【集英社員様訴えて】元漫画家◆茶木ひろみ・52歳*18at IGA
【集英社員様訴えて】元漫画家◆茶木ひろみ・52歳*18 - 暇つぶし2ch981:名無しさん名無しさん
09/01/22 23:27:08
^^;

982:名無しさん名無しさん
09/01/22 23:47:32
じゃ、暇つぶしのネタに、カレーライスの王子さまのあらすじ、ちょこっとだけうpしますわ。
何日かに分けて。やっぱり今までのあらすじネ申達はすごいっすよ。
どうしてもだらーっと長くなるし(´Д`; )

983:カレーライスの王子さま 1
09/01/22 23:48:35
三日月の晩・・・・
「お父ちゃん、どっかでねこのなき声がする!」草むらで猫を探す父娘。
父親が「だれかひろって」と書かれた箱に入った仔猫を見付けたそのとき、
草むらに分け入ってきて、猫に「おいで」と手を差し出す男。
男が猫を抱いたのをぼーっと見る父娘(なぜかふたりとも頬を染めて)であった。
娘の名は「びわ子」。

どうやら父娘は風呂から帰る途中(内風呂が壊れて銭湯に行く途中)、草むらで鳴く
猫を探していたようである。
「ひろってくれる人がいてよかった」などと話す帰り道、おでんやを見て「入ろう」と父。
父親に何にする?と聞かれ、びわ子はおでんやのおやじ(おでこが秀でたオヤジである)を
見て「たこ!」と叫びつつ、「おじさん、うちのクラスのりぼんくんそっくり!」と言い出す。

そこに先ほどの猫拾い男が、猫を抱いたままおでんやに入ってくる。※非常識な稀ガス
おやじに「動物つれてるひとはだめだよ!!」と怒鳴られ、なぜか猫拾い男の大ゴマが挟まった後、
「このへんでねこ飼えるアパートありますかねえ?」と尋ねる。
おかみさんに「不動産屋ならこの先に」と言われ「どーも」と出て行く男。
それを見ていたびわ子、「おかしなひと・・・」「せっかく顔はいいのに・・・」と
大口でおでんを食べながら思う。

984:カレーライスの王子さま 2
09/01/22 23:49:35
次の日。
”クリスマスやお正月にはまだひと月以上もある日曜日なんて”「たいくつー」と
家でごろごろするびわ子。
”もっともっと 胸がかきむしられるような思いを味わってみたい”
”一瞬でいい なにもかも忘れて とうすいの極致へおいやられてみたい-”
(原文ママ)
いきなりごはん食べよ、とチョココロネを取り出す
パンは嫌いだが「チョココロネは好き!モスラの幼虫に似てるもんね このてりてりした
とこなんかふんいきだわ」などと言いながら「あ~かわいい」とかぶりつく。
むぐむぐとチョココロネを食べながら、ゴジラがやってたから映画行こう、と思いつく。

映画に行こうと歩いていると「ねえ あんたちょっと!」と呼び止められる。
「このあたりでナベとかカマ売ってる店知らない?」と言うのは猫拾い男。
「お部屋決まったんですか?」と尋ねると「このアパートだよ ボロだけどねこ飼っていいって
 いうからねえ」などと会話する。
「名前なんていうのかね?」と聞かれ、「え・・十時(ととき)びわ子」と答えつつ、
”おかしなしゃべり方する人だなあ つられて名前までいっちゃったじゃないよ”と思う。
通りしなだから、と金物屋まで案内すると、男は「ナベカマは後でも買えるから、びわ子ちゃん、
お茶飲みにいかない?」と言い出す。
びわ子は(・・・わかったこの人・・・そうなんだ そうよ そうだったんだわ 
なによ・・・なによ)と拒否反応。
「あたしナンパって大っきらいなのよね!」と怒鳴って立ち去る。
その後ろ姿を見て「おーこわ ふ・・・ふ」と笑う男。

