09/04/27 15:05:22 Av/dhviy0
年は20代前半
ニートという状態だった。精神的引き込もりだった。
いきなり不幸自慢的な理屈を捏ねてしまうが、
自分の家庭環境は親と自分との間にほぼ0%に近いほど意思の疎通が行えないような環境だった。
（どこかに飯を食べに行くとき、「何が食べたい？」と意思交換するぐらいか）
それでも親は（少なくとも自分の中では）結構なエリートで、
自分は長男なのであいつに強く負けたくないという気持ちが昔からあった。
しかし、意思の疎通が出来ないに等しかったので具体的には何も出来なかったし、
求めるだけ何でも与えられていたので
労をせずいい目を見られるような「極端に甘やかされている」様な状況だった。家事などを手伝わされた事も殆ど無い
意思の、疎通も、主張も一切が出来ない状況の中で。
人間的に駄目になるような環境だった。「一切苦労をしない、というという最悪の苦労」という状況の中で…
キャッチボールだ。キャッチボールがしたかったのだ。
理屈っぽくなってしまうがそれは本当に無意識的に行われている物だろうから普通の人は重く感じないかもしれないが、
人は日常の中で誰かと意思の疎通を繰り返しながら生きていく物だと思う
極端なことを言うと、自分の場合それは無いに等しかった。
自分からのボールは一切届かず、親からの事実上のデッドボール的な言葉を直に受けそれに対する不満を解消することが出来なかった。
（簡単にどういう環境だったかと言うと、自分を含めて4人家族で自分以外は全て聾唖者。家族ぐるみで付き合っている人も居なかった。）