10/03/12 11:40:13 p9fpOFeb0
営業経験者の立場から言わせて貰えば
編集は当然自分の企画が売れると思ってるから
(思ってない企画なんか出さないでください…たまにいるけど)
客観的判断なしに突っ走ったらかなり高い確率で失敗する。
営業の意見が必ずしも正解とは言いかねるが、過去の数字の実績が
ある程度のものさしになるのは事実。
逆に営業なんて常識的なことしか言えないんだから、
営業の言う通りにしても大外れはないかもしれないが
大当たりもしない。
編集なら、営業の意見を屈服させられる言葉を持つべき。
社内すら納得させられない企画を、営業が書店や取次に
持って行って納得させられるわけがない。
取次が引き取らなければ、仮にその企画が本当は売れる
ポテンシャルを持っているとしても市場に流通しない。
理想はどうあれ、出版社が現実に取引をしているのは
取次であることを編集は忘れがち。取次は自社の営業以上に
保守的で企画に理解がない。
まあ、あくまで編集と営業のパワーバランスが適正な場合の話。
実際は営業の制止も聞かずに無茶な部数で作ったり
逆にまともな企画は通らずに二番三番煎じしか出せなかったり
することが多いのは認める。