985:カレーライスの王子さま 3
09/01/22 23:50:50
後ろを振り返ったりしながらもずんずん歩いていくと、今度は女性に声を掛けられるびわ子。
「かわいらしいおじょうさんねえ」と言われいい気になったところで、
「オカメ化粧品のもので、研究用のアンケートをとっている、協力願えないか」
「そこの喫茶店で 会社の経費ですから」とびわ子を誘う。
一通り化粧に関するアンケートを取り、女、いい化粧水がある、と取り出してびわ子の
顔に塗る。
色々化粧品セットを取り出したところで「たったの20万円」。
買うつもりはないというびわ子に「でも、(塗った化粧品は)セットの一部だ」とにっこり。

がっくりと肩を落とし夜道を歩くびわ子。手には化粧品セット。
”お父ちゃんお母ちゃんごめんね こんなバカな子死んだほうがいいんだわ!”と自問する
びわ子の目に映るのはサラ金やギャル募集の看板。
そこに、いかにもこの頃のイケてる風ファッションの男二人が、カフェバーに一緒にどうか、と
ナンパしてくる。しつこいナンパに「やだっていってんでしょ!?」と怒鳴ると男達は
「なっ・・・なにも大声だすことないだろー!?」と詰め寄り、壁際にびわ子を追い詰める。
(多分詰め寄ってる絵だと思われ。小さい上にハッキリ判りにくい絵・・・)
そこに「びわ子ちゃんてこずらされているようだねえ」と猫拾い男が通りかかる。
「女の子をさそう顔じゃないってことがわかんないのかねえ」と言い放ち、男達が気色ばむと
「わたしゃびわ子ちゃんの恋人 美少女には美少年(びわ子に並んで)ほら絵になるねえー」
男達に「こいつへんなんじゃないか」と言われ、「中身すかすかのボケなすにへんよばわり
されるなんてねえ」と鼻で笑う猫拾い男。
ナンパ男達が激昂して(あまりそんな勢いがある絵ではないが)猫拾い男の胸ぐらを掴むと
傍にあったビール瓶を割って「まだわかんねーのかよ この!!」とすごむ猫拾い男。
それを見て”ビビ・・・ン!”(←書き文字)と感じるびわ子。
勢いを失ってナンパ男達は退場。

986:カレーライスの王子さま 4
09/01/22 23:51:20
こんな時間まで何をやってんだ?と聞かれ、化粧品を売りつけられたいきさつを話すと、
「ひどいめにあったねえ はやいとこ世の中のきびしさがわかってよかったねえ」と言い放ち、
「20万・・・ねえ だしてあげてもいいけどねえ ただじゃいやだけど」と言い出す。
「かしてください!!なんとかしてなんとかして あとでかえしますから・・・!!」
「わたしゃこの町に1か月だけ住むつもりなんだよね その間のメシのしたくと
 ねこの世話やってくれるかねえ」という提案を猫拾い男が持ち出す。
「もちろんやります!!」と話は決まり、びわ子が男の名前を尋ねる。
(どうでもいいけど、びわ子、キャッチに引っかかった話をしておきながらまだ名前を聞いて
 なかったのか、バカか・・・・)
”なんにしよ・・・”と男は手に持っていた買い物袋を引っかき回し、入っていた”カレーの
王子様”のパッケージを見て
「彼井来洲(かれいらいす)っていうの」と答える。「え~うそー」と突っ込むびわ子に
丁度前まで来ていたおでんやに寄っていかない?と誘う彼井。
もう帰らないとと断ると、「あーそうだねえ おかたいおかたい女の子なんだったね
 まーいいさ ほかの子さそうから!」
「はやく帰っておふとんでおねむり 姫!バーイ!」と、彼井は去っていった。


