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憂「お姉ちゃん、ただいまー」
唯「うーい♪うーい♪(^q^)」
唯は憂が学校から帰ってきて物凄く嬉しそうだ。いつものことなのに…
唯は中学を卒業後、養護学校に通っているので、通常の高校に通う憂よりは早く帰宅することが多い。
最初は養護学校に行くのを嫌がっていてが、それは中学までの友達(と言っても、唯が一方的にそう思っているだけだが)と全く別の学校だったためだ。
しかし、最近は養護学校にも慣れたことと、自分と同じような子が沢山いるので、なんとなく居心地の良さを覚えてきたため、学校が楽しく感じるようになった。
やはり、池沼は池沼同士で集まる方が良い。
何れにせよ、憂は唯が養護学校に楽しく行くようになり、嬉しく思い、同時に安堵している。
と言っても、池沼であることには変わりは無いので、根本的な問題は何一つ解決できていないのだが…
憂「お姉ちゃん、学校はどうだった?」
唯「たのしーたのしー(^q^)」
憂「今日は何をやったの?」
唯「うんたん♪(^q^)」
憂「へ~、お姉ちゃん、うんたん上手だよね」
唯「じょうずー♪じょうずー♪(^q^)」
唯「あ…」
憂「どうしたの?」
唯「てがみー」
憂「あー、養護学校からの手紙ね。何だろう?」
いつもの手紙とは違い、少し形式ばった表書きにちょっと不安を感じた。
憂「保健所!?えっ!!」
唯「あうー?」
憂「ぎょうちゅう!?」
唯「ぎょーちゅー♪ぎょーちゅー♪ (^q^)」
憂「あのねーお姉ちゃん!ぎょう虫検査に引っ掛かったのよ!」
「喜ぶことじゃないの!!」
と言った所で、唯には全く通じない。
唯「ぎょーちゅー♪ぎょーちゅー♪ (^q^)」
どうやら「ぎょうちゅう」という音の響きが気に入ったようだ。
しかし、唯がぎょう虫検査に引っ掛かったのはこれが初めてでない。
実は、唯は床や落ちた物など何でも舐めたりするから、しょっちゅうぎょう虫検査に引っ掛かっている。というより、検査があれば必ず引っ掛かっていた。
それなのに、今になって「ぎょうちゅう!」と喜んでいる姉を見て、憂はホトホト情けなく思う。
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