10/01/06 05:38:46 7KMNqPc5
以前、J隊の体験で、戦車に乗せてもらった時の感想を、「棺桶でモトクロス」 と書きました。
軍の経験と言えばやっぱり銃ですよね。私が撃ったのはM1という米軍制式銃でした。
重くて、腕をのばして持てないほど。ベトナム戦争の末期に現地で捨てていったのと同型。
ベトコンはこれでジェット機を打ち落とすことができたと教わりましたが、ホントかな?
(この時代より後ですが、ゴルゴ13でも、もっと高級な銃を使いましたね。)
400m先の2m四方の的に、2m、1m、50cm、10cmの円が書いてあります。3発撃つと
的を引っ込め、弾痕の場所に白い紙を貼ってまた上げます。3角形の重心が中央から
どれだけ離れているかで、照準器のダイヤルをカチカチと回して調整します。
上手い奴だと調整後は8発の内5発ぐらい10cmの円に当てられます。私は2mの中に
6発で、あと2つは 「弾痕不明」 でした(w 1発撃つごとに飛び出す薬莢を同僚が網で
すくい取ります。草むらに落としたりして数が合わないと、見つかるまで全員で日が暮れても
探し回ることになるので真剣です。(薬莢の数が不足=実弾の紛失の可能性=おおごと)
射撃訓練があった翌日は8割の人が右頬に痣を作っています。発射衝撃が怖くて頬を
きっちりつけられないとそうなるのです。恐怖感を克服できる2割ぐらいの人は適性が高い。
そういう人はケンカをしても躊躇無く致命的な技を出します。幼稚園のケンカで相手の指を
折った人とか居ましたね。DQNと違うのは、相手構わずではなく出すべき時を判断できる。