09/07/25 01:15:47 IQ8H5GBK
で、この間、新幹線に乗った。私は東京からだから数本見送れば混む時期にも座れる。
座っていたら途中で混み始めて、赤ちゃんを連れた女の人が困っていたので席を替わった。
そのあとその人の旦那さんが指定席に席が取れたと言いにきて、二人は移り、私は席に戻った。
しばらくしてわりと空いてきた頃、親子の二人連れが乗ってきたけど、二人並んで座れる席が
ないみたいでばらばらに座ろうとしてた。私は二人がけに一人だったので、声をかけて他の席に
移って、そこで寝てしまった。
しばらくしたら目が覚めたんだけど、隣にいたおじさんが心配そうに、
「降りる駅はどこですか?今○○を出たところです」
と訊いてきた。
降りる駅は終点近くだったし、着く時間に合わせてアラームをセットしてあったから寝こけて
いたんだけど、おじさんはそれを知らないので心配してくれてたらしい。
「さっき赤ん坊を連れた女性が来たとき、自分は勇気がなくて声をかけられなかった。
あなたはとても疲れているみたいなのに(前日徹夜だったから、疲れた寝顔だった模様…)
はじめは席を譲って立っていたし、今度も親子に席を譲って狭い席に来た。
親子はとても喜んでいて、特に子供は窓の外が見れて嬉しそうだった。
いい人がいると思って、自分も何かしたくなった。自分は終点まで行くので、着いたら
起こします」
と言ってくれた。
なんというか、親切な気持ちっていろんな人の間で回ってるんだなと思って、私もその輪の一人だと
思って、駅で降りて泣いてしまった。褒められて嬉しいとかじゃなくて、なんかありがたかった。
そのうちあの食堂に行きたい。長文乱文申し訳ありませんでした。