村上春樹口調で会話するスレat KANKON
村上春樹口調で会話するスレ - 暇つぶし2ch2:おさかなくわえた名無しさん
08/09/17 01:22:09 XXlmYspz
やれやれ
これが2getというものか

3:おさかなくわえた名無しさん
08/09/17 01:26:27 oVTr/0bs
「このスレを立てた1は、二番煎じ…つまり、パクリでなければ有能だと思うんだ」
「どうしてそう思うの?」
「だって、この僕に有能と思わせたんだから」

4:おさかなくわえた名無しさん
08/09/17 03:01:07 I7UF/fY2
「一乙と言わないのはどうしてだと思う」と僕は言った。
「うまく言えないけれど、前スレと同じようなことをしようとしているからだと思う」
「あなたは嘘をついている」そう彼女は答えた。

5:おさかなくわえた名無しさん
08/09/17 03:27:06 YE0Hol8/
「ねぇ私の事、どれくらい好き?」

6:おさかなくわえた名無しさん
08/09/17 09:46:51 oVTr/0bs
「そう、だな…。
メリーゴーランドの白馬が大地を駆け抜けるくらいだよ。」

7:おさかなくわえた名無しさん
08/09/18 16:53:37 L30cNYWE
ageだ。

8:おさかなくわえた名無しさん
08/09/18 17:43:50 J7g6Nanx
「>2以外村上春樹調かどうかわからないよ」
僕はびっくりして言った。

9:おさかなくわえた名無しさん
08/09/18 17:51:31 smGvdDJV
そう言って私は、彼女が作ってくれたレタスとベーコンとトマトを挟んだサンドウィッチを口に運んだ。

10:おさかなくわえた名無しさん
08/09/18 18:11:43 35Jznjyw
ちょっと村上春樹読んで出直してくる

11:おさかなくわえた名無しさん
08/09/18 19:53:24 KtGH5CR6
そして古いマイルスのレコードを聴きながら本を読んだ

12:おさかなくわえた名無しさん
08/09/18 20:03:23 i4edOQY9
「村上春樹を読んで出直す」だって?
僕は軽く目眩を覚えた
やれやれ、また僕は週末をフイにする事になりそうだ

「読んで出直す」
僕は自分に言い聞かせるようにもう一度呟いた
「そこにどんな意味があるっていうんだ?」

13:おさかなくわえた名無しさん
08/09/20 00:16:42 t4mtA3o4
やれやれ。またゴキブリか。

14:おさかなくわえた名無しさん
08/09/20 00:31:24 Rq1g3gcZ
「>>1くんって、なんでも知ってるって思ってた。」


15:おさかなくわえた名無しさん
08/09/20 00:33:17 YBvFk1Vh
「あら、でも私はゴキブリが好きよ」
やれやれ。そして僕は激しく射せ(ry

16:おさかなくわえた名無しさん
08/09/20 00:59:15 TdYyuYPi
彼らが僕の事を何て言おうがかまわない。そんな事は彼らの問題だ。

17:おさかなくわえた名無しさん
08/09/21 21:12:41 oatskXCl
静かで平和で孤独な日曜日を過ごす。

18:おさかなくわえた名無しさん
08/09/21 21:40:51 Waq0YCFP
僕は少しだけ嫌な気分になり、ウイスキーを3センチほど注いだ。 

シズカデ コドクナ ニチヨウビ 
僕は静かにそれを飲み干して、深い眠りについた。


19:おさかなくわえた名無しさん
08/09/21 22:11:58 BR+WQv75
よくわかりませんが、ライトノベルとどう違うの?
主人公が「やれやれ」とか言いつつ美女と非日常的な冒険に巻き込まれる様は、そのまんまライトノベルでしょ。

20:おさかなくわえた名無しさん
08/09/21 22:29:22 Waq0YCFP
君がそう感じるのならそれで構わない。 

それは彼らの問題ではなく、君自身の問題だ。

21:おさかなくわえた名無しさん
08/09/22 04:01:44 vdl18wYb
「ひとつだけわかってもらいたいのは」
 男が人差し指を立てていった。
「このスレは村上春樹とライトのベルの違いを論ずるスレではないということだ。
 このスレは『村上春樹口調で会話する』という
 目的のためだけに立てられた。
 それ以上でもそれ以下でもない。
 そういう意味では、きわめて単純で、純粋なスレともいえるだろう。
 議論は文学板ですればよろしい」

 私は、そんな言い方をしたら>>19が気を悪くするのではないかと思ったが、
 黙っていた。私は謙虚な方なのだ。

22:おさかなくわえた名無しさん
08/09/22 06:09:24 lpuJncPo
彼女が言った「ライトノベル」とはもしかしたら何かのメタファーなのかもしれないが、そんなことは僕にとってはどうでもいいことだ。

とにかく眠かったんだ。

23:おさかなくわえた名無しさん
08/09/22 07:13:55 522Gzg0h
ナカタはウナギが大好物なのであります。

24:おさかなくわえた名無しさん
08/09/23 00:25:34 8FxfxTQ6
「別にそんなことはどうだっていいじゃないか」
 僕はナカタさんをじっと見つめた。

 そして僕はおもむろに射精する。

25:おさかなくわえた名無しさん
08/09/23 00:47:50 0Wx95/LT
ベッドの中で彼女が言った
「ねえ、もうすぐ書き込みがあるわ」
「書き込み?」
「そう、書き込み」
彼女はそのまま黙り込んで何かを考えているようだった
僕は消えていく煙草の煙を見ながら、福田首相の前途に思いを馳せていた
「それは一つの書き込みよ」
「一つの書き込み?」
「そう、一つの書き込みとたくさんの書き込み」


「そしてスレッドが始まるの」

26:おさかなくわえた名無しさん
08/09/27 09:20:17 X8OzokSS
>>23
ウナギはいつもいつも食べられるというものではありません。
親子丼もナカタの大好物であります。

27:おさかなくわえた名無しさん
08/09/27 11:01:20 +7+VHLlE
ウナギはいつも食べられるというものではない?
僕は軽いめまいを覚えた。


28:おさかなくわえた名無しさん
08/09/27 13:11:56 gDvZ6bOk
よくわからないな

29:おさかなくわえた名無しさん
08/09/28 14:17:34 /HSE82Im
あなたはもう少し真面目にスレッドと向き合うべきよ

新聞を読みながら彼女が言った

僕はパスタを茹でながら次の言葉を待ったが、それっきり
彼女は黙り込んだ

嫌な予感がする

30:おさかなくわえた名無しさん
08/09/29 23:52:53 EdGL6rUD
あんなことができたらどんなにいいだろう。
あの頃僕は思っていた。できたらどんなにいいだろうかと。
あんな夢やこんな夢があの頃僕には数え切れないほどあったのだ。

相棒は僕の夢を一つ残らず叶えてくれた。一つ残らず、だ。
彼は素敵なポケットを持っていた。とてもとても素敵なポケットだ。
自由?あの頃の僕らに自由なんてものがあっただろうか?
だけど僕らは自由に空を飛びたかった。これは欲求であり、渇望であり、
藤子不二男的に表現したとしたら、夢だった。

相棒は僕に言った。
「これがタケコプターさ」

オーケー認めよう。僕は今なら断言できる。
僕は相棒を120パーセント愛していた。


31:おさかなくわえた名無しさん
08/09/30 00:10:09 v/qWi/tN
「そうじゃなくて」と僕は言った。
「そうじゃないなら一体何なの?保守をするのがそんなに悪いことかしら?」

やれやれ。まったくここはひどいインターネットだ。
保守されなかったスレはそのうち―結構な数のレスが付いているのにもかかわらず―dat落ちしてしまう事くらい僕にだってよく分かっている。
しかし何かが違うのだ。
保守。そう、保守だ。
ただ保守、と書き込むことは、この場所にはひどく不似合いなように思えるのに、
かといってそこに書き込むべき言葉がいったい何なのか、僕には見当もつかないのだ。
どうすればいい?と僕は思った。
僕は氷が溶けて薄まったオレンジ・ジュースの残りを一息に飲み干すと、静かにキーを叩いた。
『age』―いや、そうじゃないんだ。




32:おさかなくわえた名無しさん
08/09/30 12:24:12 FaSjWTbJ
なるほど確かに浜崎あゆみの歌声は酷いものだけれど、
フリオ・イグレシアスとコニー・フランシスのデュエットほどではない。

モーニング娘。にしてもセンターが石川梨華だった頃の
「ザ・ピース」なんて実によく出来てるじゃないか。

すくなくともセンターがリンゴ・スターで、両サイドには三味線のポールと、
琵琶を弾くジョージ、ジョン・レノンが和太鼓というビートルズよりかは
はるかによく出来ている。

しかし僕には、つんく♂の顔がどうしても好きになれない。
それは、たとえて言えばこういうことだろう。
拾った一万円で食べるフランス料理よりも、
働いて得た100円で食べるカレーパンのほうが大抵の場合はマズイというのと同じことだ。

ギィーーーーーッ
とねじを巻く音がした。
僕は彼女と218回目のセックスを終え、
109,348本目のタバコを吸い、
6,830杯目のバーボンを飲み干してから眠った。

起きたら夢精していた。
こんなことは中学生の頃以来だ。

やれやれ。


33:おさかなくわえた名無しさん
08/09/30 21:49:36 vMdIaY8r
僕はこのスレを見て、久々に「いるか」の事を思い出した
彼(あるいは彼女)は、テムズ川のほとりで、1人(あるいは一匹)燃え尽きた作曲家のように佇んでいた
でもその「いるか」はにやり、とした笑いを浮かべているだけで、
何ら僕に建設的な意見を投げ掛けてくれそうになかった
やれやれ。いつもこうだ
僕の記憶の中の「いるか」は、ジョーニー・ハートマンの「バット・ビューティフル」よりいくらかはロマンチックだが、
それ以上の物であったことはない

34:おさかなくわえた名無しさん
08/09/30 22:04:23 gsEc25hw
「区切りがほしいというのはわかるけれど、どうして僕と寝なくてはならないんだろう?」
「それはナカタにもわかりません。ですが、今が正しい時間なのです。」

やれやれ、僕はナカタさんの顔をしばらく見つめていた。
上着を脱いだナカタさんの顔はいつもよりずっと子供っぽく見えた。


その夜に、僕はベッドに入って彼を抱いた。

35:おさかなくわえた名無しさん
08/09/30 22:53:22 mHanKtWq
僕は>>33の言った「いるか」についての記憶を呼び起こそうとしたが
まるで淡い霧の中にひっそりと佇む寂しいポストを見た時のように
-無論そんなものを見た事があればの話だが-ごく断片的なイメージとしてしか掴むことはできなかった。
そもそも「いるか」が男であったか女であったか人間であったかさえも定かではないのだ。
僕は「いるか」について思い出すことを諦め、寝巻に着替え大人しくベッドに入った。
眠りについたと思われる40分後、僕は夢を見た。
「いるか」と僕は恋人だった。「いるか」は赤いアーガイルのセーターを着て僕の肩にもたれ
目をうっとりと閉じて僕に確かに言った。「あなたは相変わらずね」
僕は何と答えて良いか判らず絨毯の端の毛足の長い部分をひたすら指で弄んでいた。
「こんなこというのも何だけどね私が本当に怒ってなかったとでも思う?」
彼女は言い、そこで僕はやっと、学生時代友達に借りた「いるか」のレコードに大きなひびを
入れてしまい返しそびれていることに気が付いた。

36:おさかなくわえた名無しさん
08/10/01 19:30:45 iGgI8rmt
いるか。
それはメタファーとしてのいるかなのか、一般論としてのいるかなのか。
いや、そんな事はどうでもいい。
それよりも今はこの白蛇の群れが通り過ぎていってしまった後の山道のような
茫漠とした時間をやり過ごさなければいけないのだ。
とりあえず僕は冷蔵庫を開け、冷えた缶ビールを飲んだ。

37:おさかなくわえた名無しさん
08/10/01 22:19:46 TX3asam4
「お客さん、真面目に答えて下さいよ
いるかはいないか?いるか?」
そう言って羊男は、澄み切ったビー玉のような瞳をこちらに向けた

38:おさかなくわえた名無しさん
08/10/01 22:25:56 eg+KumcX
「いるかか。
いるかがいるかいないかなんて、僕や君の人生になんの関係もないんだ。
そして多分、他の誰の人生にもね。」



39:おさかなくわえた名無しさん
08/10/02 00:07:51 p2ltApDo
僕はちょっと驚いて>>38を見た。
>>38が一体何を言おうとしているのか、僕にはよくわからなかった。
>>38の言葉はいたずらな風の様に、僕のこころを揺らしては流れていった
まるで、僕に捕まりたくないとでもいうように、遥か遠くを目指していってしまったようだった
あるいは実際に、>>38自身が遠く離れた所に存在していたのかもしれなかった
しかし僕にはその確かめようがなかった

「人生だって?」
今の僕にはそう口にするのが精一杯だった。いや、正確には、そうすることしか許されていなかったのかもしれない

40:おさかなくわえた名無しさん
08/10/04 22:03:51 ELtdtSRZ
あなたたちの会話はまるでマクドナルドのコーヒーね。
毒にも薬にもならないわ。

41:おさかなくわえた名無しさん
08/10/05 05:13:07 NezhxSQY
dat落ちしたスレの時から書き込むことを躊躇していたわ。
だって私は春樹を読んだことが無いのだから。

42:おさかなくわえた名無しさん
08/10/05 22:05:44 1F0BGqry
オーケー、認めよう。
君は春樹を読んだことがない。

43:おさかなくわえた名無しさん
08/10/06 20:00:34 dNyc512K
しかし、読んだ事がないからってそれが一体なんだというのだろう。
君が春樹を読んでいなくても相変わらず物価は高騰しているし
こうして僕のパスタも茹で上がる。

44:おさかなくわえた名無しさん
08/10/06 23:36:10 7k9YyFzh
あなたの言ってる事ってちょっとおかしいんじゃないかしら。
二口ほど吸った煙草をスニーカーのつま先でもみ消し、
まるで空から降ってきたうなぎに語りかけるかの様に
不思議そうな眼差しで僕を見上げ、こう続けた。

私の記憶する限りでは、作中のそれは
「パスタ」じゃなくて「スパゲッティ」だったように思うのよ。





45:おさかなくわえた名無しさん
08/10/07 23:36:27 Zbsy+mTu
オーケー、認めよう。
それは『パスタ』ではなく『スパゲティ』だ。そう答えた後、キリッと冷えたピニャコラーダを一口飲んだ。

