10/04/25 21:04:23
>>166くわすく
171:名無しさん名無しさん
10/04/26 16:04:25
本宮ひろ志、岡村賢二、村枝賢一なども上手い。
172:名無しさん名無しさん
10/04/27 00:19:12
>>170所さんの目がテンって番組で漫画を科学するとかで
写真と漫画(イラスト絵)どちらが分かりやすいかみたいな実験やってて
漫画絵のほうが無駄な情報が少なくて分かりやすかったって結果が出た
漫画絵だと相手に訴える部分だけを強調するので分かりやすいらしい
写真はリアルだが無駄な情報まで全部入るので必要な情報のインパクトが薄れるとかなんとか
173:名無しさん名無しさん
10/04/27 00:41:05
それは漫画を分かってない人間の物言い。
昔から記号的な絵の方が何を言いたいか分かりやすいと言われるけど、だからってリアルな絵に価値がないって事にはならない。
リアルな絵の方が雰囲気や臨場感は出る。
写真トレスも同様。
アイアムアヒーローを見てみると良い。
背景が糞リアルだからこそ、起こっている事件にリアリティが出る。
174:名無しさん名無しさん
10/04/27 01:35:56
いや実験して写真は印象に残らない結果が出てたから
175:名無しさん名無しさん
10/04/27 01:50:17
写真トレスとかのリアルな背景はむしろ
印象に残らないためのものかも
176:名無しさん名無しさん
10/04/27 02:13:42
矢沢あいがよく写真をそのまま使ってるけど違和感ある
177:名無しさん名無しさん
10/04/27 05:54:03
写真は張り付けるだけだから楽なんだろ
178:名無しさん名無しさん
10/04/27 07:49:30
雰囲気やリアリティは出る。
アニメのけいおんなんかも、展開されているドラマは結構ファンタジーだが、背景がリアルなせいで現実にもあり得るかも?と思ってしまう。
179:名無しさん名無しさん
10/04/27 19:25:23
>>174
写真と一口に言っても機材や技法に大きく左右されるから
一概には言えない
180:名無しさん名無しさん
10/04/27 20:26:04
>>178
冷静に考えたらあんな可愛い生き物いるわけないよな
181:名無しさん名無しさん
10/04/28 15:21:24
目線による視線の誘導効果はパターゴルフにおける登り坂の様な物と考えると分かりやすい。
182:名無しさん名無しさん
10/04/29 19:36:04
よけい分かりにくくなった
183:名無しさん名無しさん
10/04/30 23:38:26
登り坂じゃなく普通に坂と言えば良かったな。
視線を球、キャラの目線を送風機と考えると分かりやすいだろう。
目線によって視線は多少押されるので、それを踏まえて視線誘導すると良い。
目線の方向と視線の進む方向が同じなら視線は加速され、逆なら減速される。
184:名無しさん名無しさん
10/04/30 23:42:44
それが強調されてるのがガラスの仮面だな
キャラの顔向きチェックしてみな、
ページめくる方向に高い確率で向いてるからw
そのせいで、読ませるテンポがいいんだよな
内容が面白いのもあるが
185:名無しさん名無しさん
10/05/01 04:09:21
そこは上手下手の法則も関係してんね
左向き(読み進める方向と同じ向き)の人物には感情移入しやすく、
右向き(読み進める方向と逆の向き)の人物には感情移入しにくい。
186:名無しさん名無しさん
10/05/01 18:54:29
上手下手を用いた演出が一番上手いのは岸本だろうな。
187:名無しさん名無しさん
10/05/01 23:56:30
もう釣られない
188:名無しさん名無しさん
10/05/02 03:56:53
誰もお前に向けて喋ってないし、そんな事言うんだったら上手下手の演出を岸本より上手くやってる作家を説明付きで上げなきゃならないはずだろ。
まあそんな事出来るわけないけど。
189:名無しさん名無しさん
10/05/02 13:28:55
釣られないぞ
190:名無しさん名無しさん
10/05/02 17:30:00
岸本はカッティング、視線誘導、構成等、あらゆる技術に長けた天才的漫画家だな。
191:名無しさん名無しさん
10/05/03 01:04:09
ここまで自演
192:名無しさん名無しさん
10/05/03 18:23:01
コマ割の上手い作家
白土三平
モンタージュの鬼。1pに10コマもある様なスタイルではこの作者の右に出る者は居ないだろう。
石ノ森章太郎
視線誘導が美しい。
永島慎二
構図、構成が芸術的。
横山光輝
非常にオーソドックスなコマ割で派手さは無いが、洗練された上手さがある。
さいとうたかを
構図、視線誘導共に良く練られている。
漫画の教科書と言って良い。
本宮ひろ志
とにかく漫画力が高い。
画力が無くても漫画力があれば迫力のある画は作れる。
193:名無しさん名無しさん
10/05/03 23:33:31
>>192
それは今の漫画と比べても上手いってこと?
