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【脳】人の災難を喜ぶいじめっ子の脳 感情の統制に関係する脳内のある部位が活動していない[11/07]
1 :依頼@白夜φ ★:2008/11/12(水) 21:23:18 ID:???
<人の災難を喜ぶいじめっ子の脳>
John Roach
for National Geographic News
November 7, 2008
脳のCTスキャンを使用した最新の研究によると、すぐにけんかを始める、うそをつく、
物を壊してはしゃぐ、そんないじめっ子の脳には、他人の苦しみを見ると喜びを感じる
回路が備わっているかもしれないという。今回の最新研究は、「Biological Psychology」誌の
最新号に掲載される。
研究チームの一員でシカゴ大学の心理学者ベンジャミン・レイヒー氏は、「この発見は
予想外だった」と話す。研究チームでは、いじめっ子は他人の苦痛を目撃したときに
なんの反応も見せないだろうと予想していた。なぜなら、彼らは冷酷で、感情を高ぶらせる
ことがないために、例えば良心の呵責(かしゃく)を感じることなくおやつ代を盗むことが
できると考えていたからだ。
レイヒー氏は、「人が他人の苦痛を目にすると、自身が苦痛を経験したときと同じ脳内領域が
光ることはこれまでの研究で判明していた。感情移入を示す反応だ」と話す。今回の最新研究では、
いじめっ子の脳の場合、該当領域がさらに活発に活動を行っていることが判明した。
しかし、いじめっ子が示す感情移入反応は、扁桃体(へんとうたい)と腹側線条体(ふくそく
せんじょうたい)の活動によってゆがめられたものだと思われる。扁桃体や腹側線条体は
脳内領域の中で報酬や喜びに関係すると考えられている部位である。「つまり、いじめっ子は
人の苦痛を見るのが好きだと考えられる。この考えが正しい場合、彼らは弱い者いじめを
して他人を攻撃するたびに心理的な報酬を受け取り、反応の強化が進んでいることになる」
とレイヒー氏は話す。