46:おさかなくわえた名無しさん
08/10/08 00:34:36 I97aJi6o
やれやれ。なんだこのスレは。
こんなことをしても文学賞には届かないのに。

47:おさかなくわえた名無しさん
08/10/09 08:36:27 vRQSUFFu
よくわからないな

48:おさかなくわえた名無しさん
08/10/09 09:17:13 ubI+kRz1
でもね>>46、実のところ届くか届かないかというのはあまり重要ではないんだ。
往々にして良スレというのはそういうものなんだよ。
ロベルト・シューマンの言う『天国的に冗長』。うん。実にそういうことなんだ。
と僕は送信する。そしてリプトンのティーバッグを一つ、優しく愛撫するようにとりだす。そして僕は二杯目の紅茶を飲む。

49:おさかなくわえた名無しさん
08/10/09 17:48:54 9W3olZtK
ところがそのいるかは汽車を待つ君の横で時計を気にしているわけで…

50:おさかなくわえた名無しさん
08/10/09 21:53:20 nwkUxjKv
ねぇ、重要なのは村上春樹がノーベル賞を受賞できなかったということではないんだよ。そんなことはどうでもいいんだ。
僕が言いたいことは、つまり君たちの会話が全く成り立っていないということなんだ。

51:おさかなくわえた名無しさん
08/10/09 23:10:20 B5rlO4HV
やれやれ、「僕」を産み出した作家は、
どうやらまたノーベル賞を見逃してしまったようだ。

「僕」はどこでもない場所の真ん中から春樹を呼び続けていた。

52:おさかなくわえた名無しさん
08/10/09 23:43:58 FegSLDyx
もう何回目かしら。

53:おさかなくわえた名無しさん
08/10/10 19:40:39 p4a5dnYz
「こんな風に会話にもならない会話を続けるのは、良くないと思うわ」
「その通りだ。僕らは大切な物を失う恐れがある」
僕はこの間読んだ、他愛ない会話の有用性についての記事をもって反論しようと思ったが、やめておく事にした。
「大切な物?」


54:おさかなくわえた名無しさん
08/10/10 19:48:17 3Ouh6Cyr
『世界は意外に単純な成り立ちをしているものだと思う』

『例えば?』

『羊男かそうでないか』



55:おさかなくわえた名無しさん
08/10/11 12:31:09 L1KOUNMe
なぁナカタさん、おれっち頭わりぃからもっと簡単に言ってくれなきゃ分からねぇよ。

56:おさかなくわえた名無しさん
08/10/11 13:29:01 LMYOyie7
「ナカタはウナギが好物であります。」

57:おさかなくわえた名無しさん
08/10/11 15:00:02 3jgh4a7U
猫さんと会話できるのであります。

58:おさかなくわえた名無しさん
08/10/12 01:29:57 7qnT+21g
「おとなしくちゃんとした言葉をお話し。アホたれ。この腐れキンタマ」と
ミミは凄みのある声で>>56-57を怒鳴りつけた。
「この子はね、最初にばしっとどやしつけておかないとだめなんですのよ」とミミは>>55の方を振り向いて言った。

59:おさかなくわえた名無しさん
08/10/12 04:22:04 BPng9Xju
自分に同情することは下劣な人間のやることだ

60:おさかなくわえた名無しさん
08/10/12 12:32:24 pW0TFxWU
よく分かりませんね

61:おさかなくわえた名無しさん
08/10/14 11:14:41 Sa//UCtR
よく分からない?やれやれ。
それまでの人生の過程において、僕はそのような種類の疑問を本当に切実に抱いたことは一度もなかった。

62:おさかなくわえた名無しさん
08/10/14 14:11:03 npXZH9m6
灰色猿に巨大なハンマーで後ろから殴りつけられて
そして僕は眠りに落ちた。
まるで暖かい泥の中に落ちていくように。


63:おさかなくわえた名無しさん
08/10/15 20:41:47 PJgRX3zb
つまり目が覚めた時に加納クレタっていう女の人があなたの隣で裸で眠っていたというわけね?

64:おさかなくわえた名無しさん
08/10/15 22:41:20 vX272vR8
「そうじゃないんだ。
僕にはうまく言えないんだけど、まるで温かいピーナツバタークリームの中に
僕自信が飲み込まれていく様な、とても素敵な感覚なんだ。
つまり、そういった事なんだよ。」

65:おさかなくわえた名無しさん
08/10/20 13:54:31 VxnR4sB7
早く中に入りたい、そう思った

66:おさかなくわえた名無しさん
08/10/23 10:41:03 Zrp6T8c6
おまいら面白すぎ

67:おさかなくわえた名無しさん
08/10/23 17:26:29 vBwjzpc1
そう、僕らは面白すぎるんだ。

68:おさかなくわえた名無しさん
08/10/24 03:56:02 o2mVfJB0
僕らはただ自然に生きているだけだ。
それなのに、ある人は僕らのことを面白すぎるといい、ある人は奇人と称する。

「自然に生きると言うのは難しいんだ。必ず人間は過剰に反応するものがある。
それは見得によるものもあるし、トラウマになってるものもある。
でも、それらによっては何も得られない。ただ、自分を削るだけだ」
そのことに気がついたのは大学を卒業して、4年ほどジャズバーを経営していたある日だ。
その日、僕らはいつも通りに自分の好きなジャズを流し、日々のひずみを埋めにくる客に酒を出した。

69:おさかなくわえた名無しさん
08/10/24 19:46:28 hdudwF4W
これは良スレだ

70:おさかなくわえた名無しさん
08/10/24 22:02:56 8HR28TW9
ナカタは頭が悪いので、難しいことはよく分からないのです。
でも、>>59から>>60の面白さはよく分かります。
ノルウェーノノモリですね。弟はイトーチューというところで部長をしております。


71:おさかなくわえた名無しさん
08/10/25 04:21:22 MKHwvEgl
>>69
普通のスレじゃないのはたしかだ。だからといって特別すぐれた
スレでもないけれど。このソフィスティケートされた資本社会にあって、様々な
春樹スレが乱立し、誹謗中傷であふれ、それぞれのサイズの不快感をぼくたちのなかに
のこしていく。けれどこの過疎スレはダムの底に沈んだ小さな村のように、じっと
息をひそめ、ネタが書き込まれつづける。いったい誰にそれを止めることができた
だろう。誰にもそれはできないし、きっとここはそういうスレなのだ

72:おさかなくわえた名無しさん
08/10/25 12:17:50 53sqcC/l
僕は・君たちが・好きだ。

73:おさかなくわえた名無しさん
08/10/25 13:21:35 sFO2jiOu
>>72の書き込みをみて僕は黒焦げになってしまったじゃがいものように笑う。
ボクハ・キミタチガ・スキダ。
これほど簡潔で素敵な言葉はないじゃないか。
僕は冷蔵庫から缶ビールをとりだす。

74:おさかなくわえた名無しさん
08/10/25 13:27:15 eZc05qQ9
>>68
いつも通り。なんの変哲もない一日かと思われた。
客は多すぎはしないし、少なすぎもしない。僕が生活してくのに丁度いいくらいの客が店を訪れる。
チャリーン
新しい客が入ってきた。
「いらっしゃい」
抑揚のない声で言う。必要以上に客に媚びるのは僕のスタイルではない。
見たことのない客だった。

75:おさかなくわえた名無しさん
08/10/25 17:21:47 nya8UW3n
ジェイの店はすっかり変わってしまったまるで秋の天気のように
それでも僕らはあいかわらずピーナッツの殻を床にぶち撒き続けた

76:おさかなくわえた名無しさん
08/10/25 19:16:17 B8MczmpT
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やれやれ。
僕はそう言ってインターネットエクスプローラー7のタブを閉じた。

77:おさかなくわえた名無しさん
08/10/26 23:25:45 rnprS9w5
 君はパソコンを閉じた。
 
 僕はパソコンを開いた。そこには太陽と月の因果関係みたいなものを感じ取らずにはいられなかった。

 君は窓を開けた。

 僕も窓を開ける。

 蚊が一匹、僕の掌に止まる。それはまるで、交通渋滞で1台の車が脇道にそれるような感じだった。

78:おさかなくわえた名無しさん
08/10/27 00:45:43 yTAQTeMi
「私のことどれくらい好き?」

「そうだな、倶楽部で一杯やった帰りの麻生太郎が、酔った勢いで道玄坂を
 ゴロンゴロン降りてきて、途中でお嬢さんいっしょに衆議院解散しませんか?
 って話しかけるぐらい好きだ。」

「うれしい、もっといって」

79:おさかなくわえた名無しさん
08/10/28 10:04:44 //+SW/dV
やれやれ
僕はおもむろに電車内で固く隆起したペニスを女子高生に押し当てた

80:41
08/10/28 14:49:15 s9WB1G29
「このスレの住人はなんて優しいんだろう」
やれやれ。
ついに読んでみる気になってしまった。

だが読み始めると、1文1文に顔がニヤけてしまうと思ったので、やめておく事にした。

81:おさかなくわえた名無しさん
08/10/28 21:04:08 klG3lUz3
オーケー、認めよう。
君は照れているね。


82:おさかなくわえた名無しさん
08/10/29 19:14:08 ssLDu4gB
麻生太郎が道玄坂を転げ落ちる、>>79のペニスは勃起する、>>80の顔はニヤける。
やれやれ、この世界は僕が想像する以上に複雑な仕組みで成り立っているようだ。
それにしてもどうして麻生太郎はわざわざ衆議院を解散しなければならないのだろう。

83:おさかなくわえた名無しさん
08/10/29 19:53:51 akxHFO0J
「麻生太郎が衆議院を解散する。」
「何?」彼女はミル貝のような小さな耳をひくつかせた。「あなた今、何て言ったの?」
僕は咳払いをし、一言一言、区切って言った。
「麻生太郎が衆議院を解散するんだ。」
「ああそう。」長い間閉じられっぱなしだった窓をようやくこじ開けたような口調で、彼女は言った。
「もう、たくさんよ。」
彼女は疲れ切っていた。そして現に僕も疲れて果てていた。
だがこれは現実なのだ。麻生太郎は衆議院を解散する。オーケー、落ち着こう。
「いいかい?これは避けられない事実なんだよ。太陽が東には沈まないようにね。」

84:おさかなくわえた名無しさん
08/10/29 20:44:50 BM9gYxac
彼にその気があるかは知らないけど、あれはとにかく解散よ。
完璧に。二〇〇パーセント

85:おさかなくわえた名無しさん
08/10/31 00:43:22 WpYNvdlz
200パーセント。
それは端的に言って、そうなるのには間違いなく余り余るほどの可能性がある、ということだ。
「どんな物事にも、それが大きくひっくり返ってしまう瞬間がある。それは望むと望まないに関わらずやってくる、急な変化なんだ。僕たちはそれに呑み込まれ、成り行きに身を任せるしかない。」
最後の瞬間の大きな変化。
僕はこの祈りにも似た気持ちを持って、ブラウン管の向こうにいる麻生太郎を眺めた。
やれやれ。
円高、株安はそれでも変わらない。

86:行き
08/10/31 02:03:07 E28tVuBg
ねぇ、そういう時大人はお酒を飲むんでしょう?

87:おさかなくわえた名無しさん
08/10/31 02:13:32 WpYNvdlz
彼女はそう言ってコロナ・ビールを冷蔵庫から取り出し、カットしたライムを瓶の口に添えた。
「そうだね」僕は頷いた。「大抵の大人たちはそうするだろう。僕だって例外じゃない。ただ…、」
「ただ?」
「コロナ・ビールは苦手なんだ」

88:おさかなくわえた名無しさん
08/10/31 02:24:36 L2W2JYY/
コロナビールには
あの、お月様のようなライムをいれなきゃね。
やれやれ、彼女は三柑酢を入れてるみたいだ。


89:おさかなくわえた名無しさん
08/10/31 12:25:30 LlfzqD2v
「君はビールが飲めないんだっけ?」
僕の声は彼女に届いていないようだった
あるいは届いているが聞こえないフリをしているのかもしれない
「君はビールが飲めないんだっけ?」
僕は少し語気を荒げてもう一度言ってみた
「ねぇ、ちょっと静かにしてくれる?今いい所なのよ」
彼女は画面を見つめたままこちらを振り返りもしなかった
「一体何を見ているんだい?」
「生活板よ」
「生活板?」
「2ちゃんねるの生活板、面白いスレッドがあるの」
そう言って彼女は恐ろしいスピードでタイピングを始めた
やれやれ、こうなった時の彼女は誰にも手がつけられないのだ
恐らく後ろで火事が起こったとしても気が付かないだろう
しかし2ちゃんねるの生活板とは一体どんな場所なのか?
僕はぼんやりとそんな事を考えながらソファーに身を沈める
そして激しく射精した

90:おさかなくわえた名無しさん
08/10/31 17:52:18 yIhqg27Z
教えてあげないよ!
ジャン!

91:おさかなくわえた名無しさん
08/10/31 18:04:23 fO1DDZ4r
オーケー認めよう。
パフュームはのっちとかしゆかだけで充分だ。
あーちゃん?
それにどんな意味があるっていうんだ?

