10/07/22 23:33:20 P/Iae1cC
子供の頃、拾ってきた犬がいて内緒で物置で飼っていたら
親父に見つかって「今すぐ捨ててこい!俺は犬が大嫌いなんだ!」と叱られた
なんとかカーチャンと頼み込んで1か月、親父しぶしぶ「俺に一切近づけさせるなよ!」と
言いながらも許してくれた。犬の名前は見た目で「シロ」
シロは親父に一切なつかなく、親父もいっさいシロに近づかない…そんな生活が15年続いた
そしてシロが老衰で玄関の中で最期を迎える時、親父は初めてシロの傍に胡坐座りしてぼーっと見つめて
親父「すまんな…」と一言泣きだした
それを見たのかシロは胡坐の中にピョンと入り込み、そのまま丸くなって4時間ほど親父と共にして亡くなった
親父、朝までずっと泣いていたな