10/06/06 17:42:13 ++yFk3Ea
>>154
有名なもので言うとウェルニッケ脳症。
これはアルコールによってビタミンB1が不足することで起こる。
主な症状としては
「目が体幹に対して内側にしか動かせなくなる」
「歩行の際にバランスが取れず、なにか支持するものがないと歩けなくなる」
「頭がぼんやりとして考えがまとまらない。場合によっては意識を失って目覚めない」
「無気力になる、何もやる気が起こらなくなる」
など。この段階では治療可能。
これが進行するとコルサコフ症候群となり、
「長期的な記憶の喪失(ここ十数年~数十年の記憶が失われる、本人からすれば、数十年前から突然今日になったように感じる)」
「中期的な記憶力の喪失(新しく起こったことを覚えていられない)」
などがあり、記憶を補おうとするためなのか、間断なく作り話を話し続ける、事実と妄想の区別がつかないなどの症状も出てくる。