10/02/12 11:37:11 TzoJMi4L0
【30代の連中にはあまりいい人材がいない。】
■有能な若者が社会起業家に走る
その点、今の30代は「次はどんな仕事をしたら自分の能力を伸ばせますか」と、皆が同じ
ようなことを言っている。自己啓発の延長なのか、いまだに勉強モードでキャリアアップが
頭から離れないようだ。
そもそも仕事は自分の能力を伸ばすためにするのではない。全力で取り組んで結果を出す
ものだ。そこを勘違いしている。
世界不況でカネも凍りつき、ベンチャーには資金が回ってこなくなった。新興市場がこれ
だけ低迷していると、どんなに有能な経営者でもベンチャーを上場させることは難しい。
一人の力ではいかんともしがたい。だから目端の利く30代が金儲けを目指さず、社会起業家に
なるというのは理解できる。
それは社会意識が高いというよりは、ほかにエネルギーの行き場がないということでないか。
つまり経済環境がそうさせているのだ。
もし仮に景気がよければ、社会起業家にはならず、今も外資系金融やベンチャーに在籍して
いるはず。本人たちは、社会起業家としての社会的意義や使命について何ら疑うところはない
し、心の底からそれを信じているのだろうが、私に言わせれば経済で先行きが見えないから、
別の方面に関心が向かっているだけなのだ。
私の周りの30代でも、組織を飛び出したのがいる。でもそれは官庁や民間企業で自分の腕が
振るえないから、新たな場所を求めただけ。もし霞が関が元気なら、今頃バリバリと役所で
働いているはずだ。
ソース
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)