987:カレーライスの王子さま 5
09/01/22 23:52:49
次の日、高校のお昼休み。ほっぺたふくらましてモグモグとお弁当を頬張り、「あー
 コメがうまい」とニコニコするびわ子に、友人が「その話あやしい 下心があるんじゃないか」
と指摘。
何をやってるかも知らないなんて、もしかして何かやって追われているんじゃないか?或いは
王子様、日本語ぺらぺらのインドの王子様かもよ?彼井来洲も本名かもよ?などと話す友人。
そこにお弁当のゆでたまごを横取りしながら、りぼんくん乱入。
「りぼんくんはおでんの王子さまってとこね」というびわ子。
(突然”そのときあたしは・・・そのひと言がとんでもない事態をよぶことをまだ知らなかった”
というモノローグが入る)
何それ?と尋ねるりぼんくんに「駅前のおでんやのおじさん、りぼんくんにそっくりなのよね」と
ニコニコして話すびわ子。複雑な顔をするりぼんくん。

場面は変わって彼井来洲の部屋の前。
正体のわからない男のひとのうちでアルバイトするなんてブキミ、と思いながらドアを開けると
拾った仔猫「オハギ」の姿。
ねこにまでへんな名前つけておかしなひと、と思いながら、散らかった部屋を見ててきぱきと
片付けするびわ子。
ゴハンを作って待つが、彼井は帰ってこない。待ちながらいきなり”だんなさんの帰りをまってる
おくさんみたいアハハ”と、笑い出す。
鍵を開ける音がして、帰ってきた!と玄関に行くと、彼井が倒れ込んでくる。しかし女連れ。
飲み過ぎらしい。
女「だれかいるなんていわなかったのに」
彼井「もうおそいからおかえりよ」「これからはおとなの時間なんだよ」とびわ子を追い出す。
帰り道で”雑誌なんかではよく読んだことあるけど あれが男の実態なんだ いまごろ・・・”
「バッキャロー!」(変な寄り目で叫ぶ)
スタスタ歩いていると、電信柱にアタマをぶつけるびわ子。ふと見ると、その先におでんやの
おじさんがうずくまっている。
大丈夫?と声を掛けると、大丈夫、それよりクラスのりぼんくんの事を話してくれないかという
おでんやのおやじ。
どうして?と尋ねるびわ子に、「もしかしたら・・・」と言いよどむおやじ。そこにおかみさんが
出てきて、それきりに。


988:983-987
09/01/22 23:55:23
すみません、今日はこの辺までで・・・(´Д`; )

注釈:「 」は基本的に台詞そのまま抜き出しです。漢字変換が少ないですが、そのまま抜き出しなんです・・・
   ” ”はモノローグ(といっていいのかな?)。
   ( )は自分が書き足したものです。

989:名無しさん名無しさん
09/01/23 00:31:30
>>982-988
乙カレー!

>彼井来洲(かれいらいす)

相変わらずセンスねーなpgr
時代性も多少はあったとは言え、コメディでもギャグでも笑えん。
そして変痰にもあったが、よく知らない男の部屋へ
ノコノコ入っていくヒロインもよくわからん。

990:名無しさん名無しさん
09/01/23 06:48:31
あらすじ乙ですー。

この時代の、所謂「少女漫画雑誌」の「少女漫画家」の作品を
そんなに読んでると言えない人間なんですが。
何か…ここまで「酷いな…」としか言いようの無い作品 ばっかり の
作家も多分そうそう居ないよね、多少の時代性を鑑みてもさ…
巧く言えないんだけど。

991:カレーの王子さま 6
09/01/23 07:36:08
翌日学校でその話をりぼんくんに話すと、りぼんくんが顔を青くして意外な話を始める。
「おれをそのおでん屋につれていってくれ!おれの父さんかもしれないんだ!」
しかし行ってみるとおでん屋は休み。そこで彼井とばったり会う。
彼井はまた別の女連れ。
りぼんくんを見た彼井は「こいつおでん屋の息子?」
反論するびわ子。むきになってーといいつつ女連れで去っていく彼井。

びわ子はその日の食事作りで、大量の香辛料を入れたカレーを作る。
「特製カレーよ 来洲め これをたべて泣け! なによ とんでもないプレイボーイだったんだ!」
(文字に被さる煮込まれているカレー。しかし、どっちかっつうと魔女の釜っぽく見えるよママン)
そこに彼井帰宅。よしよし、と猫(オハギ)をあやす彼井。ふと見ると手を目に当てて震えている。
(泣いている描写?・・・には見えないんだけど・・・)
その姿を見て、カレーは失敗だった、作り直すというびわ子。いいよそれで、と言われ、三角コーナーに
びわ子は作ったカレーを捨ててしまう。

