09/10/10 17:06:41
>URLリンク(blog-imgs-26.fc2.com)
>屋上にいる大河と竜児、
>竜児は大河の北村へのアプローチに協力し続けてきたが
>北村がかつて大河に告白して振られていた事実を知った竜児は
>「なんてもったいないことを」と嘆いてみせる
>この時竜児は昇降口付近の影にいて、強いコントラストがかかっているが
>照明の当たらない観客席(視聴者)と意味的に同じ位置に竜児がいて
>「もったいない」という表現で視聴者の率直な印象を代弁するため。
>大河は夕陽に背を向けて歯をくいしばる。
>影は過去を象徴しており、このとき大河の顔に影がかかるのは
>かつてそういうことがあったけどその時は仕方がなかった、
>今更どうしようもないという強い憤りを表現している。
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>大河が率直な心情を吐露する際に、周囲の空間には人気がなく
>大河と竜児の2人だけであることを視聴者に意識させ、
>また「現時点では硬直した手の打ちようがない事」について
>語る象徴として金網越しの視点を挟む。
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>回想時の北村の顔が影になっているのは、この時の北村の表情が
>大河にとって二度と取り戻すことのできない過去であり
>抽象化できないたいせつな記憶であることを強調するためかと。