09/05/29 13:35:24 DSPdmtAo
子供時代 死は漠然と怖いものだった
そこからの延長線で幽霊や心霊現象がとても怖かった
それは12歳頃まで続いた
少年時代 死は暴力と隣り合わせ
死は敗北であり全ての終わり、否応無くこの世から引き裂かれる運命
この頃から死を悪いものととらえるように
青年時代 死にたかった
死ねば楽になる死ねば世界を終わらせられる
死ねば自由になると思っていた
21になったら死のうと思っていた
21になって好きな人が出来て
血の出るような思いをして家を出る
死ぬかもしれないと思った死にたくなかった
あんなに憧れた死を全力で跳ね返した
仕事を見つけ働いて、自分の家を決めてそこに住むようになり
初めて自由を実感した
死に対する憧れは霧散して、新しい命が自分の元に届く
それから20年
自分があれほど大切にしていた愛しいものの命が失われてしまった
「お別れは突然やってきて」の歌の通りに
ものすごく重くてつぶれそう
命の重さを実感するのに、こんなに時間がかかるなんて自分は馬鹿だ
教育は大切だと思うよ
自分は回り道しすぎた
もっと早くわかりたかったね