえた名無しさん
10/01/10 03:03:03 qrbYtKN4
昨日大阪のラジオに出てたスイス人の琵琶法師

青い目の琵琶法師 日本の伝統を受け継ぐスイス人音楽学者
URLリンク(www.swissinfo.ch)

スイス人音楽学者のシルヴァン・ギニャール博士(Silvan Guignard/54歳)は「青い目の琵琶法師」とも呼ばれる。
今年の6月5日に逝去した人間国宝の琵琶奏者、山崎旭翠(ぎょくすい)に23年間師事した唯一の外国人で、
筑前琵琶の演奏家。雅号は旭西(きょくさい)。

ギニャール氏は元々ショパンの専門家であり、西欧の中世音楽の研究なども手掛けていた音楽学者だ。
しかし、チューリヒ大学で民俗音楽を教わった日本人の恩師、音楽学者の前田昭雄先生の手ほどきで邦楽に興味を持ち、
来日したのが琵琶への出会いの第一歩だった。

「よろしかったら、ちょっと音色を聞きましょうか」とシャンシャンシャン「これは2月18日…」と越前琵琶で『平家物語』の
『那須与一』を奏でてくれた。日本語で行われたインタビューではアクセントがあるのに、「語り」では少しもない。
低く、通る貫禄のある声に響きの深い琵琶の音が交わる。ドラマチックな叙情感のあるメロディーを目をつぶって弾く
ギニァール氏を見ていると、昔の盲目の琵琶法師の姿が蘇って来るようだ。

琵琶の世界に魅了され

「これが筑前琵琶、こちらが平家琵琶に近い楽(がく)琵琶で…」と様々な種類の琵琶を見せながら弦を弾く撥(ばち)の形の
違いなどを説明してくれる。琵琶に興味を持ったのは西欧音楽と全く違ったものに触れたかったから。奈良時代から存在している
古い伝統楽器である琵琶は歴史的にも面白く、当時、琴のように研究も進んでいなかった。

しかし、はじめ、研究生として大阪学院大学に留学した頃、山口修先生に「研究だけでなく、実践も」と近くに良い先生が
住んでいるという筑前琵琶を勧められたときは気が進まなかった。それは、筑前琵琶が明治中期からのもので、せめて
500年の歴史のある(戦国時代からの)薩摩琵琶をやりたいと思っていたから。だが、今ではもちろん「芸術で大事なものは
人間の芸術家の能力と意識。500年前にできたものでも良い先生がいなかったら意味がありません。一流の琵琶奏者、
山崎旭翠先生に教わることができたことは素晴らしかったと思います」と悔いはない。


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch