08/08/10 18:41:09 Ixsr5ZEU
子どもを作ろうとするのは生物としては当たり前。
でも人間には社会性もあり、言語によって抽象概念も理解できる。
この点で他の生物とは明らかにちがう。
子どもを作らないという選択肢も人生にはありうるし、
社会的には、子蟻小梨どちらであっても存在意義はありえる。
個人の社会的価値や意義は、子蟻小梨どちらであるかには左右されない。
もっとも個人の社会的価値や存在意義は、明確な指標がないので簡単には測れない。
経済的な指標はごく狭い範囲のみを照らし、道徳性やいわゆる社会性は
数値化できないので存在意義とは認識されづらい側面がある。
ということで、指標があいまいな中、
経済的指標のみを持って存在意義を主張する人間や
子どもの有無を短絡的に社会的意義と認識する人間が出てくる。
同類であり、どちらの論旨にも傷があり、意味がない。
ここで小梨叩きをする子蟻は生物学的にはたしかに小梨より勝っている。
だが社会的に勝っているかはわからない。
金持ちであることをもって、自分が優れていると語る人間がいる。
たしかに経済的には恵まれているが、その一方で、他者より地球や他者を
「消費」している可能性も失念してはならない。
何事であれ
自分が他者より勝っていると勘違いしている輩は、お馬鹿さんだ。