09/03/29 04:50:53 XcRRWIaP
wikiってみたが、真偽がはっきりしない段階での評価に使う概念なので、・・・正しい とか、
・・・反している とかの表現には合わないみたい。 俺も信憑性と言ってるな。
オッカムは14世紀の人で原語はラテン語。 現代英語での表現は
>現象を同程度うまく説明する仮説があるなら、より単純な方を選ぶべきである。
成功例としては、天動説がどんどん複雑な周天円を仮定しなければならなくなって、
より単純な仮定ですむ地動説に取って替わられたこととか。 揶揄する表現ではないな。
失敗例もあって、分子の存在を仮定する化学反応や熱力学でのボルツマンの説明に、
マッハとその後継者は分子なんて観測されないものを仮定しているとしてこれを攻撃した。
後にアインシュタインがブラウン運動に関する論文で分子の実在を証明した。
まあ、「オッカムの定理」 みたいなもんではないので、正誤や真偽に関して使うもんではないと。
>>105の後半は>>104でした。ごめんなさい。