その晩帰宅してから。
”だんだんわかってきた なにか・・・わけのあるひとなんだ それでやけになって 女のひとと
 遊び歩いているんだ わるいひとじゃない・・・きっと”
と思い出すびわ子。
訳があるなら話してくれればいいのに・・・何でこんなこと・・・?
”あたしはあのひとをなぐさめてあげたいんだ”と気付く。

992:カレーライスの王子さま 7
09/01/23 07:37:14
それから・・・。
”むくむくと力がわいてきて”いつもの道を歩くのも”足に羽がはえたみたいにかるい”と
言いながら彼井のアパートに通うびわ子。部屋に入って片づけ始めると、脱ぎ散らかしたカーディガンに
開きっぱなしの家庭の医学。
開かれたままの頁は「ガンについて」。びわ子は「思いあたることがありすぎる・・・」
”家政婦としてあたしを置いたのは、1ヶ月後のさいごのときに世話をする人間がいないといけないから?”
”毎日違う女のひとと遊び歩くのはやけになってるから・・・?”
座り込んで涙を流すびわ子・・・・。

帰ってきた彼井を見て、”あのことに気づいてしまったことを気づかれちゃいけない”といいながら
”このひと死んでしまうんだ・・・・”ときゅんとするが、いけない!明るくしなきゃ!と笑わせたり
献身的におさんどんするびわ子を見て、彼井はいきなりびわ子を抱きしめる。
押しとどめるびわ子。
「このまえの女のひと恋人なんでしょ」と言うと「駅でひっかけただけ 女なのてちょいと声を
 かけりゃみんなホイホイついてくるんだもんねえ」
プレイボーイと言われると、「こんなプレイボーイんちのバイトやめる?お金かえしてさー 
 うそさあ ちょっとこまらせてみたくなった びわ子ちゃんが大好きだからねえ」と言う彼井。
遊び歩いてると指摘すると「あんな化粧女たち誰が好きなもんか」と言う。
嘘だというと、「わたしゃうそはいわないさ」と言われ、頬を赤らめるびわ子。
「じゃ おしえて あなたのほんとうの名前は?」
「彼井来洲っていったでしょうが」
「ど・・・どうしてほんとのこといってくれないの!?あなたのいうことみんな信じられな・・・」
「それ以上いったら・・・こわいよ どういう状況かわかってんの?男のアパートに
 夜いるんだよ これはどうされたってしかたないってことなんだよ 
 あんたみたいな子 メチャクチャにしてやりたいねっ」と迫る彼井。
びわ子が悲鳴を上げるといきなり食卓について何事もなかったかのようにゴハンを食べ始める。
どこまで本気でどこまで冗談かわからないと、びわ子は戸惑う。

993:カレーライスの王子さま 8
09/01/23 07:38:14
帰宅すると父親に、学校から帰るとすぐ出かける事を指摘され、テスト前だから友達のところに
行ってると言い訳する。
母親はそれを聞いて、早く帰ってくるのは父の方だ、馴染みのおでん屋が休みだからだと突っ込む。
父親は、おでん屋のおやじが具合悪いらしい、おかみさんが若いのは再婚で、妻子を捨てて駆け落ち
同然でこの町に来たと聞いた、と話す。
びわ子はそれを聞いて、まさかおでんやのおやじは本当にりぼんくんのお父さん?と疑う。
そして、死を意識しながら、彼井に惹かれている自分を改めて認識する・・・

