10/05/02 22:11:30 fMmj3Xi00
このスレをカスの集まりだとかぬかす低脳達へ
■再就職に慎重なのは当然
派遣切りなどに遭って失業した人に対し、「なぜ貯金をしなかったんだ」
「仕事を選んでいるのでは」などと批判する人は少なくありません。
そんな人に対して思うのは「ちょっと想像力を働かせてほしい」ということです。
リーマンショック以降、景気悪化による派遣切りが激増し、多くの働き盛りが職を失いました。
会社の寮に住み、地方の工場で働いている人がほとんどでしたが、多くはそもそも失業を経て、
再就職先で派遣社員として働いていたのです。失業の段階で貯金は底をつき、その後は低賃金で働いている。貯金なんてあるわけがないのです。
現在も求人の多くは派遣社員です。でも彼らには、もう一度派遣社員になれば、
また派遣切りに遭うか分からないという不安があります。
38歳の人が派遣社員として働き、2年後に派遣切りに遭えば40代。仕事選びに慎重になるのも仕方のないことなのです。
かつて、企業にとって労働力の確保は重大な仕事でした。
だからこそ、社員を「宝」と表現し、企業は労働力を大切にしてきたのです。
しかし派遣という働き方が登場し、労働力は金さえ出せば確保できるものになりました。
「宝」でも何でもなく、注文すれば入荷できる物資の一つへと変わってしまったのです。
派遣という働き方を認めることに反対です。企業が利益を上げるために、
より使い勝手のよい労働力を使うのは当たり前のこと。
もし私が経営者だったとしても派遣社員を使い、経営が苦しくなれば切り捨てるでしょう。
これは、派遣法が施行された時点で分かっていたこと。もう一度法律で規制し、なくさなければいけないのです。
私は、公的な雇用を創出するべき時期に来ていると思っています。
確かに、現在も国は自治体にお金を渡して公的な雇用の創出を行っていますが、
期間が1カ月だったり、1日の勤務時間が3時間だったりと、
とても質がよいとはいえない雇用ばかり。効果が出ているとは言い難い。
国はもっと、労働者に思いやりをもってほしい。国を支えてきたのは、身を粉にして働いてきた労働者一人ひとりなのですから。