09/04/01 02:43:04 5qFtQHa60
岩手労働局(山嵜眞司局長)が31日発表した2月の県内有効求人倍率
(季節調整値)は0・37倍で、前月より0・04ポイント低下した。
0・3倍台になったのは2002年7月以来、6年7カ月ぶり。
全国順位は前月と変わらず44番目。
新規求人数(原数値)は前年同月比29・7%減の6257人。
産業別では製造業が同64・7%減と落ち込みが目立つ。
県南部を中心に製造業の求人が減少したほか、
沿岸部で水産加工での臨時求人の半減が影響した。
サービス業が同44・0%減、卸・小売業30・5%減、建設業25・4%減。
新規求職者数(同)は1万1057人で同16・4%増。
景気悪化の影響で事業主都合離職者の求職申し込みが大幅に増加した。
職業安定所別の有効求人倍率(原数値)は、二戸が最低の0・22倍。
前年同月は県内最高の0・87倍だった北上が0・23倍。水沢が0・31倍、
花巻0・32倍など県南部で悪化が深刻だ。盛岡は0・48倍。
今後の見通しについて山嵜局長は
「今後も製造業などで求人減少が予想され、事業主都合による求職増加が見込まれることから、
3月の有効求人倍率も低下傾向で推移すると予測される」としている。