09/06/09 17:41:04 BAJS5EK1
アメリカなどの国ではイジメ等はあってもあくまで
自分の所属するグループ内でのイジメであって、それが嫌なら
自分の居やすい環境に行けば何とかなる。
例えば黒人やヒスパニックがそいつら同士でつるんだりばかりするのは
白人コミュニティーには、やはり居ずらいという観念が意識しているかは
別として根底にある。
しかし白人コミュニティーに帰属したければ本人が適応できればすることも可能。
つまり、選ぶことができるし、社会的に黒人やヒスパニック、アジア人を疎外する
様な論調は忌み嫌われる。
個人の自由を第一に考えるので、会社などで採用の際に人種や年齢で差別することは禁じられている。
平均転職回数15回の国、高齢で学校に入学することに理解のあるアメリカ社会である。
日本の場合は日本という単一コミュニティーに属すことが当たり前との観念が根底にある。
それ故、そこから外れた者は異端と見なされ、時に阻害され、時に同情され、
心狭い思いをして生きていくことになる。なぜなら異端者になるのは個人に問題があるとされるからだ。
例えば、派遣社員やフリーターは同情を集めることがあっても結局、社会から外れた結果であり、
本人達が異端だからとレッテルを張る。それは単一コミュニティーを維持するために
一定の役割を果たしている。コミュニティー選択の自由の無い日本ではその異端者に対する
セーフティネットは無いに等しい。
中学に行き、高校に行き、大学に行き、就職活動をして、ひとつの会社に人生を捧げる。
そのステップのどこかで躓いた人間は少なからず日本の単一コミュニティー主義に対して
懐疑的になるものだが、余りにも主義が強すぎてどうし様もない斜陽国家日本
今日の日本経済も、異常な少子化も、単一コミュニティーに従い、
自分で考えることをしてこなかったツケ以外の何物でもない。