92:おさかなくわえた名無しさん
08/10/31 18:13:07 KOfqAm9/
>>90
不意打ちで吹いた

93:おさかなくわえた名無しさん
08/10/31 19:11:42 aIlsGpcr
あなたがそんなこと言うなんて驚いたわ。
そりゃ私だって面白いと思ったわよ。
でもあなたがそんな風に笑うなんて想像できなかった。
なんとなくよ。

94:おさかなくわえた名無しさん
08/10/31 21:44:16 WpYNvdlz
「違う人間になってみたくなる時がある。大声でゲラゲラ喚くように笑ったり、コロナ・ビールにミツカン酢を入れて一気飲みしたり。そんなことをすればするほど、いつもの『僕』は薄らいでいく。まるで最初からそんな人間など存在しなかったようにね」
僕はテレビジョンのスイッチをオンにした。
ブラウン管の向こうでは、かしゆかとのっちに挟まれて高見沢(ジ・ALFEE)がダンス・ダンス・ダンス。

95:おさかなくわえた名無しさん
08/10/31 21:54:03 lC6FtvyB
ちょっと春樹読んでみようと思ってノルウェイの森買いに行ったんだが、
どうやら間違えて何か別の官能小説を買ってしまったみたいだ(^o^)\

96:おさかなくわえた名無しさん
08/10/31 21:56:43 LlfzqD2v
バカみたい

97:おさかなくわえた名無しさん
08/10/31 23:09:57 fO1DDZ4r
僕は・ノッチが・好きだ。

98:おさかなくわえた名無しさん
08/11/01 09:44:31 RfUGGlhf
やれやれ
コロナ・ビールだと信じていたがコドモ・ビールだったようだ
軽い目眩を覚え僕は激しく射精した

99:おさかなくわえた名無しさん
08/11/01 10:03:22 PQHxNYz9
『自分に同情するな』

やれやれ、あなたは立派な人だよ。 

ジブンニ ドウジョウ スルナ

100:おさかなくわえた名無しさん
08/11/01 10:25:43 R8IG6/aj
100げとー



101:おさかなくわえた名無しさん
08/11/01 11:54:33 +YlnUY0N
やれやれ
僕はいやがるのっちの中ををペニスで、我慢の限界まで存分に味わった後
何度も何度も射精した。

102:おさかなくわえた名無しさん
08/11/01 12:36:31 ShiVp470
私が断言する。あなた達はまともじゃないわ。

103:おさかなくわえた名無しさん
08/11/01 16:45:35 3WYTmiuN
僕はのっちがいのっちに見えた。
幻覚か・・・・ふと目を落とし力なく笑った。

104:おさかなくわえた名無しさん
08/11/01 18:14:24 PQHxNYz9
『比較的まともなんだよ』と、僕は言った。

105:おさかなくわえた名無しさん
08/11/01 18:43:12 /nwyrk92
やれやれ。
どうやら僕は「のっち」ではなくて「いのっち」に恋してしまったようだ、と気がついた。
それは三日間続いた長い長い嵐のあと、気まぐれな空が突然気前良く見せてくれた虹に似ていた。

106:おさかなくわえた名無しさん
08/11/01 22:06:44 +YlnUY0N
「ね、ここにいる人たちがみんなマスターベーションしているわけ? シコシコッって?」と緑は寮の建物を見上げながら言った。
「たぶんね」
「男の人ってのっちのこと考えながらあれやるわけ?」
「まあそうだろうね」と僕は言った。「株式相場とか動詞の活用とかスエズ運河のことを考えながらマスターベーションする男はまあいないだろうね。まあだいたいはのっちのことを考えながらやっているんじゃないかな」
「スエズ運河?」
「たとえば、だよ」

107:おさかなくわえた名無しさん
08/11/01 22:58:42 PQHxNYz9
『ふ~ん』
彼女は興味深そうに僕の目を覗き込んだ。

108:おさかなくわえた名無しさん
08/11/02 01:08:01 ghqAbCxl
お、お、女の子もするのかな?

109:おさかなくわえた名無しさん
08/11/02 01:17:03 MXP4yFNG
黙りなさい

110:おさかなくわえた名無しさん
08/11/02 12:09:44 Yq3sneBQ
>>74
その未知の客は女性だった。
美しいわけではない。しかし、その風貌は僕の心を惹きつけた。
顔?体?身のこなし?
どれがどう僕の心を惹きつけたのかはわからない。
しかし、その女性は、なぜか僕の心の深層部に入り込んできた。
その部類の雰囲気を身にまとっていた。

111:おさかなくわえた名無しさん
08/11/02 12:15:33 Yq3sneBQ
「ビール」
その女性はただそう言った。その言葉は有無を言わせない重みを持ったものだった。
為政者に向いているんだろうな。それか、社長にでもなればいい。僕はぼんやりと返事をしながらそう思った。
僕の店で取り扱っているビールはハイネケンだ。日本のビールはまずい。これだけは、僕の人生のなかで胸を張っていえることだ。
中ジョッキに機械でビールをいれ、おぼんにのせてその新しい客のもとへ持っていく。
「どうぞ」


112:おさかなくわえた名無しさん
08/11/02 22:31:43 UoG928yw
「ありがとう」
彼女の言葉は、いくばくかの感情を含んでいた。
それは好むと好まざるとにかかわらず、僕の理性を揺さぶるのに十分だった。

ハイネケンが彼女の喉を潤す。
カウンターのこっち側で、僕はおもむろに射精した。


113:おさかなくわえた名無しさん
08/11/02 22:37:55 5qQHwBal
お前ら面白過ぎるだろうがwww 食ってたオールレーズンこぼしたwww

114:おさかなくわえた名無しさん
08/11/02 22:45:24 NGxdI8zf
僕は村上春樹を読んだ事がないんだけれど、このスレを読んで
・ナカタさんはうなぎが好き
・僕はよく射精をする
という知識を得たんだ。やれやれ

115:おさかなくわえた名無しさん
08/11/02 22:45:56 KOeRb8ub
オールレーズン。ねえ、それって美味しいの?



116:おさかなくわえた名無しさん
08/11/02 23:15:42 wI2pKt8q
オールレーズンなんてね、奥さん、あれは格好だけ、ノーガキだらけ。

117:おさかなくわえた名無しさん
08/11/02 23:17:41 x/4sD7YF
オールシーズン?
・・・・
やれやれ、僕はまた幻覚を見てしまったようだ。

118:おさかなくわえた名無しさん
08/11/02 23:23:12 Yq3sneBQ
>>112
それは素晴らしい快感だった。
彼女がビールを飲んでいる姿を見て、射精する。自慰行為。
カウンターを隔てて、あちらはビール、こちらは精子。
あのビールは精子なんだ。
そう思うことで僕の興奮はより高まった。
しかし、悟られてはならない。
仕事をしながら射精する店主がいたら店はつぶれる。
これは現実的な問題だ。

119:おさかなくわえた名無しさん
08/11/02 23:39:00 MXP4yFNG
ここにいるおじさん達は小さな女の子のパンツを集めたりしてないよね

120:おさかなくわえた名無しさん
08/11/02 23:42:43 oLzLH8JQ
   ,,,,,,,,,,,,,,,
 / ,,,, ,,,,\
|  ・  ・  |  
|   ⊃  |   それはファッショナブルじゃない。
 \ ー  /

121:おさかなくわえた名無しさん
08/11/02 23:47:01 98tHOyL3
やれやれだぜ

122:おさかなくわえた名無しさん
08/11/03 00:58:51 Mrk936tz
パンツを盗む。
少女のパンツが僕のものになる。
パンツがなくなって少女が困る。
僕は興奮する。

それだけのことだ。

123:おさかなくわえた名無しさん
08/11/03 01:37:32 q++AMfJW
虚ろな表情でパンツを頭に被った。
懐かしい匂いがする・・・・。
緑の大地の上で手を広げる、あのイメージだ。

シンシヨウ Lサイズ

124:おさかなくわえた名無しさん
08/11/03 04:01:20 WZXNrj8d
   ,,,,,,,,,,,,,,,
 / ,,,, ,,,,\
|  ・  ・  |  
|   ⊃  |   オーケー認めよう、それは僕のスタイルじゃない。
 \ ー  /

125:おさかなくわえた名無しさん
08/11/03 11:48:23 HOEDGIzC
その時僕はふと、あの草原の真ん中で、僕を優しく射精に導いてくれた直子の事を思い出す。

126:おさかなくわえた名無しさん
08/11/03 14:03:34 WZXNrj8d
   ,,,,,,,,,,,,,,,
 / ,,,, ,,,,\
|  ・  ・  |   冷たいようだが
|   ⊃  |   ファックはファック、手こきは手こきだ。
 \ ー  /

127:おさかなくわえた名無しさん
08/11/03 15:57:41 BLTYOE1Z
ナカタには性欲というものがありませんので、
性欲がどういうものかリカイできません。

128:おさかなくわえた名無しさん
08/11/03 17:13:19 IiWahs7o
しかし、いつの間にか中田氏の味だけはしっかりと覚えてしまったようだ。やれやれ。

129:おさかなくわえた名無しさん
08/11/03 20:09:56 Mrk936tz
>>118
「あなた射精したわね。臭いでわかるわよ」
その客に見破られた。やれやれ。閉店か。


130:おさかなくわえた名無しさん
08/11/03 23:05:04 WZXNrj8d
   ,,,,,,,,,,,,,,,
 / ,,,, ,,,,\
|  ・  ・  |   
|   ⊃  |   やれやれ、みんなが僕に憧れる。
 \ ー  /


131:おさかなくわえた名無しさん
08/11/03 23:09:29 D8inN0Kc
最近、肌寒くなったきがする。今年も寒い冬が来たようだ。
早速、押入からコートをだすってばよ!!!

132:おさかなくわえた名無しさん
08/11/03 23:27:31 HOEDGIzC
そして今年も僕は押し入れからコートを出す。 
僕はこれから何度同じ事を繰り返していくのだろう。

133:おさかなくわえた名無しさん
08/11/04 02:19:59 fJ4KBZXI
やれやれ寒くなってきたな。僕は押入れからこたつを出した
そして射精をした

134:おさかなくわえた名無しさん
08/11/04 18:40:57 it8Wejj9
   ,,,,,,,,,,,,,,,
 / ,,,, ,,,,\
|  ・  ・  |   どうして僕がイケメンだって気づかないんだろう?
|   ⊃  |     
 \ ー  /     

135:おさかなくわえた名無しさん
08/11/05 03:33:20 wo3f9tKL
「あなたって最低よ。」

136:おさかなくわえた名無しさん
08/11/05 13:35:33 OJTqVJj1
   ,,,,,,,,,,,,,,,
 / ,,,, ,,,,\
|  ・  ・  |   僕の書いた小説は説得力があるだろう?
|   ⊃  |     
 \ ー  /     

137:おさかなくわえた名無しさん
08/11/07 00:49:57 r7/3EwH/
私のことどれくらい好き?

138:おさかなくわえた名無しさん
08/11/07 14:34:33 16nIgual
教えてあげないよ!
ジャン!

139:おさかなくわえた名無しさん
08/11/08 02:02:54 272M5BU2
「鳥のフンが当たる確率くらい好きだよ」

140:おさかなくわえた名無しさん
08/11/09 00:02:02 aHftLgUR
「それってすごくキュートね
じゃあ、私のことどれくらい嫌い?」

141:おさかなくわえた名無しさん
08/11/09 00:08:02 uhC/WHso
「蛸を茹でると赤くなる確率くらい嫌いだよ」

142:おさかなくわえた名無しさん
08/11/09 00:15:18 6+whu4/p
「ちょっと何言ってるかわかんない」

143:おさかなくわえた名無しさん
08/11/09 00:43:52 j9GS/GIh
やれやれ
そして僕は激しく射精した

144:おさかなくわえた名無しさん
08/11/09 00:45:50 /tA5qve9
Mかよw

145:おさかなくわえた名無しさん
08/11/09 01:16:45 cHcdTwDz
「あなたも、早く恋人作りなさいね。」と彼女は言った。

     ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「なら、僕のことを好きな女性は誰なんだ。」
と言いたくなったがやめた。
そんなことを聞いていったいどうなるというのだ。
彼女が教えてくれるはずがなかった。
しかし、僕に今必要なのは具体的な可能性だった。

僕は、22を過ぎて恋人というものに巡り会ったことがないことに少しずつ乾きを感じていた。
ビールでは潤しきれない感情だった。

146:おさかなくわえた名無しさん
08/11/09 01:44:29 LZz0sqgE
ねえ、あなたもっと自分に自信を持った方がいいと思うわ。
悪くないわよ、あなたの顔。

147:おさかなくわえた名無しさん
08/11/09 09:42:10 sNQCDPcY
鏡を覗きこむとまるで生まれたての猿の赤ん坊のような僕がいた


148:おさかなくわえた名無しさん
08/11/09 17:18:46 2hVvyK17
「人間顔じゃなくて、中身なのよ」

彼女の言葉が浮かんだ。



やれやれ。それにも限度っていうものがあるだろう。

149:おさかなくわえた名無しさん
08/11/09 17:53:56 j9GS/GIh
い、いや、ぼぼぼぼぼ僕はなな中身が、だだ大事だとおおお思う

150:おさかなくわえた名無しさん
08/11/10 12:16:35 noprdc+j
彼女の亡霊が僕のペニスを苦しめた

151:おさかなくわえた名無しさん
08/11/10 17:26:29 e0vFba2y
そして僕は射精する

152:おさかなくわえた名無しさん
08/11/11 13:27:02 aGQJunoF
「ねぇあなたの小説はペニスが出てくるけどあなたのペニスはまるで落ちない煙草の灰よ」

153:おさかなくわえた名無しさん
08/11/12 05:10:25 00m2Wfpo
「僕だってもう若くないんだ。仕方ないよ。」

僕が喋っている間でも僕の睾丸では精子が次々と生まれていく。
やれやれ。

154:おさかなくわえた名無しさん
08/11/13 00:33:11 jpUr/5NE
「ときどきスレを上げておくのも悪くないと思うんだ。」

155:おさかなくわえた名無しさん
08/11/13 00:40:54 GnRxb244
やれやれ、昼夜逆転してしまったようだ

156:おさかなくわえた名無しさん
08/11/13 01:01:26 nX4S67dt
やれやれ、僕は射精した

157:おさかなくわえた名無しさん
08/11/13 02:16:00 WL1yYymh
わからなくもないな

158:おさかなくわえた名無しさん
08/11/13 15:51:49 GnRxb244
そうかもしれない

159:おさかなくわえた名無しさん
08/11/13 18:16:40 V9yCcC/S
射精ネタはやれやれだぜ

160:おさかなくわえた名無しさん
08/11/13 23:08:41 AuQHJG9P
やれやれネタもまた、射精しそうな位 つまらないな


161:おさかなくわえた名無しさん
08/11/15 01:10:55 JwIBcVuo
そうだね、なんか比喩とかでがんばってほしい。

162:おさかなくわえた名無しさん
08/11/15 01:21:57 W54uFA0x
でも一番欲しいものは一番遠いのよね
あなたっていつもそう

163:おさかなくわえた名無しさん
08/11/15 02:52:40 f1/QTx8R
「それは、メタファーとしての 羊なんだ」

そう口にすると僕は、まるでうきうきしながら
白雪姫の帰りを待つ小人の様に軽やかな動きで、
シャツにアイロンをかけはじめた


164:おさかなくわえた名無しさん
08/11/15 10:44:52 xwlQ5xN6
「上手く踊るんだよ」

僕は羊男の言葉を思い出した。

165:おさかなくわえた名無しさん
08/11/15 19:59:53 SZtZM1Eu
       ./⌒ヽ
 ♪    ( ^ω^)   ♪
      (( (っ  )っ 
       (  っ _フ 
       (_/ 彡 彡

166:おさかなくわえた名無しさん
08/11/17 09:07:14 BVwLFL6Z
これから僕は少し遅れて職場に行く
別に遅刻というわけではない
朝に少し春樹スレに顔を出すだけでこうも仕事前の鬱々とした気分が晴れるのを僕は初めて知った


167:おさかなくわえた名無しさん
08/11/17 20:20:13 A++EEH4C
やれやれ、今、仕事が終わった
僕は職場から携帯で書き込みをする
そして、朝の書き込みを少し訂正しなければならないことに気付いた

×少し遅れて
○いつもより少し遅れて

これから帰宅したら、僕は何らかの春樹作品を読み返したいと思う
というのも、純粋に彼の小説が恋しくなったのと同時に思いがけず彼の口調で話す能力が鈍ってしまったからだ
やれやれ、時の流れとは恐ろしいものだ

168:おさかなくわえた名無しさん
08/11/18 20:30:45 RhuYyhPW
「別に興味ないわ」
と、いった感じで彼女は肩をすくめた。 

とても表現方法が豊かだ。

169:おさかなくわえた名無しさん
08/11/18 20:42:17 Dl+jIU2o
>>167
鈍ったのではなくて、それはもう喪われてしまったのよ

170:おさかなくわえた名無しさん
08/11/21 11:41:57 dubAWwD4
夜の海に降る雨のようにネ♪

171:おさかなくわえた名無しさん
08/11/21 17:18:00 r1/iuiAa
とかなんとかいっちゃたりしちゃったりなんかしてえ~

172:おさかなくわえた名無しさん
08/11/21 23:38:40 +c4+uDt7
「あなた今、何て言ったの?」

173:おさかなくわえた名無しさん
08/11/22 19:00:05 HJ0TgzR2
ナカタってSHERBETSのベース、仲田憲市さんの事ですね。わかります。

174:おさかなくわえた名無しさん
08/11/22 19:08:26 pLrly5NF
今夜はモツ鍋です
モツもニラもナカタの好物であります

175:おさかなくわえた名無しさん
08/11/24 13:02:17 HD4qszal
「あなたの言ってることってちょっとおかしいんじゃないかしら?
つまりナカタさんはモツもニラも食べないのよ。絶対に。」
そう言って彼女はトニックウォーターを飲み干した。

176:おさかなくわえた名無しさん
08/11/25 22:33:39 VjE6knxW
話はそれっきりだった。
彼女はそのまま黙りこんでテレビを観ている。

僕は台所で食器を洗いながら漠然とした違和感を感じた。
やがてその違和感は大きくなり頭の中で警鐘が鳴りはじめた。

何かおかしい
何かが間違っている
それも致命的な何かだ

177:おさかなくわえた名無しさん
08/11/25 22:38:37 liLJRv0N
ナ カ タ ノ コ ウ ブ ツ ハ モ ツ ト ニ ラ

178:おさかなくわえた名無しさん
08/11/26 15:24:24 55c9zDeJ
限りなく透明に近いモザイク

179:おさかなくわえた名無しさん
08/11/26 20:59:50 JzhVAC7+
>>178
残念だけど、それは村上違いなのよ。
私の言いたいこと、わかるかしら?

180:おさかなくわえた名無しさん
08/11/27 03:16:02 SBTXJD+A
つまり顔射と夢精したわね。臭いでわかるのよ

181:おさかなくわえた名無しさん
08/11/28 08:42:03 7K+eVizt
やれやれ、僕は激しく射精した
画面にはおすぎが笑っていた


182:おさかなくわえた名無しさん
08/11/28 12:26:44 zFJDtceh
かわいそうなねじまき鳥さん

183:おさかなくわえた名無しさん
08/11/29 11:25:18 4xm6rWrk
ともさかりえ
URLリンク(www.huhka.com)

184:おさかなくわえた名無しさん
08/11/29 14:02:42 upvv9Inx
やれやれ、なんだって休日の朝にグロ画像なんて見なくちゃいけないんだ。

185:おさかなくわえた名無しさん
08/11/29 16:39:09 mBFZC59W
なんで釣り餌がともさか?

186:おさかなくわえた名無しさん
08/11/29 20:37:00 4xm6rWrk
>>173

SHERBETSって元BLANKEY JET CITYのベンジーこと浅井健一のバンドだべ?

187:おさかなくわえた名無しさん
08/11/30 17:42:25 tSQ6O8db
「何を言っているのか分からないわ」
やれやれ世代の差か

188:おさかなくわえた名無しさん
08/12/03 00:47:58 YPcAi8O9
ねぇあなたの小説読んで私、あなたのことが気になっちゃったの
それでね、インターネットで画像検索してみようと思うの、どう思う?

189:おさかなくわえた名無しさん
08/12/03 07:51:07 qg2ADRaN
「好きにすればいいさ。」
僕は茹で上がったパスタから立ちのぼる湯気を見るともなく眺めながら答えた。
「だけどそれはとても難しいことなのかもしれない。
もしかしたらそれによって君は大切な何かを失うことにもなりかねないんだ。」

僕らはしばらく換気扇の低いうなりを聞いていた。

190:おさかなくわえた名無しさん
08/12/03 09:36:30 4oiP6HpJ
>>188-189
吹いた

191:おさかなくわえた名無しさん
08/12/03 12:49:40 9+DVceEQ
「パスタ」でスレ内検索5件w

あなたは本当にパスタが好きなのね
画像を見た限り屋台のラーメンの方が似合ってるわよ

192:おさかなくわえた名無しさん
08/12/03 16:06:18 6gLWZK+p
やれやれ

193:おさかなくわえた名無しさん
08/12/03 16:07:19 6gLWZK+p
ぼくは

きみたちが

すきだ

194:おさかなくわえた名無しさん
08/12/03 18:44:32 q8bdvUWG
アンナコトガ デキタラ ドンナニ イイダロウ

1975年の僕はいつもこんなことを思っていた。
あんな夢。こんな夢。この世界は夢だけで出来たアメ細工のようにとてもキレイで
とても壊れやすかった。世界のどこかで、沢山のアメ職人が、壊れたアメ細工を
片っ端から直していくのだ。
なんて素敵な世界。アメ細工。

彼女(あえてこう表現をする。でもロボットだったのかもしれない。ひどく
出来そこないの)は、アメ細工をすべて本物に変えてくれた。
不思議なポケットひとつで。

「つまりね」僕は言った。
「空が飛びたいんだよ、小さい頃からそう思ってた」
タバコをつまらなそう消すと彼女は「バカみたい」と言って、ポケットをもぞもぞと
やったあと、小さなプロペラを取り出した。
「はい、これがあなたの欲しいものよ。どう。バカみたいでしょ?」
全く、その通りだった。



「今ね、ジャイアンにおいかけられてるんだ」
僕が息を切らして言うと、彼女は電話の向こうで「バカみたい」と言った。

195:おさかなくわえた名無しさん
08/12/03 18:48:10 gAHSM2xn
よ、よ、よくわからないな

196:おさかなくわえた名無しさん
08/12/04 01:47:31 mwuEcXcq
ねえ、何度も言うようだけど、作中のそれは「パスタ」ではなく「スパゲッティ」なんだよ。
僕は辛抱強く、ゆっくりと区切りをつけながら、彼女にそう言った。

僕は、ピーナッツバターみたいにしつこい性格をしているのだ。

197:おさかなくわえた名無しさん
08/12/04 06:27:25 9HZuFZyD
彼女は考えこみながらコーヒー・カップの中のスプーンをかちゃかちゃとまわした。

「信じられないな」


198:おさかなくわえた名無しさん
08/12/04 08:13:39 P5YQNMwt
「無理に信じなくてもかまわない。
だけどそれは、紛れもない事実であり、真実なんだ」

彼女はテーブルの上のクリープに手を伸ばした。

僕の頭の中にはレイディオヘッドの「Creep」が流れていた。

199:おさかなくわえた名無しさん
08/12/04 17:36:25 x44bsnR1
スパゲッティである事と、彼女がそれを信じない事

その時、僕らは2つがまったく別の問題である事に気付いていなかった
それが大きな落とし穴だと気付いたのは不幸にもずっと後の事だった

200:おさかなくわえた名無しさん
08/12/04 22:10:13 VgET13hQ
スパゲッティか、パスタか。
そんな議論を僕は首をすくめてやりすごした。
嵐が去るのをそっと待ち続けることは実はそんなにたいしたことじゃない。

201:おさかなくわえた名無しさん
08/12/04 23:35:56 naUYSE0K
あなたのウィンナー茹で上がってるわ

202:おさかなくわえた名無しさん
08/12/04 23:39:50 mwuEcXcq


203:おさかなくわえた名無しさん
08/12/05 00:01:08 unj4x01r
彼女はクスクスと笑ってからコーヒーをひとくち飲んだ。

「ねえ、23歳の頃って何を考えてた?」

204:おさかなくわえた名無しさん
08/12/05 11:00:04 7RlJqRsG
>>202
喋ろよw

205:おさかなくわえた名無しさん
08/12/05 14:36:31 exstFADP
>>204
彼は「あ」しか喋れないのよ。

206:おさかなくわえた名無しさん
08/12/05 20:21:16 nDrSmhdN
>>204
ここ最近、僕に起こっている様々な出来事を、スーパーに売っている濃縮還元ジュースみたいに
ぎゅうっと突き詰めた結果、そういう言い回しになったんだ。

僕のスパゲッティは、もうすっかりのびていた。

207:おさかなくわえた名無しさん
08/12/06 00:39:41 JfJTvWki
>>203

「女の子と寝ること。」

208:おさかなくわえた名無しさん
08/12/06 00:43:16 dZ65M0Aq
>>207

悪くない答だな。

209:おさかなくわえた名無しさん
08/12/06 11:26:26 8ufhC6JL
確かに悪くない

210:おさかなくわえた名無しさん
08/12/06 21:23:42 som1wIYx
>>207さんったら、そんなことじゃ女の子と仲良くなれないわよ

211:おさかなくわえた名無しさん
08/12/07 02:21:24 dt6TyG+r
100パーセントの、女の子

212:おさかなくわえた名無しさん
08/12/07 03:28:36 Yq73Dh8k
彼は100パーセントの女の子になんて出会った試しがない。

なぜならわたしも彼に出会ったことがないから。
私達が出会わなければお互い永遠に100パーセントにはなれないだろう。

出会うことがなければきっと、自分にとって100パーセントの相手がいるなんて
知らずに暮らしていくことができる。

けれど、それって悲しい話だと思いませんか。

213:おさかなくわえた名無しさん
08/12/07 12:45:36 o0Ls0SD4
>>212

悲しい話だとは思うけれど、
君の文章は「村上春樹口調」からいささか離れている気がするんだ。
僕の書き込みを見て君は少なからず落胆していると思う。
でも僕は言わずにはいられなかったんだ。
「ごめんよ。」

214:おさかなくわえた名無しさん
08/12/07 23:45:32 kC3SIaiq
しかし、なんのテーマもなしに村上春樹口調で会話するというのはなかなか難しいものだね

215:1
08/12/08 00:25:48 i5tWutdj
僕は、肌がつっぱって紙のようになってしまった
頬を撫でた。
今、ここで「僕は実は>>1です」と名乗り出たところで、
一体どれほどのスレ住人が信じてくれるだろうか?

しかも、「スレタイに『生活について』と入れ忘れた」などと言って
スレ住人は僕を温かく迎えてくれるのだろうか?
答えはノオだった。
>>1は今日ユニクロに行っただとか、
そんな他愛もない話をしたかったのだ。

216:おさかなくわえた名無しさん
08/12/08 00:41:27 SPaxlB/i
ねえ>>1君、私はあなたの生活について一切関心がないの。
私が知りたいことは、あなたが何故こんなクソスレを立てたってことなのよ?
それを聞きたいのにあなたはいつも話を逸らすばかりで全然答えてくれないじゃない。
ましてや私達に温かく迎えてもらおうだなんて、随分と無責任だと思うわ。あなたって男性として最低よ。

217:おさかなくわえた名無しさん
08/12/08 00:43:19 SPaxlB/i
・・・ごめんなさい、ちょっと言いすぎだと思うわ。
私、今日生理なのよ。許して。

218:おさかなくわえた名無しさん
08/12/08 00:48:47 SPaxlB/i
age

219:おさかなくわえた名無しさん
08/12/08 01:42:29 LWdyv7PL
>>1君。これだけは言っておきたいのだけれど。
 このスレはクソスレなんかじゃない。
 それどころか、僕の毎日のささやかな楽しみの一つなんだ。」

そして僕はどこかに落としてしまった財布のことを考えた。
今頃は茂みの中で標的がやってくるのをじっと待っている狙撃兵のようにじっと息を殺しているのだ。
誰にも見つからないように。
僕を撃ち抜いたっていいから出てきてくれないか、と思った。

220:おさかなくわえた名無しさん
08/12/08 02:03:47 yM2XYyb4
サイフはナカタの好物であります

221:おさかなくわえた名無しさん
08/12/08 02:25:03 2Y+rpe+f
僕だってこのスレを楽しみにしてる。
君だけじゃない。

僕は好きでもないタバコに火をつけた

222:おさかなくわえた名無しさん
08/12/08 02:55:19 pzsgZCPd
そもそも「村上春樹口調で話すスレ」って、春樹本人はこんな口調で話すのだろうか?

のりを巻いたキウリをかじりながら、僕はそんな事をぼんやり考えていた

223:おさかなくわえた名無しさん
08/12/08 05:33:27 Fw3ufJ1j
「村上春樹(の作風)口調で会話するスレ」、
うん、そんな世界がひとつくらいあっても悪くはないんじゃない?

彼女は突如、面白い事を思いついた悪戯っ子の様な瞳でこちらを見上げた。

僕はといえば、キュウリみたいにクールだった。

224:おさかなくわえた名無しさん
08/12/08 11:27:46 V5yAf3u7
サバ、だな

225:おさかなくわえた名無しさん
08/12/08 12:31:39 chJoRtbO
ねぇ春樹君、あなた小説家なのに体鍛えてどうするのよ?
私は右手に持っていた煙草に火を点け素早く煙を天井へ吐いた

226:おさかなくわえた名無しさん
08/12/09 01:14:28 hvXWw8AS
>>225
いいかい、ボートはボート、ファックはファックだ


227:おさかなくわえた名無しさん
08/12/09 09:35:31 +WH86NyW
ピース

228:おさかなくわえた名無しさん
08/12/09 11:53:28 BlyIHJnW
>>227
ピース

229:おさかなくわえた名無しさん
08/12/09 23:39:24 hvXWw8AS
僕はシェービングクリームを7本買い、ドーナッツショップに入り、

コリコリとドーナッツをかじり、コーヒーを飲み、家へ帰った。


230:おさかなくわえた名無しさん
08/12/10 00:20:13 RgjawbhF
そういうのって素敵よね

231:おさかなくわえた名無しさん
08/12/10 00:25:31 BdYn83oP
お前らの一番好きな作品何?久々に読みたくなった

232:おさかなくわえた名無しさん
08/12/10 00:31:06 c0sUVgJs
>>231
世界の終りとハードボイルドワンダーランド

233:おさかなくわえた名無しさん
08/12/10 00:35:45 J2pY14lF
初めての文学村上春樹しか読んだことのない僕にとって
村上春樹風に話をするなんてとても困難なことなんだ

234:おさかなくわえた名無しさん
08/12/10 02:50:33 RgjawbhF
ねえ、ワタシお腹ペコペコで死にそうだわ。

235:おさかなくわえた名無しさん
08/12/10 08:48:45 JIzGYrxw
不快だ。この上なく不快だ。机の端でも齧ってろ。
彼ならそう叫ぶことができただろう。このうえなくスマートに。
でも、僕にできたことはといえばただ、黙って食べかけのドーナツを差し出すことだけだった。
それはみすぼらしい紙袋に入っていて、彼女がかすかに眉をひそめるのがわかった。

236:おさかなくわえた名無しさん
08/12/10 11:07:37 6BWG+X/0
ドーナツを差し出した後、僕はコーヒーを淹れた。
こういってはなんだが、僕はコーヒーの淹れ方にはいささか自信がある。
これを飲めば彼女の機嫌もいくらかよくなるはずだった。

>>231
「村上春樹は一通り読んだけれど
 ノルウェイの森、ねじまき鳥クロニクル、羊をめぐる冒険。
 最近読み返したスプートニクの恋人にとても感動した。」 

237:おさかなくわえた名無しさん
08/12/10 11:46:51 /ZhUSmTF
あたしは最近村上春樹にはまったわ
最初に国境の西、太陽の南をTSUTAYAで買って貪るように読んだわ
性描写が印象的だったわね、もちろんそれだけじゃないわよ
全作品集めるにはお金がないから、ほら、あたし貧乏じゃない?
それで、今近所の図書館に行ってノルウェーの森を借りてきているところよ
「ピース」とか鼻で笑っちゃったけど今のところ面白いわね
でも正直話題になるほど面白いかは微妙なのよ

238:おさかなくわえた名無しさん
08/12/10 13:35:55 nV2uM8+7
貧乏なおばさんの話

239:おさかなくわえた名無しさん
08/12/10 13:40:27 kU6LZYyR
彼女の言葉は次第に熱を帯び、ドーナツを持つ手がせわしなく動く。
いつもながら綺麗に整えられた爪の形に僕は見とれる。
しかしドーナツはそのような動きに堪えるにはいささか乾きすぎていて、かけらが机のあちこちに飛び散る。
やれやれ。

「ピース」
僕は結局、それだけ、言った。

240:おさかなくわえた名無しさん
08/12/10 15:34:44 Rn5jBRYM
>>238
失礼ね
あたしは20代よ

241:おさかなくわえた名無しさん
08/12/10 17:15:19 nV2uM8+7
僕は、>>240がそんな馬鹿げた事を本気で言っているのかどうか
いささか頭を悩ませた。「貧乏なおばさんの話」だぞ?
読んだ事がないというのだろうか。しかし、>>240なりのユーモアという線も考えられる。

しかし僕は今、それ以上に大きな問題を抱えていた。
僕だって、暇ではないのだ。


242:おさかなくわえた名無しさん
08/12/10 18:24:20 u119oZ7Q
あたしも暇じゃないわ
明日返却日なのよ
まるで追い込みの受験生みたいでしょう

ピース

243:おさかなくわえた名無しさん
08/12/10 21:34:20 7/X9EV4S
>>242
欧米か!

244:おさかなくわえた名無しさん
08/12/11 03:37:50 s1nnagbR
タカ&トシよりオードリーの方が面白いと思わないかしら?

245:おさかなくわえた名無しさん
08/12/11 22:39:40 tkX6+340
「ガリガリガリクソンとアイヒマンスタンダードが好き
と、言ってもきっとここの住人には伝わらないだろうな」

僕は心の中でそう呟くと、自分の孤立しがちな自我について思いをめぐらせた。

246:おさかなくわえた名無しさん
08/12/11 23:27:30 ZIJfpFCS
三十を過ぎた「若手」がしのぎを削り、年末にはグランプリも開かれる。
僕は次第に洗練されていく漫才に少し違和感を感じていた。

247:おさかなくわえた名無しさん
08/12/12 02:01:00 AhBNvaSU
ねぇ、私を笑わせたいならもっと頭を使う事ね。

248:おさかなくわえた名無しさん
08/12/12 18:25:46 Bc6sHnkE
そうかもしれない。
でも仕方ない事なんだ。

249:おさかなくわえた名無しさん
08/12/13 16:22:09 T/6fmqAP
ハワイの砂浜に行けばあなたに会える?

250:おさかなくわえた名無しさん
08/12/13 17:19:25 FFnqiJrb
RunRunRun

251:おさかなくわえた名無しさん
08/12/14 01:06:20 eQd/+OuV
>>249
会えるかもしれないし、会えないかもしれない。

それは、僕にもわからないんだよ。

252:おさかなくわえた名無しさん
08/12/14 10:23:15 0epW/VDk
わかるだろが!てめぇが浜辺で若い子の尻追っかけてんのは知ってんだよ!

253:おさかなくわえた名無しさん
08/12/14 10:26:24 0epW/VDk
取り乱しました。クルリンパッ

254:おさかなくわえた名無しさん
08/12/14 23:28:28 nkNnq4wO
「ねぇ」
彼女はたいして面白くなさそうにモニターを眺めながら言った。

「空気を読まずに無駄なレスを投下する人たちがいなければ、この
スレはもっとすばらしいものになると思うの」

「それって素敵みたいだな」
僕はグラスに三分の一ほど残ったウィスキーを飲み干してそう答えた。

255:おさかなくわえた名無しさん
08/12/15 10:34:32 AM1QBWLA
そして誰もいなくなった

256:おさかなくわえた名無しさん
08/12/15 12:00:03 A+1YvW3F
「誰もいないようだ」暗闇に目をこらすと、やみくろがこちらを見ていた。

257:おさかなくわえた名無しさん
08/12/15 12:06:26 XaTEQk6D
またここでマスターベーションしてるのね

258:おさかなくわえた名無しさん
08/12/15 13:14:23 yx3pbwyD
君は一体どこでマスターベーションしてるんだい?

259:おさかなくわえた名無しさん
08/12/15 15:34:03 3r0Eopk1
「誰もが花田勝のことを考えながらマスターベションをしているわけじゃない」
「花田勝?」
「たとえば、さ。」


260:おさかなくわえた名無しさん
08/12/15 15:34:33 azcsIyf+
>>258
「かわいそうなねじまき鳥さん。
あなたってそんなことしか言えないの?」




オーケー。認めよう。
僕は変態だ。

261:おさかなくわえた名無しさん
08/12/15 16:12:37 ytmsN7a6
やれやれ。

僕は無性に煙草が吸いたくなった。

262:おさかなくわえた名無しさん
08/12/15 18:04:35 yx3pbwyD
煙草はあなたの体から何かを奪うのよ。健康とかそんなものじゃないの。
風にそよがない木立を想像できる?
あなたが奪われ続けているのは、例えて言えばそういうものなの。

263:おさかなくわえた名無しさん
08/12/15 19:54:35 +14oAMtM
おまいら上手すぎワロタ。

264:おさかなくわえた名無しさん
08/12/15 20:33:32 CFxn/NsI
同じくワロタw

265:おさかなくわえた名無しさん
08/12/15 21:16:08 c3vN25WW
僕もそれに同意した。

266:おさかなくわえた名無しさん
08/12/15 23:24:21 pwa0FM/0
「オマイラウマスギワロタ」

彼はもういちど自分でその言葉を飲み下すようにひとりごちて
おもむろに射精した。

267:おさかなくわえた名無しさん
08/12/15 23:45:05 9tiLlAQw
「馬鹿みたい」
僕もそう思う。花田勝やワロタで射精するなんてあまりにも馬鹿げてる。
でもそれは必要なことだった。雛が羽ばたく練習をするのと同じだ。
目的のない試行錯誤はない。これは純粋な意味での練習なのだ。

268:おさかなくわえた名無しさん
08/12/16 23:54:05 h7mA7NF3
僕は目をつぶって花田勝のことを考えた。
僕は彼の大きな身体を愛撫することを考えた。
目をつぶる前からわかっていたけれど、
花田勝のことを考えながら勃起することはやっぱり無理だった。
僕はホモ・セクシュアルではないのだ。
当然のことだった。

269:おさかなくわえた名無しさん
08/12/17 00:43:14 1jJD8IOo
太った女と寝ることは僕にとって冒険だった。
しかし、太った男と寝ることは冒険なんてレヴェルではない。
馬鹿げた話だ。

僕は冷蔵庫を開け、缶ビールを一本取り出した。
上部に付いたタブを起こすと、なかに閉じ込められていた炭酸が開放される心地いい音が響いた。

270:おさかなくわえた名無しさん
08/12/17 02:28:17 jG+zAgGe
「あなたの考え方は狭量で偏屈だわ」
確かにそうかもしれない。
太っていない女の子と寝る事と太った女の子と寝る事に
一体何の差異があるって言うんだ。
もしかしたら太ったーここで言う「太った」というのはこれまで僕が培って
きた価値観の中で到底許容できないレヴェルの「太った」であるー女の子と
寝る事によってもしかしたら今までの人生ではあり得ない境地が開けるかもしれない。

像の耳のようにだぶついた脇腹、荒海に呑まれる頼りない小舟のように揺れる二の腕、
オンザロックのグラスからとめどなく滴り落ちる雫を連想させる汗。

想像してみると、太った女の子もなかなか悪くはなかった。

271:おさかなくわえた名無しさん
08/12/17 02:37:14 DeVmg4Zm
そう、太った男と寝ることは冒険でもなんでも無いし、馬鹿げた話でもない。
腹を下したら下痢するくらいに当然の事なのだ。

272:おさかなくわえた名無しさん
08/12/17 08:21:57 erJtdJdv
「ねぇ、あなたはもう分かっているはずだわ」
プルトップをつなげながら彼女は言った。
「これは、太った女の話でも、太った男の話でもないの。重要なのは」
「花田、勝なんだね。」
僕はカラカラに渇いた咽から次の言葉をしぼりだそうとした。
「そして、彼女はもう死んでいる。」
だが僕の言葉を引き継いだのは鼠男だった。

僕はどこでもない場所から花田勝の名前を叫び続けた。


273:おさかなくわえた名無しさん
08/12/17 11:47:18 iwvIasQ6
ちょうどその頃、花田勝は恵比寿ガーデンプレイスのバーで
オーダーしたビールを飲もうとしている所だった。

ビアグラスに注がれた琥珀色のビールのその泡は、まるで雪化粧の様に真っ白で、
彼の幸せな未来を約束してくれそうに思えた。

彼はユーモラスな雪男みたいに大きな身体を
カウンターの小さな椅子に申し訳なさそうに乗せて、「今、誰かが俺の事を呼んだ様な気がして仕方ないな」

待ち合わせをしているわけでもないのに、
落ち着きなく窓の外に目をやるのだった。


274:おさかなくわえた名無しさん
08/12/17 16:31:09 KG+zIHae
まさかの花田勝スレね

275:おさかなくわえた名無しさん
08/12/17 21:14:14 U+8VPEtG
やれやれ。
君たちはどれだけ僕の腹をよじれさせれば気が済むんだ。

276:おさかなくわえた名無しさん
08/12/17 21:22:05 7jX/zalD
「ねぇ、聞いていいかしら。・・・花田勝と私、どっちが好き?」


277:おさかなくわえた名無しさん
08/12/17 22:24:40 iwvIasQ6
>>276
ここでもし、「花田勝だよ」と答えたら、またしばらくのレス数を花田勝氏にご登場願う事になるのは、
空から槍が降ってくる確率より遥かに高い。

勝氏の事も決して嫌いではなかったが、世界中の可愛いものだけを集めて作り上げた様な
魅力的な女の子を前に、どうしてそんな事が言えるだろう。

僕は、「弟の方、」と答えた。


278:おさかなくわえた名無しさん
08/12/18 01:09:40 L/qlw0UW
「弟の、ほう」
きっちりと切りそろえられた髪を指で梳きながら、彼女は続けた。
「弟がいない一人っ子の自分は想像できる?」
「無理だね。弟は最初からそこに存在していたんだ。
 弟のいない僕は、比喩のない村上春樹の小説のようなものなんだ。」

279:おさかなくわえた名無しさん
08/12/18 02:04:47 vAQrcDM2
答えながら、僕は思った。
そう、弟は最初からそこに存在していた。というよりむしろ、弟が存在していたから僕も存在し得たのかもしれない。
存在自体が誰かに依存すること。僕はずっとそんな状態で生きてきた。
そしてそれは、誰もが賞賛すべきこと、のはずだった。
でもある日、僕は、僕自身の意志で、そんな場所から降りた。バイバイ。自由になるはずだった。
そうだ。確かに自由になった。
だけど気づけば、こうして弟は、靴底についたガムの噛み屑のように僕の人生にへばりついている。


280:おさかなくわえた名無しさん
08/12/18 16:49:47 bf029tYR
まるで、レコードを逆回転させた様な、妙な感覚とともに
僕の思考はそこで遮断された。僕は渋谷の交差点にいた。

ほんの数秒間の考察だったが、3時間位ここで立ち尽くしていた様に感じる。

僕は確かに「花田勝」を知っていた。ただ、顔を思い出そうとすると
何故か「弟」が出てきて邪魔をするのだった。

とにかく喉が渇いていた。よく冷えたビールと、ミックスナッツをつまみに頼もう。

僕は恵比寿行きの切符を買い、恵比寿ガーデンプレイスへと向かった。

281:おさかなくわえた名無しさん
08/12/18 17:19:52 fu8CEs1F
電車の中の居眠りで僕は不思議な夢をみた。

こんな夢だ。

僕は何も無い暗い部屋にいる。
そこへどこからともなく羊男が現れる。
「久しぶりだね」
「そうだね。」
「戦争は終わったかい?」
「もう終わったよ。でも毎日が戦争みたいなものさ。」

羊男は妙にもじもじしている。
何か僕に言いたい事があるようだった。
こういう時は黙っていたほうがいい。
僕は彼を急かさずに待つ事にした。

「今日はもう家に帰ったほうがいい」
「どうして?」
「アブないよ」
「僕は今から恵比寿ガーデンプレイスに行くんだ。」
「知ってるよ」
「ガーデンプレイスがどうしてアブないのだろう?」
「その場所がアブないんじゃないんだ」
「じゃあ、何がアブないの?」
「・・・・・」
「教えてくれないかな?」

羊男は困った様子で何も無い天井を見上げた
やがてゆっくりと話しだした
「ごめんよ、おいらが言っちゃいけないことになってるんだ」

282:おさかなくわえた名無しさん
08/12/18 17:32:34 L/qlw0UW
僕はまた軽い混乱に襲われた。
それはもう始まっていて、僕はもうそれに組み込まれている。

だがこれは夢だ。夢は夢でしかない。だが本当に夢なのか?
オーケー。
入り口にはいってしまった以上は出口からでるしかない。

僕は電車を飛び降り、中野ブロードウェイへむかった。
サンモールの入り口に立つ頃には、
あのいまいましい花田勝の幻影はすっかり消えていた。

283:おさかなくわえた名無しさん
08/12/18 18:14:40 KO+IUnes
メリークリスマス

284:おさかなくわえた名無しさん
08/12/18 18:16:18 zvkQpMj0
ミスターローレンス

285:おさかなくわえた名無しさん
08/12/18 18:26:22 fbIPiEmh
とにかく僕は何かに導かれるようにモールを歩いた。

途中、ぴちぴちに太ったゴシック調の女の子やセーラー服を身に纏った男の子とすれ違う。やれやれ、まったく終末的な光景だ。
オーケー、これは夢の中なのだ。現実はこんなものじゃない。
気持ちを落ち着かせるため、コンビニで買ったビールを飲む。

286:おさかなくわえた名無しさん
08/12/18 21:17:32 bf029tYR
コンビニエンス・ストアで買った缶ビールには、「ストロング・セブン」と書かれていた。

どうやらつい最近発売されたもののようだった。
僕は普段、ハイネッケンかバドワイザーしか飲まない。

アルコール7%のそれを喉に流しこみながら僕は、
今ではもう失われてしまった幻が、こちらをうらめしそうに見ているのを感じながら
なおもそれをやり過ごそうと半ばやっきになっていた。
「花田勝」には気をつけな。羊男はドーナツをかじりながら確かにそう言っていた。


287:おさかなくわえた名無しさん
08/12/18 23:09:29 64IrdA7E
僕は「ハナダマサル」に似た名前を思い出そうとしていた。
「ワタヤノボル」みたいな前だ。


「ハナナカジママサル」

ようやく思い出したその名前は、
僕が昔何度も読んでいた漫画の主人公の名前だった。
僕は預金してあった勇気をすべて引き出し、
彼がよく言っていた台詞を声に出してみた。


「ウォンチュー。」

288:おさかなくわえた名無しさん
08/12/18 23:29:29 Jvsjg3Vu
「ようするに」
所在なげに彷徨いながら消えてゆく煙草の煙を見つめながら言った。

「花田勝は単にこのスレを構成する一つのファクターでしかないんだよ。
別に花田勝でなくてもいいんだ、それが射精でもナカタさんでも、
もちろん太った女の子と寝る事でもいい、「村上春樹口調で会話」する
という現実的な問題さえクリアできればね。」

「あなたの言っている事はよくわからないわ。
目的を達成する為に意味の無い会話を続けるなんて馬鹿みたい」

「それも一理ある」

289:おさかなくわえた名無しさん
08/12/18 23:42:05 64IrdA7E
僕は言葉を続けた。

「それでも、僕らは踊り続けなければならないんだ。」
 このスレがdatという池に落ちるまで。」

「レスが1000に達したら?」

「もっとも喜ばしいケースがそれだね。
 その場合は、速やかにpart2が出来上がる。
 けれど、残念ながらその可能性はあまり高くない。
 僕らの会話はまだようやく3分の1、といったところなんだ。
 ハリウッド映画だったら派手なアクション・シーンが一段楽したところだし、
 『ねじまき鳥クロニクル』だったら間宮中尉の長い話がちょうど終わったところくらいなんだ。」

「あなたの話だって長いわよ。」

「話し出すと止まらないんだ。」

290:おさかなくわえた名無しさん
08/12/19 00:34:56 cB7m8Jg3
よくわからないな

291:おさかなくわえた名無しさん
08/12/19 00:56:10 e/4T3Hii
雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう

アニハヨフケスギニユキエトカワルダロウ

292:おさかなくわえた名無しさん
08/12/19 01:09:07 5uygvEOo
Silent Night Holy Night

293:おさかなくわえた名無しさん
08/12/19 01:58:11 5EWmHzTB
「クリスマス中止の知らせ」を、僕らはその時まだ知らずにいた。

294:おさかなくわえた名無しさん
08/12/19 02:36:30 FP1ZF4qH
クリスマスなんか僕には関係のないことさ。

295:おさかなくわえた名無しさん
08/12/19 09:07:32 0YOoOdxN
Silent Night Holy shit

296:おさかなくわえた名無しさん
08/12/19 10:14:03 O7stQ+aM
ピース

297:おさかなくわえた名無しさん
08/12/19 11:46:28 NBvqKAUY
「せっかくスレがうまく踊り出していたのに
 言ってみたいだけの1行レスなんてうんざりよ
 もし私がこんな綺麗なスレだったら、そんな残酷なことはしないわ。
 でもね、腐っているのよ、スレそのものが。そしてレスも。」

スレとレスは似ている。まるで双子のたっちみたいに。


298:おさかなくわえた名無しさん
08/12/19 17:32:43 5EWmHzTB
>>297
「スレとレスが腐っているだって?」
その考えは、あまりにも一方的過ぎやしないかな。

僕は彼女にそう聞き返そうとしたが、
驚きのあまり手に持っていたトンカチを取り落としそうになった。

そう、例え言いたいだけの一言レスが乱立したとしても、
僕らはいつだってそれらを立て直す事ができる。

少なくとも、僕にはその自負があった。
毎日だ。毎日こうしてやってきては、
このスレのネジを巻いているのだから。

299:おさかなくわえた名無しさん
08/12/19 18:12:12 NBvqKAUY
「あなたが持っているのはやっとこよ。
 トンカチとやっとこを間違えるような人に
 スレを立て直すことなんてできるのかしら?」

彼女はリンゴを貰うときのゾウみたいな寄り目になり、そして一気に言った。

「ここには、あなたと私の2人しかいないんじゃないかしら。
 なぜだか分からないけど、そんな気がするの。」


300:おさかなくわえた名無しさん
08/12/19 21:29:10 aXCteDir
>>299
あるいはそうかもしれない。

普段は携帯電話でちまちまレスしている僕 >>298
珍しくPCからもレスしている位だ。
どれ程このスレを愛しているか、君にはわかるかい?

そして、僕は生まれてこのかた「やっとこ」に対して
何の感情も持てないし、僕がこうして手にしているのは
やはり「トンカチ」なんだ。



301:おさかなくわえた名無しさん
08/12/20 00:29:12 30dMLkOY
私だってこのスレもあなたも好きよ。少なくとも
あなたが「トンカチ」に抱いている感情のようなものはあるわ。
でもね、>>300
あなたと一緒にいると、時々すぅっと空気が薄くなるの。
怖いのよ。携帯を持ったまま、井戸にストンと落ちちゃうんじゃないかって。

302:おさかなくわえた名無しさん
08/12/20 01:00:38 RbBtcQD2
>>299
「違う。そうじゃない」
僕は激しく首を振った。
そうじゃない。僕らはただじっと息を潜め、機会をうかがっているのだ。
まるでじゃれ合うリスを草むらから見つめる、孤独な蛇みたいに。

僕が世界に飛び込むとき、その世界の住民の多くは驚き、とまどうことになる。
僕はいかにしてその住民を刺激しないよう、世界と交わることができるかを考える。
その世界を見つめ、そこにいる自分を思い描く。
しかし一日という時間は、それらを描き切るにはあまりに短く、限られている。

0時の鐘が鳴ると同時に僕の描いた情熱は吹き消され、光は塗りつぶされる。意識が断たれる。
すべてが音もなく打ち砕かれ、永遠に失われてしまう。
そして次の日には、僕らはまた同じように世界と向かいあうことになるのだ。往々にして。

303:おさかなくわえた名無しさん
08/12/20 03:07:37 eAPVUDdH
これでおわかりいただけただろうか。

僕らが、流れを感じられない一行レスの乱立するこの世界を、
この様にいくらでも立て直す事ができるという揺るぎない真実を。

トンカチは果てしなくトンカチであり、間違っても途中で
「やっとこ」にはなり得ないという事実を。



304:おさかなくわえた名無しさん
08/12/20 10:18:47 xjywRTfm
うっせー馬鹿!誰だよ村上春樹
ハルヒなら知ってるぞバーカバーカ!
うんこうんこぶりぶりぷぅー

305:おさかなくわえた名無しさん
08/12/20 10:34:44 eAPVUDdH
土曜の朝、僕はシェービング・クリームで丁寧に髭を剃り、
洗濯物を干し、猫のサワラに餌をやり、おろしたて の白いジャックパーセルを履いて
読みかけのケルアックの単行本を片手に蕎麦屋へ向かった。


306:おさかなくわえた名無しさん
08/12/20 10:44:56 CRhXOd/f
「スレって、結局のところ、犬のハルヒみたいなものじゃないの?」
彼女はわからない、という顔をして不機嫌そうにそうつぶやいた。
「いや、それはちがう。ホース、そう、ホースみたいなものさ。でもそれは僕らにとって問題じゃない。
僕らは、今夜、四谷のラブホテルでレスをした、それだけのこと――」
僕が言い終わらないうちに、彼女はベッドから起きあがり、言った。
「ホースについて、軽々しく語らないでよ」
今思い出しても恥ずかしくなるほど、僕は、未熟だった。

307:おさかなくわえた名無しさん
08/12/20 12:09:28 Ubz7MpEF
   (~)
 γ´⌒`ヽ
  {i:i:i:i:i:i:i:i:}   このセーター
 ( ´・ω・)  しまむらで買ったんだ。
  (:::::::::::::)
   し─J
スレリンク(aasaloon板)

308:おさかなくわえた名無しさん
08/12/20 20:02:52 xfDMYJy/
>>305
猫のサワラは最初は綿谷ノボルって名前だったんだよな
なんでだっけ?

309:おさかなくわえた名無しさん
08/12/20 22:08:58 9Yjwv/FV
僕の結婚相手の兄の名前が「ワタヤノボル」。

310:おさかなくわえた名無しさん
08/12/21 03:08:10 O4oVJ/+r
「ねぇ、こんな口調はあなたらしくないと思うの。
なんていうか、もっとあなたらしくするための工夫って言うか、そんなものがあるべきじゃない?」

僕らしくするための工夫。それについて考える。

311:おさかなくわえた名無しさん
08/12/21 12:20:08 P66XENzF
ねえ、あなた、クリスマスもここでこんなことしてるつもりなの?
彼女を家に呼んで赤や緑のテーブルクロスを敷いた大きなテーブルで、
綺麗な大きい蝋燭を2本立ててまるで二人の愛の炎を燃やすかのように火をつけて、
丸々と太ったチキンや美味しいケーキ屋さんで予約した豪華なケーキを囲んで、
見つめあいながらシャンパンを飲むのって素敵だと思うの

別に誘ってるわけじゃないわよ

312:おさかなくわえた名無しさん
08/12/21 17:13:07 c8XT9FC+
わたしはパソコンの前にいて、そこに静かに腰かけていて、
誰にも私の姿は見えない。そんな気がしたわ。
ここからもう動きたくない、と思った。
もちろんそれが不可能なことは、私にも良くわかっていた。
いつかは現実がわたしたちを捕まえにやってくる。
そしてわたしたちはもとの世界に戻らなくてはならない。そうよね。

やれやれ、明日は月曜日・・・。

313:おさかなくわえた名無しさん
08/12/22 02:47:20 GKhMkE6Q
yj

314:おさかなくわえた名無しさん
08/12/22 14:59:24 YmQ0VSwm
月曜日の次には火曜日がくる。その次は水曜日だ。
誰だって知っている。
靴を頭に乗せないのと同じくらい純然たる事実。
つまり、僕が言いたいのは、24日も25日も平日だってことなんだ。
翌日の仕事の段取りを気にしながら、ケンタッキーチキンを食べ、
フェラチオやクンニもそこそこの乾いたセックスをするつもりかい?
おいおい、よしてくれよ、君の想像力はどこへいっちゃったんだい。
僕は春の小熊みたいにじゃれあってエア嫁とささやかに楽しむ。
それだけで満足なんだよ。

「二次元へお帰りなさい。そして、二次元嫁と暮らしなさい。」
311は全く感情のない目をしてそうつぶやいた。

オーケー>>312、僕たちはうまくやっていける。
だが僕はそれを口に出せないまま、射精した。

315:おさかなくわえた名無しさん
08/12/23 01:12:21 xWqkfVwK
イエス・キリストの生誕を祝う、ただそれだけの日。
僕は、トマトとバジルをあしらった熱々のピッツァと
よく冷やしておいたバドワイザーをテーブルに運んだ。
ラジオからは、「MerryX'mas ミスター・ローレンス」が小さく流れている。

とても静かで、孤独なクリスマス。悪くない。



316:おさかなくわえた名無しさん
08/12/23 12:52:43 344X8SGX
オーケー、僕はキリスト教徒ではない

何日か前に借りていたエー・ブイを観ることにした


317:おさかなくわえた名無しさん
08/12/23 15:52:44 xWqkfVwK
そのアダルト・ビデオの女優の顔に僕は見覚えがあった。
しかし、それを思い出す時間はなかった。

…オーケー、やれやれ、僕は射精した。

この、目眩すら覚える使い古しの常套句に、いささかウンザリしながら。

318:おさかなくわえた名無しさん
08/12/23 21:34:55 QU+VoyXp
「かわいそうなねじまき鳥さん、クリスマス前なのに右手が恋人なの」
笠木メイ、ずっと見ていたのか。

やれやれ、高校生に見られてしまうなんて。

319:おさかなくわえた名無しさん
08/12/23 21:45:54 omTBzYhX
ねぇ、ねじまき鳥さん。なによ、笠木って?私の名前は笠原よ。笠木じゃないわ。
いい?笠原メイよ。

320:おさかなくわえた名無しさん
08/12/24 00:22:37 4vk2q2NR
オーケー、認めよう
僕はこの聖夜を孤独に過ごしている

321:おさかなくわえた名無しさん
08/12/24 06:21:50 TnR3yY85
その日、僕は2日分の食料と水をナップザックに入れ、
レモンキャンディーを口の中で転がしながら、
縄梯子と懐中電灯を手に、あの井戸へと向かった。

クリスマスだって?サンタクロース?
そんなものが、真っ暗な井戸の底までやってくるはずはなかった。


322:おさかなくわえた名無しさん
08/12/24 18:31:47 p8t7k/7L
「飯島愛・・・」
その暗闇の中を蠢く何かが僕にそう言った気がした。

どうして「クリスマス・イヴ」に「飯島愛」なんかを思い出したのだろう。
そのAV女優のことなのだろうか?
それともそれが、形而上の何かなのだろうか?