翌日学校では、りぼんくんは休み。放課後、彼井のところに行く前に買い物しようと肉屋に寄ると、
そこには母親が。とっさに走ってまいたものの、親にもばれた事で、ふっきれた、と考えるびわ子。
”たいくつもてあましていたこのあたし”が”あたしの人生のほんの一部を ひとりの
 男の人のためにつくして どこがいけないの?”と自問する。
”あのひとがのぞむなら なんだってゆるしちゃおう”と思って顔を赤らめていると、
彼井が帰宅。”ドキ・・・ンドキ・・・ン”(書き文字)するが、後ろにはりぼんくんが。
おでん屋の前にずっと立ってたから連れてきたという。
(ずっと、って、見てたのか彼井?)
りぼんくん曰く、おでん屋のおっさんが自分の父親だったらどうするかはわからないが、
何があっても、育ててくれた父が自分の父だとわかった、でも、「血のつながったひとがあの中
(おでん屋)にいるなら・・・・ ・・・あいたい」
彼井が似ているだけでは親子とは限らないと突っ込むと、「おれ・・・カンはいいんです」と叫ぶ
りぼん。
びわ子がおでん屋のおやじが具合が悪いらしいと告げると、りぼんは「いかなきゃ」と部屋を飛び出す。
彼井が走って後を追おうとすると、びわ子は「走っちゃだめーーーーっ」と飛びついて服を引っ張る。
転ぶ二人。びわ子は服にしがみつきながら、いきなり”好き・・・・”とモノローグ。
そのまま泣き出し「死なないで!」と泣き続ける。

994:カレーライスの王子さま 9
09/01/23 07:39:45
場面変わって、おでん屋。
おでん屋のおやじが床に就いている。枕元におかみさんと彼井。部屋の入り口、障子の影に(いつの間に
合流したのか?)りぼんとびわ子。びわ子はりぼんに、彼井に任せた方がいいと話している。
彼井「あなたの息子さんがあいにきてるんですよ」
おやじは「いまさらどのツラさげて息子にあうんだ」「好きかってやってきたんだ」と頑な。
おかみさんが意外な事を言い出す。「あんたはほんとうは息子さんにあいたがっている」
「だからわたしは・・・手紙をだしたんですよ・・・」一ヶ月前に息子に顔を見せてやって欲しいと
手紙を出したと。
「おれのために彼井さんが」と、思わず障子の影から飛び出すりぼん。
おやじ「こ・・此彦(これひこ)か!?」
りぼん「おれの名前は理保(りほ)ですが」
そこで顔を赤らめた彼井がいきなり「お・・・とう・・・さん」と呼びかけた・・・・
その何日か後、おやじは亡くなった。

”そしてあたしは たいへんな誤解をしてたことがやっと わかったのです・・・”
彼井改め此彦曰く「わたしゃあう気なんてさらさらなかったよ ただひとめくらいみてやろうかと
 この町へきて・・・」猫を拾った後、一ヶ月みとどけたくなって部屋を借りたのだという。
おでん屋に女連れで通っていたのは、ひとりで行くと息子だとバレそうな気がしたからだと。
逢いに行ったと思われたくなかったという此彦にびわ子は部屋で泣いていたじゃないかと指摘。
此彦に「ほんっとにズバズバいう子だねっ」と言われるが、此彦自身もあの頃は「ガラにもなく
やさしくなっていた」と振り返る。「あんたのせいかもしれない」と。
「あんたといると楽しかった」「あんなににくんでたはずのおやじをさいごの一瞬でゆるせたのも
そのせいかもしれない」「それでよかった・・・と思ってるよ」「ありがとう・・・」
びわ子にお礼を言う此彦。

帰り道に独り思うびわ子
”なにがかなしいの・・・ あのひとは死なないってわかったのに あのひとのいままでの
 人生を思うと・・・ あたしなんて なんてぬくぬくと生きてきたのかしらって思っちゃう”

995:カレーライスの王子さま 10
09/01/23 07:40:14
帰宅してゴハンを食べていると父が、何か隠してるだろう、怒らないから言え、とびわ子に話しかける。
いきなり席を立つびわ子。
20万円の化粧品を持って戻ってきて
「お母ちゃんこれプレゼント!あたしが1か月アルバイトして買ったの」と告白。
街頭販売に引っかかって無理矢理買わされたが、ある人が助けてくれてお金を貸してくれた、とも話す。
その人のところで家政婦のアルバイトをしていたことも話す。父はどんな人だとあせって尋ねるが、
母親が割って入り、びわ子は最近生き生きしていた、まちがったことはしていない、と弁護。

