09/07/18 20:25:39 wrqIOUJ60
誤解されている「弱肉強食」の意味
野生動物を含めた自然界全体の大前提で基本的システムは、弱肉強食ではなく、共栄共存です。
ライオンが生きれるのは、草食動物がいるからですし、草食動物が適正な状態で生きれるのは、
ライオンなどの肉食動物が、生存に適さない弱い固体を間引きしてくれ、
個体数を環境が養える適性規模に調整してくれるおかげなのです。
もっと広く考えれば、植物が草食動物を養い、その糞が大地の栄養になり、
草食動物を食べた肉食動物は、死んで大地に帰り栄養分になるという
食物連鎖の中でお互いに必要としあい支えあって生きているのです。
そう考えれば、我々の住む社会を「弱肉強食」の原理でとらえることは、
社会を殺伐としたものに変え、一部の「強者」「勝利者」(いわゆる勝ち組)だけが、
快適な生活を楽しめるという社会を良しとすることに他なりません。
それを選択するのは自由かも知れませんが、
地球規模で考えた場合、その考え方は自然の摂理には反するので、
遅かれ早かれ(たぶんごく近未来に)破綻することでしょう。
この素晴らしき世界♪
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