08/12/18 17:38:32 esOFVWOZ
これだけじゃアレなんで私の勘助話を一つ。
会社の同僚A(男)がガンに侵されて進行が早く、病気を発見して7ヶ月目に自ら命を断ってしまった。
会社はほとんどブラックに近い体質だったが、同期の5人(男3人女2人)団結して愚痴を言い合ったり
環境が酷いせいだろうが結束して仲がよく、家族のように付き合っていた。
家族のようだったからAとは当然男女の関係じゃない。
Aの死はものすごくショックで、何ヶ月も立ち直れなかった。同期の誰もが自分がもうちょっと力になれたら
と思ってたと思う。私もそうだった。
するとテンプレどおりの勘助で私や同僚の女にトンチン勘なことをしていた先輩の男Bが
ある日昼食を取っている時にいきなり隣の席に座ってきて
「Aの死は残念だったね。でもAが自ら死んだ事はAの最後の優しさだったんだろうと俺は思うよ」
と言った。私、ポカーン。
彼によると残り時間の少なくなったAは私の女としての幸せを勘助Bに託して死んだのだとBは思っていた。
だからボクの胸で泣いていいよみたいなことも言われた。
上の言葉は私への口説き文句?と慰めだったらしい。
その時は何も言えずに席を立ったが、すると勘助は「俺の言葉に感動した」みたいなことを
勝手に思ってまとわり付いてきた。
大勢の前でも「Aが自ら命を絶ったのは、Aの優しさ」とかなんとか言ってきたので
「あ~Aはほんとに優しい男でした。代わりにBさんが死ねばよかったと思います」
って言ったらものすごい形相で憤慨してた。
大人気なかったと思うが、同期はみんなスッとしてたよ。