09/11/16 23:41:40 NoRmippT
にくめないモンテネグロ人
モンテネグロ出身のブルザノビッチ選手が、練習や試合を終えて帰宅する際のあいさつはいつも決まって同じだ。「お疲れっす」。
学習中の日本語はもちろん、英語もほとんど話せないので他のフレーズを耳にしたことはない。
同国代表の10番を背負ったこともある攻撃的選手で7月に加入した。
だが、所属していたセルビアのリーグがシーズンオフという事情もあり、調整不足。
「前、後」や「右、左」といった単語すらも使いこなせず連係を欠き、初得点まで約2カ月かかった。
ただ、いつも周囲への気遣いは忘れない性格だ。なじもうとする姿勢もいじらしい。
約2週間前、自販機を詰まらせるほど飲料を買い込むと、突然、同僚やスタッフに配り始めたのだ。
言葉が通じないため、その行動が理解されたのは後日だった。
先月25日の試合で退場した「おわび」だったことが判明した。
先日、そんな彼に意地悪な質問をぶつけてみた。
「入団会見で10点取るって言ったよね。まだ5点なのに今季も終盤だよ」。
すると苦笑いを浮かべながら、「あれは言い過ぎたかもしれない」。にくめない24歳だ。
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