翌日此彦の部屋に行くと、カーテンに「さよなら!」の大きな文字。
「こんなのひどい!さがさなきゃ」でも住所も年齢も電話番号も職業も知らない、と泣き崩れる。
一ヶ月の夢だったんだ、夢の中の人だったんだ、と泣き続けるが、後ろの壁には置き手紙が貼られていた。
「P.S. クリスマスの夜会いたい 6時に新宿駅西口で待っててくれ」
気づかずモノローグを続けるびわ子”あしたからどうやって生きていけばいいの?”

そしてクリスマス、ドレスアップ(多分そうだと思われる。イヤリングして大きなリボン結びが首に
ついてるので)したびわ子に「びわ子ちゃん!」と呼びかける、花束を持った此彦。
レストランで「あたしこんなところはじめてよ なんてステキなの」と溜息をつくびわ子に、
「最後のぜいたくさあ わたしゃ大学生だもんね」と此彦が白状する。
今3年だが、来年納める分の授業料を使っちゃったので1年休学すると。
びわ子に貸した金の事らしい。(んなことイヤミったらしく言う男って嫌だと思うが)
「わたしゃ清田此彦 20歳 ほんとはバイトバイトの貧乏学生さあ」と話した上で、それでも
よかったらこれからもつきあってくれないか?と・・・・。

帰り道。
シャンペンを飲んでふらついてるという(よく考えたら高校生だよね)びわ子に、歩道橋の上から
(おでん屋のあった)商店街が見える、と言う此彦。
実は嘘で、キスをする。
最後はびわ子のモノローグ”このひとが好き このひとにつくしたい・・・できたら一生・・・”

996:名無しさん名無しさん
09/01/23 07:47:34
投下終了。空いてる時間&出勤前にコソーリと( ̄ー ̄)ニヤリ

「カレーライスの王子さま」は、週マに昭和59年47~50号に連載された作品だそうです。

自分はヲチャなので、連載時にさくっと読んだ程度で、ちゃんと読んだ事はなかったんですが、
銀の鬼とか、復帰後の作品よりはぜーーーーーーーんぜんマシというかまともだな、と思いました、
絵もストーリーも。
好みとしては、一般的なこの頃の他の漫画と比べると・・・・┐(´~`;)┌ ですがw

やはりこのスレの他の人達が言うように、編集の人の力は大きかったんですね・・・・
では出社します
|)彡 サッ

997:名無しさん名無しさん
09/01/23 09:38:38
>>996
あらすじの女神様ありがとう!
こりゃまたつっこみどころ満載ですね。
しかし、やっぱり茶木ヒロインは頭弱で面食いというのが定番だったのね。
そもそも、キャッチセールスにはクーリングオフ…
で解決した方が読者の勉強になるのにね。
知らない男に金を借りるなんて一番やったらいかんことだろうに。
(この頃はまだクーリングオフの法律はなかったのかな?)


しかし、最後の「この人につくしたい。できれば一生」が最高にキモい。
やっぱり茶木の思想は男尊女卑!

998:名無しさん名無しさん
09/01/23 09:45:57
>>991-996
続きも投下乙です~。

>>997
>茶木の思想は男尊女卑

え?それちょっと違くない?
茶木ってほとんどよく知らないはずの編集者I氏を利用しようとしてたじゃん。
女を卑下してるんじゃなくて、自分の「女」に自信がないことが
激しいコンプレックスになってるだけだろ。

999:名無しさん名無しさん
09/01/23 09:51:02
>>998
いや、結局は男につくしたい(女は男につくすもの)というのが
いつも根っこにあるんだろうなあと思ったのよ。
あらすじの神様、ヲチスレの>>564は気にしないでね。
何であんなこと言う人がいるのか謎

1000:名無しさん名無しさん
09/01/23 09:57:17
1000ならヲチの>>564は茶木!

1001:1001
Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。


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