そして僕はポケットに仕舞い込んでいた携帯電話のwebページを開いて酷く驚いた。

323:おさかなくわえた名無しさん
08/12/24 19:40:57 RCeLNV7z
彼女は誰とでも寝る女だったんだよ。

それだけだ。

324:おさかなくわえた名無しさん
08/12/24 20:51:45 8cyw8BZY
だけど僕は若い頃、随分彼女にお世話になった。

疑似本番だと知った時の衝撃は君には分からないだろう。


325:おさかなくわえた名無しさん
08/12/25 00:00:36 IP5296fy
そう、確かに擬似だったのかも知れない。
でもそれは仕事と割り切り彼女がそうしたかったのだろうし
所詮モザイクの向こうの世界の事だった筈だ。
それに彼女がこの世界に存在しなくなった今どうでも良いことの様に思えた。
それはまるでクリスマスの朝に、「学校で友達にサンタクロースなんて居ないんだぜ」と
声高に負け惜しみとも取れる自慢話をしている少年を連想させた。
そして僕は「サンタクロースなんて居ない。」と言ってみた。
その声は暗闇の中に歪なかたちで、いつまでもそこに留まっていた。
そして僕はタバコを一本取り出して火を点け、大きく吸い込んで、
ゆっくりと煙を吐き出し、彼女の冥福を祈った。
煙はいつまでも暗闇の中を漂った。エクトプラズマのように。

326:おさかなくわえた名無しさん
08/12/25 11:14:02 CQQCzoV6
「確かに彼女は、誰とでも寝る女だったかもしれない。
 だけど、幼い頃からテレビで見てきた人が
 亡くなるというのは、案外 寂しいものなんだよ」

僕は、マールボロ・ライトの煙草から口を離して言った。
「あなたの言うことは、わかるような気がするわ」
彼女が静かに言う。

327:おさかなくわえた名無しさん
08/12/25 11:35:32 HBloUm5i
「あの子、誰とでも寝る足軽女よ」


328:おさかなくわえた名無しさん
08/12/25 12:01:10 IP5296fy
「あるいはそうなのかもしれない。」と僕は言った。
「でもそんな君はお手軽女じゃないのかな?」と言おうとしたが止める事にした。
本来僕は争い事が嫌いなタイプだからだ。

329:おさかなくわえた名無しさん
08/12/25 12:52:44 zEbzhaeP
なにこのオナニースレwきめえ

330:おさかなくわえた名無しさん
08/12/25 13:16:06 +SUOQzT4
>>329
とだけ言い残すと、彼は街の雑踏に消えていった。

そう、どうしようもなく凡庸な、よくある台詞だった。
僕は振り返る事さえもしなかった。


331:おさかなくわえた名無しさん
08/12/25 13:44:08 RAFCpf//
「足軽って、それはまた意味が違うんじゃないかしら?」

彼女は独り言のようにつぶやいた。

332:おさかなくわえた名無しさん
08/12/25 15:21:05 RbJmSv7I
僕はカップルで溢れる雑踏の中、空を見上げながらビング・クロスビーのホワイト・クリスマスを歌った

アイー ニャニョニャニョニャー クリスマス



333:おさかなくわえた名無しさん
08/12/25 15:47:08 foq7Agjy
「適当にも程があるわ、村上春樹の小説でもありえないわ」
彼女は呆れて去っていった

334:おさかなくわえた名無しさん
08/12/25 19:45:39 +TJv/w/A
適当でもいいんだ。
やれやれ
君は世の中の全てに数学の方程式のような
答えがあると思っている。


335:おさかなくわえた名無しさん
08/12/25 23:22:33 bHni8Cjf
「ヨシミさん」の言い分によると、
民主党も割れて政界再編することが望まれているみたいだけど、
あなたはそれでいいの?

336:おさかなくわえた名無しさん
08/12/25 23:34:58 +TJv/w/A
あるレスラーの言葉なんだけど
「破壊なくして創造はなし」
一見、支離滅裂なフレーズなんだけど
今の僕には分かる。
今の政界には破壊が必要だということがね。


337:おさかなくわえた名無しさん
08/12/26 02:38:06 PLIA9R/6
「浜崎あゆみの曲にそんな歌詞があったわね」

彼女は2008年12月のカレンダーを見ながら呟いた

338:おさかなくわえた名無しさん
08/12/26 08:41:37 Ha5hieIc
そうやって、世界は破壊と再構築を繰り返す。


339:おさかなくわえた名無しさん
08/12/26 13:24:18 HeWn+ObW
ねぇ、宮崎あおいとワタシどっちが好き?

340:おさかなくわえた名無しさん
08/12/26 13:38:29 BP2t6JA2
そう言うと、稲森いずみは、怪我した猫の前足を診る獣医のような表情でボクの顔をのぞきこんだ。

341:おさかなくわえた名無しさん
08/12/26 16:58:27 g6h0of6+
「もちろんキミさ。」
「じゃあ、宮崎あおいに付き合ってと言われたらどうする?」
「付き合わないよ。」
「本当に?」
「本当に。」
「・・・宮崎あおいが抱いてって言ったら?」
「きみがいるから抱いたりしない。」
「本当に?」
「もちろん」

稲森いずみはじっと僕の顔を見た。

「嘘つき!」

と稲森いずみは言った。
しかし彼女は間違っている。僕は一つしか嘘をつかなかった。

342:おさかなくわえた名無しさん
08/12/26 19:59:28 slwBpbv9
そう
僕が好きなのは宮崎あおいはもちろん、
稲森いずみでもなかった。
それだけは言える。


343:おさかなくわえた名無しさん
08/12/26 21:02:25 LKLjhYV9
話し込むうちに残り半分ほどになったコーヒー・カップを置くと、彼女は口元にいたずらっ子の少女のような
笑みを浮かべて言った。


「まわりくどい言い方をするのね。」
            ・ ・ ・
「じゃあ、あなたが本当に好きなのは一体誰なのかしら?」

344:おさかなくわえた名無しさん
08/12/27 01:14:31 xO8eC+/5
やれやれ

僕は両手を頭で組み布団の上に寝そべると
壁際に貼ってある子犬のような笑顔の坂口憲二を見つめた

345:おさかなくわえた名無しさん
08/12/27 02:33:10 PVACOqnA
憲二の笑顔を見ていると僕の体の一部が
熱くなるのを覚えた。
こればかりはいくら説明しても
彼女には分かってもらえないだろう。
つまり僕は女性を愛せると同時に男性も愛せる
価値観の持ち主だからだ。


346:おさかなくわえた名無しさん
08/12/27 09:53:36 hj3A8Y7N
僕は憲二をもう一度見つめると右手が操り人形のように勝手に動いた
アッー!
僕は激しく射精した

347:おさかなくわえた名無しさん
08/12/27 10:05:12 +OIivVtq
僕は酷く驚いた。
何故3年前の(僕の記憶が正しければって云うことが前提ではあるが)
坂口憲二ネタがまた此処で始まっている事にだ。
彼らは一体今まで何処にいたのだろう?
僕は失われてしまった時間に少しばかり戸惑いを感じていた。

348:おさかなくわえた名無しさん
08/12/27 11:56:32 lCNEwdUw
つまりあなたは花田勝と坂口憲二どっちが好きなのよ?

349:おさかなくわえた名無しさん
08/12/27 16:56:34 PVACOqnA
やれやれ、
いつも君は二者択一を迫ってくる。
君のことは好きだし憲二も勝も好きだ。
確かに僕は誰とでも寝る節操のない男かもしれない。
でも、それっていけないことなのかな?


350:おさかなくわえた名無しさん
08/12/27 23:45:04 GO021uFS
やれやれ、またどこかで見た感じの文章ばかりだ。
僕らは幾度、この繰り返しのなかで過ごせばいいんだろうか。
なぜかって問いかけても、その問いは暗闇にこだまするだけで
ちっとも解決策にたどり着いていない。
スレタイくらい見ろよと誰かがつぶやく。

351:おさかなくわえた名無しさん
08/12/28 00:26:30 kxyOmtqX
当たり前だわよ
世界にあなたと私二人しかいないのよ

352:おさかなくわえた名無しさん
08/12/28 00:32:23 giFCBBHp
「なら、あなたならどうするの?」
彼女は今まで見せたことのないような
挑発的な顔で僕を見つめた。
更に
「スレタイなんて有って無いようなものでしょ?」
と侮蔑に満ちた表情で続ける。
確かにその通りかもしれない。


353:おさかなくわえた名無しさん
08/12/28 11:39:08 rfswDW2z
オーケー…やれやれ、僕は射精した。

…確かに僕は、余りにも使い古された、これらの常套句を避けて会話を続けてきた。

何故ならば、引用する事で見えない何かに
ひどく負けた気になるからである。

僕にとっては、道端の水溜まりの様なものだ。
それは避けて通られる。

比喩だ。比喩が足りないんだ。

354:おさかなくわえた名無しさん
08/12/28 12:02:21 urtiLnBN
ねえ、知ってる?
「サンドイッチ」じゃなくて本当は「サンドウィッチ」なのよ

355:おさかなくわえた名無しさん
08/12/28 16:26:36 qWHrba5c
と彼女は言った。
「なるほど」と僕は納得してみせた。

…どうでもいい。
神もマルクスもジョンレノンも、みんな死んだ。
僕らはただパンと、その間に挟まれたサラダを食べていればいいのだ。
あるいはたっぷりとマヨネーズを絡めたツナやハムエッグを。
そこに文字ひとつぶんの存在価値を見つける時間があるなら、
                          、、、、、、、、
僕はその時間を使って、ひとくちでも多くのサンドウィッチを食べる。

そんな甲乙論は、残飯を食べて満腹になったウェイターにでもまかせておけばいい。

356:おさかなくわえた名無しさん
08/12/28 21:43:06 4Ncg0PBj
素敵

357:おさかなくわえた名無しさん
08/12/29 13:12:05 +QzIuI1F
オーケー認めよう。
僕は東北の実家へ帰省している。
この街はコンビニエンス・ストアも
ジャズ・バーもないけれど、まるで世界の終わりの前のように
とても静かだ。
僕は祖母の出してくれた緑茶を飲み下すと、
スレ住人の皆さんに向かってつぶやいた。
「よいお年を」

358:おさかなくわえた名無しさん
08/12/29 18:09:45 UIywPzmm
あなたの東北弁聞いてみたいわ
きっと素敵ね

359:おさかなくわえた名無しさん
08/12/30 11:17:41 HPmVWafM
「どさ?」と彼女は言った。
「ゆさ。」と僕は言った。

360:おさかなくわえた名無しさん
08/12/30 12:31:59 6mrtW89Y
「悪いけれども君の東北弁は僕には全く理解できないんだ」
君は東北弁を話す。僕は関東弁を話す。
あるいは死にかけのダライ・ラマに向かって60年代のタフでハードなロック歌手がメッセージを送ることの方がはるかに有益かもしれない。
それぐらい僕と君の話す言語は異なっていた。

僕は何も>>357の言語を否定しているわけではない。
僕は彼とは違う世界を生きているということを言いたいのだ。
なぜなら僕は>>357のように帰る実家もなく、こうして年末に一人ネットに勤しんでいるのだから。

361:おさかなくわえた名無しさん
08/12/30 13:36:34 aXFpNMmM
ねえ、ワタナベくん。私は広島出身なんじゃ。ギギギ・・・

362:おさかなくわえた名無しさん
08/12/30 13:54:46 V0foM7/k
年末に帰省する。
或いは自宅で余暇を過ごす。どちらも細やかながら幸せだと思うんだ。
僕は年末年始は休みなしで馬車馬の如く働く。
まるでそこは戦場のような騒々しさで
永遠に終わりのない世界に思えてくる。
「サービス業を選んだあなたが悪いのよ」
と彼女は言った。
確かにそうかもしれない。
でも、それは参考書を見ながら答えを
言うようなもので全くフェアじゃない。
僕が就職した当時は元旦から出勤なんて
携帯電話の普及のように現実味のない話だったんだ。


363:おさかなくわえた名無しさん
08/12/31 18:09:29 POdtyDEg
それでも新年は、まるで静かに降る雪のように
皆の元に降り注ぐ。日本のサラリーマンにも、インドの富裕層にも、
あるいはミック・ジャガーのようなロック・スターにも
新年は平等なのだ。新しい希望だ。

ところで僕は、先ほど公営放送の新大河ドラマの
予告編を見て感動してしまった。
あの若い俳優は、思っていた以上にしっかりした演技をするようだった。
しかし問題は、僕は毎年のように「予告」を見て感動し、
本放送が始まると飽きてしまうという事実だった。

364:おさかなくわえた名無しさん
09/01/01 00:10:25 BGhaAIJj
ア ハッピー ニュウ イヤー!


