09/07/16 15:28:51 frAWQQxm
>>418
もともと麻生総理の前から「解散すべし」の声があった。
なぜなら、参議院選挙で大敗して過半数を割り込んだため、いくら衆議院で法律を通しても
参議院で審議してもらえないなど、政策の立案、政府の運営が思うようにできなくなったから。
総理就任当時は、選挙のための総理、選挙のための内閣、という看板だった。
その後、紆余曲折があり解散できずにずるずるとここまできたわけだけど、
麻生総理はどのタイミングで解散するかを、今までずーっと見極め続けてきたわけで、
ここで期日まで引っ張ったら、「麻生は何もしなかった」との烙印を押されてしまう。
それに、閣僚の人事でも自民党内の色々な声に翻弄されて、結局ほとんど手をつけることができなかった。
総理にとって、人事と解散は伝家の宝刀とも言え、これを駆使して難しい政局を乗り切るわけで、
人事権で宝刀を抜けなかった総理は、せめて解散だけでも自分の意思で成し遂げたいという
切なる思いがあるはず。