09/03/08 22:07:39 0RcIM37w0
>>422
エアドゥ、エアドゥだけでなくANAに関わる作業も実際あり。
最初はただひたすら手荷物の仕分けと搭載、そして雑用の日々。
エアドゥの機材はB767とB737。737は貨物室にコンテナ搭載不可、つまり客から預かった
手荷物を直接機体の貨物室に積み込む。トランクの取っ手がもげていたとか、トランクの
車輪が壊されたとか、客からのクレームは日常。そして、悪天候時に機内に搭乗させてから
欠航が決まったときに荷物を降ろさないといけない。
トーイングカーの運転。プッシュバック時に機体のエンジンをスタートさせるため(B777除く)、
パワーの微妙な調整が難しい。プッシュバックは千歳空港進入管制塔の許可が必要。
トーイングカー排気量15000cc。
マーシャラー。パドルを使用しての航空機の誘導。コックピットからはマーシャラーの手信号
のみに頼っているのでかなり重要な作業。難しいのはB747の誘導だが、旅客機としてのB747は
じきに全機退役になるのでそれほど気に病む必要なし。
PBB(パッセンジャーボーディングブリッジ)のアクセス。搭乗通路口の機体への接続。
機体の外側パネルは厚さ1~2mmなので注意が必要。意外と簡単にへこむ。
機体の除雪と防氷。専用の車輌を使用して、機体の除雪と防氷。防氷液の散布は作業服が
ベタベタになる。冬季の早朝、降雪なくても霜取りのため防氷液の散布。
ANA深夜便。B767かB777を使用しての深夜貨物便。羽田-千歳・折り返し千歳-羽田の貨物
積み込み。千歳着AM3:00位。クロネコヤマト便の貨物のみで、貨物機ではないが、当然ながら
旅客搭乗はなし。
悪天候の場合でも何回引き返してでも天候回復後に必ず着陸。中止はなく、毎日絶対やる。
ぶっちゃけ書くけど、精一杯、一生懸命やって努力が認められれば、上司の……。
お待ちしておりますので。