365:おさかなくわえた名無しさん
09/01/01 00:16:01 3WDuKzU8
明けましておめでとう。
今年の元旦は木曜日だ。
年末年始は曜日の感覚が鈍くなるから覚えておいたほうが良い。

366:おさかなくわえた名無しさん
09/01/01 03:11:27 WgPpTAYF
おめでとう
今年の元旦は木曜日だ

僕は声に出してディスプレイに表示された文字を読む。どこか遠くにいる誰かの匿名的なメッセージだ。
それはいつも軽薄なふりをしていながら、ある場面にはとくべつな種類の力を発揮する。
ほとんどの人は、そのような力に気がつかないかもしれない。あるいは気づくかもしれない。
とにかく僕はその短いメッセージの中に、匿名という虚空のなかに閉じ込められた自分を照らし出す
一筋の光のような暖かさを認めることができた。

おめでとう

僕は同じようにキーボードで打ち込む。そして僕自身が打ち出す光に気づく。
僕は世界が光を放ち、吸い込むところを想像する。そのような世界の上を、今年も歩き続けるのだろう。
…悪くない。

367:おさかなくわえた名無しさん
09/01/02 10:04:51 /9sp9BxV
ねぇ、ノルウェイの森の映画化の話は知ってるわよね?
一体あなたの役は誰がやるのかしら
今から想像すると口から心臓が飛び出そうよ!

え?知らない?
映画作品・人板で見たわよ

368:おさかなくわえた名無しさん
09/01/03 10:57:03 wThnhl5Q
保守

369:おさかなくわえた名無しさん
09/01/03 16:08:16 j0z75x84
僕は休日にドーナツを食べた
ポテトサラダも作って食べた
すると彼女はおもむろに脱ぎはじめた
「私の陰毛は柔らかいの」
僕は写生した

370:おさかなくわえた名無しさん
09/01/03 20:57:38 VXpeH4Kj
僕は中華料理がだめなんだ。
ラーメン屋の前は息を止めて通り過ぎるくらいに。
『ラーメンがだめなんて人生の損失よ』。
オーケー、そうだね。
でも、いったい誰にわかる?
ラーメンが損か得か。


371:おさかなくわえた名無しさん
09/01/05 01:50:07 nIt6dWC1
「スプートニクの恋人」を読んでいる。
僕は嫌なことが予定に入っているときに、
村上春樹の小説を読む傾向がある

現実逃避。

オーケー認めよう。
僕は仕事に行きたくないんだ。


372:おさかなくわえた名無しさん
09/01/05 04:25:51 FXM9YIsx
他人とうまくやっていくというのはむずかしい。
ニートか何かになって一生寝転んで暮らせたらどんなに素敵だろうと時々考える。

373:おさかなくわえた名無しさん
09/01/05 12:18:00 OzkFDxt+
それを不言実行している僕はもうすぐ妖精になる。

374:おさかなくわえた名無しさん
09/01/05 21:15:36 VYmZBLoT
パチン。OFF.

375:おさかなくわえた名無しさん
09/01/05 22:23:57 xbdI8jSc
「ねえ、あなたは春樹の小説が好きなの?
 それとも春樹の言葉遣いが好きなの?
 変ね、時々その境界が分からなくなるわ」

376:おさかなくわえた名無しさん
09/01/05 23:31:20 VYmZBLoT
「境界なんか見たこともなかった」と僕は正直に言った。
「僕はどうすればいいんだろう」。
「月へ帰りなさい。あなたはもう三十五なんでしょ」と彼女は言った。
僕は肯いた。

377:おさかなくわえた名無しさん
09/01/06 00:13:20 Y17N/6/G
>>375
あるいは後者なのかもしれない。


378:おさかなくわえた名無しさん
09/01/06 04:34:47 z9rMX9qD
やれやれ。そんな事はどちらでもいいじゃないか。
相変わらず失業率は上がっているし、円高は続いている。

そして再び、ジョン・コルトレーンの様に力強くブックマークする。
ここへ来るのは何度目だろう・・・・・・。

379:おさかなくわえた名無しさん
09/01/06 14:00:45 J9rK6XIP
「このスレ、結構書き込みあるわね。」
「ここには上司の意向も文部科学省の意向も存在しない。自由な世界なんだ。」
「自由な世界・・・」
「しかし、このスレもいつかはなくなる。ディズニー映画の『砂漠は生きている』のように。
 最後には砂漠しか残らない。だってそうだろ? ひろゆきも2ちゃん譲渡したんだよ。」

380:おさかなくわえた名無しさん
09/01/06 14:13:41 jnWcuUHy
「はぁ?はぁ?」

僕はつぶやく。

381:おさかなくわえた名無しさん
09/01/06 18:52:15 A4u78vjr
「へぇ。へぇ」

僕はそっと彼女の乳房のような柔らかさのボタンを押した。


382:おさかなくわえた名無しさん
09/01/06 22:37:50 sPEx+1UE
>>381
あなたは下品の島の話をご存知ですか。

383:おさかなくわえた名無しさん
09/01/06 23:27:11 XkSrBzLM
やれやれ
僕はおせちにも飽きて鼻くそを食べた

384:おさかなくわえた名無しさん
09/01/06 23:38:18 A4u78vjr
>>383
すいません、悪のりしすぎたwww

385:おさかなくわえた名無しさん
09/01/07 00:12:48 AKObvCvN
『悪のり?』彼女は申し訳なさそうにうつむいた。
うつむかなくていいじゃないか。
高級海苔しか知らなくても世界は廻るんだよ。不完全に。
でも、いったいどこに完全がある?

386:おさかなくわえた名無しさん
09/01/07 00:17:40 M7NC2zxO

僕は・君たちが・好きだ。

あと10年も経って、このスレや僕の書き込んだレスや、
そして僕のことをまだ覚えていてくれたら、
僕のいま言ったことも思い出してくれ。

それじゃ、またいつもみたいなテクノカットの漫才師に戻る。



387:おさかなくわえた名無しさん
09/01/07 00:54:17 n5MtNJMB
「ねえねえ、マリオとルイージはどっちが強いのかしら?」

彼女は、そう言うと慣れた手つきでマリオを操作した。
ヒゲ男は一心不乱に甲羅を蹴り続ける。
小気味よい効果音がぴこん、ぴこんといつまでも鳴り響く。
この調子だと僕の出番は当分後になりそうだった。

388:おさかなくわえた名無しさん
09/01/07 01:27:55 M7NC2zxO
・・・ムッ・・・
ねえ、君は、しゃっくりの止まらなくなったレスを見たことがあるかい?
たぶん、これが・・・ムッ・・・最初だ。

こまるけどたかいあたま。・・・ムッ・・・



389:おさかなくわえた名無しさん
09/01/07 02:01:43 PAJsRvbL
「無限1UP?」と>>387が聞く。
「或いはそうかもしれない」とハミングする様に私は言う。そして沈黙に戻る。
そして夜は深くなる。

390:おさかなくわえた名無しさん
09/01/07 18:04:25 m4K+GNVA
兄はいつもこうだ。
グリーンの帽子をくしゃくしゃに丸め僕の出番を待つのを止めた。
「パスタにしよう」
セレクト・ボタンで茸を得、僕はパスタを茹でたんだ。

391:おさかなくわえた名無しさん
09/01/08 20:01:46 jU0Tpopk
一年ほど前から、夢の中でひたすら活字を追って片っ端から忘れることがしばしばある。
その忘れ方というのが本当にドラスティックなもので、しかし例え夢の中でも読んだ経験のみは
意識のどこかで認識し、覚えているんだ。
ところで、昨日、本当に奇遇なことなのだけれどその内容をうっすら覚えていたまま一度目が覚めたので
僕は半分寝たままその内容をルーズリーフに書き留めておいた。
その事すら忘れたままさっき風呂から上がったんだけれど、その記述によると
どうやら夢の中の僕は春樹口調で綴られた「スカイ・クロラ」をひたすら読んでいたらしい。
やれやれ、忘却というものは時として何よりの安全弁となることを認識させられた。

392:おさかなくわえた名無しさん
09/01/09 15:40:29 841m92vC
「あなたが夢を見たというのは分かったわ。それも不思議な夢。でも、私にはあなたが何を言いたい
のか分からないの。それは、私が不完全な人間だから? 私だって、ある程度論理付けて、物事を思
考することだってできる。でも、分からないの。」と彼女が言った。

僕はハイネケンを冷蔵庫から取り出し一口飲んで言った。
「それは君自身の問題であって、僕自身の問題ではない」と。


393:おさかなくわえた名無しさん
09/01/09 17:22:37 0yGYTAmF
「・・・ねえ、そういうのってひどいと思わない?」

394:おさかなくわえた名無しさん
09/01/12 22:36:40 thPTeFL6
今年はじめの3連休も僕は孤独だった。

395:おさかなくわえた名無しさん
09/01/13 05:46:19 uYCpS2PH
「どうしてこんなことがおきるのかしら」
 彼女はそう言っておすすめ2ちゃんねるを見つめた。
「戦国無双とこのスレに何の関係があるっていうの?」
「あるいは、村上春樹と本田忠勝が花田勝という井戸を通して出会った。
 ということは言えないだろうか」そう僕は言った。
「井戸?」
「つまりメタファーのことさ。花田勝を通して僕らはつながっているんだ
 むしろ彼を通さないと僕らはうまくつながることができない。わかるね?」
「関取」彼女はそう言って花田勝のような笑みを浮かべた。
「そう、関取」
 僕はそう言ってビールを飲んだ。


396:おさかなくわえた名無しさん
09/01/13 13:45:37 i3TxUFSa
ベンジーが唄った

ソロ第2弾シングル


アムWAY

397:おさかなくわえた名無しさん
09/01/14 03:12:29 yez0jzhb
「ベンジーをネタにすべきでは無いと思うんだ」
僕はささやかな抵抗を込めて言った。

「どうして?このスレを進める為に必要な行為なのよ」
彼女は幾分軽蔑を含んだ視線を僕に向けながらフローズンダイキリの
グラスを指で弄んでいた。

「このスレを進める。確かにそれは僕らにとって今一番重要なテーマであり、
その手段そのものについての是非を議論すべきではない、それは僕も認める
しかしそれとは別に論理的思考で処理できない感情レヴェルでベンジーをネタにする事に
違和感を感じてるんだ」

「でもここには花田勝をネタにする事に対して嫌悪感を抱く人なんていやしないわ」

「花田勝」
絶望的に僕は反芻した。

398:おさかなくわえた名無しさん
09/01/14 03:57:31 eYeXeia+
>>397
「つまりあなたはベンジーが好きなのね?」
彼女はフローズンダイキリのグラスに口をつけて喋ったので、
その声はくぐもって聞こえた。

「藍色のシャツを着たロメオ」
僕はそっとつぶやいた。

399:おさかなくわえた名無しさん
09/01/16 12:23:49 Zice/B+b
そう呟いた事を僕は後悔する事になる。

何故なら、目の端にそれを捉えたからだ。

冷たい汗がシャツの脇を濡らすのを感じる。

藍色のシャツを着た、花田勝。
何故、何故なんだ。


400:おさかなくわえた名無しさん
09/01/16 16:23:57 Neo5JmAm
そして僕は眠りに落ちる。
そして、村上春樹口調から遠くなる。こうなって何日目だろう?

401:おさかなくわえた名無しさん
09/01/16 19:48:45 0mugHcjY
これを春樹っぽくして(´・ω・`)

あるスレで、このスレに知能に障害がある糞コテがいると聞いて遊びに来た
彼は雑談もせずにロマサガを語っていて、正直、「こいつでもゲームとかわかるんだなあ」と思った
三十分ほど過去スレ等を見ていて、とても悲しい事に気が付いた
彼のレス内容は、挨拶をするロマサガを語る、
ただそれだけだった。スレ内にただ一人の友人らしきほーりーも池沼だった。
彼は永遠、挨拶してロマサガを語り続けた
とても楽しそうだった
話を合わせてやろうと思いロマサガ2の話をしたら凄い剣幕で怒られた。
なんで怒られたか理由が分からないけど、とにかく怒られた
それを見てここの住人が「ごめんなさいね、豚ちゃんはロマサガ大好きのよ」と僕に謝った
彼はロマサガ以外の知識は持っていなかった


402:おさかなくわえた名無しさん
09/01/16 20:17:08 BAZU2TBH
「やれやれ・・・ こんな散文を論理的に文脈を形成するなんて、シベリア
 の樹木を全て切り刻むくらい無理な話だ。」
「でも、あなたはそれをしなければいけないの。あなたには分からないけど
 私には分かるの。そう、私には分かるの。」
「君は僕を買いかぶりすぎている。僕は不完全な人間だ。『記号』と『象徴』
 の違いを200字以内で説明できないのと同じように、この駄文を路線図
 のように誰にでも分かるように説明ことは無理なんだ。」

403:おさかなくわえた名無しさん
09/01/17 03:39:03 zIyoSCoH
いつものようにプールに行って5千メートルほどを泳いだ。
「やれやれ」僕はプールの中でつぶやいた。井戸の底で横たわりながら遠い星を見つめているようだ。
泣きたかったが、自分のために泣くには年を取りすぎていた。
「ふむ」

404:おさかなくわえた名無しさん
09/01/17 03:41:20 zIyoSCoH
いつものようにプールに行って5千メートルほどを泳いだ。
「やれやれ」僕はプールの中でつぶやいた。井戸の底で横たわりながら遠い星を見つめているようだ。
泣きたかったが、自分のために泣くには年を取りすぎていた。
「ふむ」

405:おさかなくわえた名無しさん
09/01/17 04:03:51 NonnLs9d
二度も同じ事を呟くなんて、君も歳をとったと言う事だな。
そう、つまり僕も。
そんなことを思いながらも遠い目をする気分にはなれなかった。

406:おさかなくわえた名無しさん
09/01/17 10:43:38 Tht003lt
「『風の歌を聴け』が図書館に届きました!」

朝一で誰かからメールが着ていた
僕はそれをいつもの朝食のメニューのように確認し台所へ向かった
沸騰した湯に牛丼の袋を入れて5分待った


オーケー、仕方がない 取りに行こう
僕は村上春樹初心者という顔を隠して図書館へ向かう


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