09/12/16 00:36:18 3gW2YCn10
18 名前:く◎o¨从) ◆jw/kuro/WM [sage] 投稿日:2009/12/16(水) 00:07:58 発信元:118.10.232.133
1 名前:ぽキール星人φ ★[] 投稿日:2009/12/15(火) 13:10:41 0
不規則な生活をした状態で、塩分の多い食事を摂ると、特定の遺伝子が働いて高血圧になる
という仕組みを、京都大学の研究グループがマウスを使った実験で初めて明らかにしました。
ヒトにも同じ働きをする遺伝子があるため新たな薬の開発につながると期待されています。
この研究は、京都大学大学院薬学研究科の岡村均教授などのグループが行いました。
実験は生活のリズムをつかさどる遺伝子をなくしたマウスを使って行われました。
このマウスと普通のマウスに、塩分の多いエサを与えたところ、普通のマウスでは血圧が
変わらなかったのに対して、生活リズムが乱れたマウスは高血圧の状態が続きました。
原因を調べたところ、生活リズムが乱れたマウスでは「副腎」と呼ばれる器官の外側の部分で、
特定の酵素を生み出す遺伝子の働きが活発になっていました。
この酵素の作用で、塩分を尿として排出するのを抑えるホルモンが、通常の5倍から10倍に
増えた結果、体内に塩分がたまり高血圧になることがわかったということです。
生活リズムの乱れが高血圧を招く仕組みを明らかにしたのは初めてです。
ヒトにも同じ働きをする遺伝子があり、研究グループは、新しい薬の開発につなげたいとしています。
岡村教授は「人間でも夜更かしや塩分の多い食事が高血圧を招くと考えられるので生活リズムを整え、
食生活に気をつけることが大切だ」と話しています。
この研究結果は、アメリカの医学雑誌「ネイチャー・メディシン」に掲載されます。
ソース:NHK京都のニュース
URLリンク(www.nhk.or.jp)