09/10/28 16:25:45
シンプルに言うと
「出版社と個人ネットのメリットを生かし合い、デメリットを補い合おう」という事。
個人ネットのデメリットとして、宣伝力と閲覧場所の問題がある。
ネット上にはマンガ以外のゲーム・動画・音楽など人気コンテンツに溢れてるほか、
雑誌の新人以下の大量のクズ素人たちと同じレベルで本棚に置かれるという状態になるわけだが
これだと下手すればマンガの存在に気づいてくれるかどうかも難しくなる
かといって、じゃあ自分で宣伝するか?しかしその分、マンガ制作の時間は削られるわけだ
せっかく取り分を増やしたのに、市場の幅が狭くなるわけだ
そこで出版社経由で一旦、知名度と宣伝力を買うわけだ。
え?間口が狭い?アホか。そもそも出版社で連載できないレベルの人間が、
他コンテンツで溢れるネット上で儲けられるわけがないでしょ
出版社で連載して知名度を挙げた上で個人ネットに移行すれば
宣伝するコストがいらない状態で取り分が増えた状態になるわけだ。
しかも個人ネットと違って、〆切で鍛えられることで生産力もアップしているはず。
それに個人ネット発だと何かと一人で諸権利管理や契約とか作業しなくてはいけない分、
新人の段階なのにかなり漫画制作の成長にロスがかかってしまうだろう
出版社経由なら知名度と技能・資金をある程度のレベルまで確保した上で
個人ネットの起業展開に向けて余裕をもって企画を組める。
というわけだ