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スーザン・ボイル“奇跡”のアニメ主題歌
昨年大みそかの「NHK紅白歌合戦」に初出場した英歌手スーザン・ボイル(49)が、日本のアニメに歌声を提供した。6月26日公開の映画「宇宙ショーへようこそ」(監督舛成孝二)で主題歌を担当する。
曲名は「Who I Was Born To Be」。子供のころの夢を包み込むように歌い上げ、“奇跡の歌声”と称される美声を最大限に生かしたスローナンバーだ。
映画は田舎の小学生たちが夢の宇宙へ旅立つ物語で、製作を担当したA―1 Picturesがボイルに依頼した。
ボイルは昨年5月のオーディション番組で歌声を披露し、その映像が動画共有サイトなどを通して世界中の注目を集めた。
旋風後は、世界的にヒットしたミュージカル「レ・ミゼラブル」の劇中歌「夢やぶれて」がアニメ映画「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3」(10年7月)で、「翼をください」が日本テレビ系ドラマ「遠まわりの雨」(同3月)でいずれも主題歌として使用された。
今回は初めてオリジナル曲でのタイアップとなる。
ボイルは「参加できて大変うれしい。子供たちの勇気と未来の夢がいっぱいにあふれている映画の公開を楽しみにしています」と話している。
「宇宙ショーへようこそ」は2月の第60回ベルリン国際映画祭に出品された。
45歳の舛成監督は「サマーウォーズ」(09年)の細田守監督(42)と並び、“ポスト宮崎駿”と期待されており、無名から実力で勝負し世界に羽ばたいたボイルにあやかったようだ。
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