10/06/22 01:05:56 jfGQy8+z
フィリピンに着くとリリが家族全員で向かえに来ていて
そのままリリが予約した安ホテルに家族全員でチェックイン
昼は家族全員でフィリピンレストランに出かけ
夜はトータスが働くカラオケパブに太郎は毎日カラオケに通い
歌ったり踊ったりして楽しく過ごしたそんな事をしているうちに
太郎の持ってきた50万円はあっという間に底をついた
仕方なく太郎はリリに「明日日本に帰ります」と伝えた
つぎの日、空港でリリは太郎に初めてのキスをして
「今までありがとう」と小さな綺麗は箱を渡した
「これは何？」
「これは貴方にお土産です。でもハズカシイから絶対に絶対に日本に帰るまで開けないでね」
と何度も念をおした。太郎はリリの言葉を守り中を開けずに鞄の中に入れた
そして出国する時に太郎の元になぜか警察がやってきた
「鞄の中身を見せろ」なぜ自分の鞄だけ調べられるのか分からなかった
警察の言うと通りに鞄を開けるとリリからもらった箱に中には
白い煙じゃなくて、白い粉が入っていた。それはコカインだった。
太郎はコカインを密輸しようとした疑いで逮捕された
そして警察は言った「釈放して欲しかったら1000万円用意しろ」
そんな大金を用意出来るわけもなく英語も全くしゃべれない太郎は
フィリピンの刑務所に入るしかなかった、数年後、刑務所でスリラーを踊る太郎を見て
かわいそうに思ったある日本人が刑務所と交渉をして、太郎の帰国を手伝ってくれた
その後、無事に犬山市に戻った太郎は、たった一人の肉親の母親が5年前に
病気で亡くなっていた事を知ったそして長い刑務所生活のストレスで
髪の毛が真っ白になっていた太郎は一生独身でひっそり暮らした 。