194:名無しさん名無しさん
10/05/04 02:09:53
部分的にはね
195:名無しさん名無しさん
10/05/07 00:44:12
>>193
今の漫画家の方が上手いという認識がそもそもおかしい
196:名無しさん名無しさん
10/05/07 23:42:54
上手下手を意識した漫画には二種類ある。
一つは最初から最後まで主人公を上手、敵を下手に置いた物。
もう一つは最初は敵を上手、主人公を下手に置いて、後半主人公が逆転する所で、主人公が上手、敵が下手に入れ替わる物。
前者は何故そうするのか言うまでも無いが、
後者はこうする事によって、常に敵に追いつめられている感じを出したり、逆転時のカタルシスを倍増させたり出来る。
しかし、上手下手と言っても漫画の場合は映像のそれとは違い、読み進める方向に沿っているかいないかだから、実は映像の上手下手とは原理原則が違う。
しかし、効果用法は殆ど同じなので、映像の演出理論が漫画でも使えるって話だな。
だから、上手下手を意識して描かれた漫画はアニメ化した際、そのままコンテとして使える。
アニメ版NARUTOのカット割がほとんど原作まんまなのもそれが理由。
197:名無しさん名無しさん
10/05/08 20:57:14
次ページへのヒキって毎回なんかありそう、って思わせたほうがイイのかな
毎ページそれじゃあ読む側がダレるだろうか
あと小さめのコマのほうが、めくった時大きめなコマだと気持ちよく読めるだろうか
198:名無しさん名無しさん
10/05/08 21:56:39
見せゴマの前は小ゴマをテンポよく並べておくのがセオリー。
199:名無しさん名無しさん
10/05/09 05:10:33
永井豪
視線誘導を生かしたアクションとイメージ的な画の入れ方が上手い。
浦沢直樹
数アングルの使い回しでシーンを組み立てるのが上手い。
CLAMP
あらゆる漫画技術に精通している。
満田拓也
構図、視線誘導、構成、表現、どれも円熟していて隙がない。
あだち充
視線誘導の神様。
読者の心を読んでいるかの様な視線誘導をする。
尾田栄一郎
一見乱雑なようで、その実非常に読みやすさを計算して描いている。
パースの変化によって奥行きを巧みに表した構図も見物。
あさりよしとお
視線誘導の悪魔。
安彦良和
映像的カット割と滑らかな視線誘導の両立。
中原裕
構図、視線誘導、表現、どれも高いレベルでまとまってる。
200:名無しさん名無しさん
10/05/09 05:11:39
>>16からずっと続いてるのかw
201:名無しさん名無しさん
10/05/09 19:11:12
岸本斉史
レンズを意識した構図では天下一。
視線誘導、構成も非常に完成されている。
大場つぐみ
会話を読ませる事、会話で楽しませる事にとにかく頭を絞って描いている。
会話シーンの教科書の様な漫画。
石黒正数
構図や視線誘導、漫画表現の上手さと、実験的演出の面白さが高いレベルでまとまってる。
実験的演出をこれだけの安定感を持って出せる作家もそうそう居ないだろう。
小川隆章
実写的なようで、その実巧みに漫画的表現を織り込んでいる。
寡作だが、その分、どの作品も練り込まれていて読み応えがある。
海野螢
まず目を引くのがコマを数珠繋ぎに並べた独特な構成。
そして読み進める毎に気付かされるのが視線誘導と構図の上手さ。
マイナーだが、とんでもない技量と個性の持ち主。
202:名無しさん名無しさん
10/05/15 01:27:33
レベル高いよなー
ここ
これで嫉妬したワナビーが暴れ出す事さえなければ
203:名無しさん名無しさん
10/05/15 21:27:52
映像かじってると漫画のコマ割の適当さには頭が痛くなる
これで一生漫画描けない人間になってしまったんだと思う
204:名無しさん名無しさん
10/05/21 05:00:15
視線は右上から左下に流れるように出来てる。
なので、構図はモチーフを右上から左下へと流れる様に配置していくと良い。
横山光輝などはこの辺を徹底してる。
突き詰めると、漫画の構図は視線の流れにそってモチーフを配するのが基本。
その点NARUTOは視線誘導の滑らかさと構図の美しさを両立出来ていて本当にえらい。
205:名無しさん名無しさん
10/05/21 05:01:51
岸本はアニメの方の攻殻や人狼に影響受けたらしいね
206:名無しさん名無しさん
10/05/21 05:09:50
白土、カムイ、沙村辺りにもかなり影響受けてるよ。
207:名無しさん名無しさん
10/05/21 15:52:49
上山徹郎のアクション描写は絶品。
カメラワークと視線誘導による緩急が素晴らしい。
208:名無しさん名無しさん
10/05/22 17:23:33
ベルセルクやヘルシングみたいに下手でも描き込まれていれば迫力ってのは出るんだよなぁ。
絵で魅せるのに必ずしも上手い必要は無い。
209:名無しさん名無しさん
10/06/01 09:10:27
知名度無いけど
カラクリオデットの作者で、鈴木ジュリエッタってのがいるんだが
この人コマ割り上手い
210:名無しさん名無しさん
10/06/02 03:21:34
今のジャンプじゃ冨樫とうすたが群を抜いて上手いな>>コマ割
後のは参考にならない
211:名無しさん名無しさん
10/06/04 18:25:56
線の密集した所に視線は向かう様に出来ている。
212:名無しさん名無しさん
10/06/06 10:01:28
そうね
213:名無しさん名無しさん
10/06/06 11:52:11
視線はモチーフがあればそれを見ようとするので、モチーフがあればあるほど画の中に視線が留まる時間は長くなる。
214:名無しさん名無しさん
10/06/06 19:37:48
空間の開けた所は、線やモチーフの密集地帯となる事が多いので、視線は空間の開けた所に向かいやすい。
215:名無しさん名無しさん
10/06/11 02:53:53
現実において、何かを見る時は、その輪郭を見ようとする。
更に言えば、視線は輪郭をなぞりたがる。
これをマンガに当てはめると、視線は輪郭線にそって動きたがる。
なので視線を通したい部分には輪郭線による視線の通り道を造ってやると良い。
216:名無しさん名無しさん
10/07/12 16:25:45
カメラ位置ってのは大きく分けて主観、傍観、客観、相対の四つ。
主観は人物の主観。
傍観は傍から被写体を捉えたもの。
客観は逆に遠くから被写体を捉えたもの。
相対は被写体と対峙する画。
キャラが今何を見てるのかを示すには主観、
キャラに感情移入させたい時は傍観、
状況を客観的にみせたい時は客観、
キャラの意思を強く観客に伝えたい時は相対がそれぞれよい。
傍観、客観、相対の境は曖昧なので、
主観か客観と言う分け方でも良いかも知れない。
217:名無しさん名無しさん
10/07/13 21:56:33
AKIRAのコマ割りっていいの?
218:名無しさん名無しさん
10/07/14 02:26:30
うん
80年代以後の漫画はみんな大友に影響受けてる
219:名無しさん名無しさん
10/07/16 04:12:47
皆川亮二
「台詞」
「台詞」
「台詞」
(擬音)「!?」(何かが起こっている様だが何が起こっているかは分からないコマ)
無音の見せ大ゴマ(ここでようやく何が起こっているか分かる)
と言うパターンが非常に多い。
このパターンにどんな効果があるかというと、ぽんぽんぽん、と会話中心のコマが続いた後に、少しためと変節が入って、どんっ、と絵だけのコマが入るから、絵だけのコマに強烈なインパクトが生まれる。
ただ、この作家の場合、それをやりすぎるきらいがあり、どうも単調で読んでいて疲れる。
220:名無しさん名無しさん
10/07/17 21:15:46
AKIRAはカメラを意識している構図はいいけど
コマ割りはそこまで良くないな
アクションとかも見にく過ぎる
221:名無しさん名無しさん
10/07/17 23:22:01
AKIRAの最初のほうにあるバイクのチェイスって絵にスピードを
感じないんだよなあ。ひょっとしてコマワリのせいなのか?
222:名無しさん名無しさん
10/07/20 08:17:53
大友は短編のほうがうまい。
オノナツメって洗練されてるよなぁ、時間間隔、魅せ方がフランス映画見てるみたいだ
223:名無しさん名無しさん
10/07/21 10:10:29
大友は構図だけでなく構成や視線誘導も優れている
ただ、会話シーンとか何て事の無いシーンでもいやにカッコつけたがるのが難点
224:タモーレ ◆45K1k2BJGw
10/07/21 20:19:53
>>219
作者はこういう技法を意識して使ってるのかねえ?
知らず知らず染み付いた癖とか…
俺も他人に指摘されるまで気がつかなかった癖みたいなものがあったからな
225:名無しさん名無しさん
10/07/21 23:08:59
球技や格闘技の選手と同じで、描いていく内に自分の型が出来てくるんだよ。
あれが皆川の個性でもある。
226:名無しさん名無しさん
10/07/24 13:44:20
最近だと所十三のALが上手い
構成も視線誘導も洗練されてる
今一華が無いのが難点だけどね
227:名無しさん名無しさん
10/07/27 09:31:30
>>226
同意
ユタのあたりから洗練されてきた感じ
とにかく恐竜を見せる事に眼目を置いてる感じで
基礎の完璧さがなにやら清々しい
もう少し絵に動きがあればなあ