10/03/21 10:38:33 0
>>71
上から目線はその通りだが、別人。
>>76
千秋やRuiは天才というより、幼時から専門教育を受けてその才能を
伸ばすことができた、音楽家であれば誰でもそう思うような、あるべき
像としての存在。だから基準に設定されている。(Ruiの場合はやや
正統から外れたところで教育を受けているので、改めて勉強しなおす
必要を感じたわけだが)
のだめは基準外だが、Sオケを指揮していたときに千秋が気づいた
ように、のだめ的な学生は決して観念的な存在ではなく、一定の割合
で存在する。もちろん、その中で本当に才能があるのは一握りなの
だが、そういった才能の芽を発見して伸ばしていくのは実に難しい
(教える方が典型的な音楽教育しか受けていないから)。でも、後々
聴衆に必要とされるのはむしろそちらのタイプ。のだめの存在はその
ようなもの。
以下の本には、現役ピアニストが読んだのだめの解説に実例の紹介も
あるから、作者が決して観点的に天才のだめを創作したわけでは
ないことが分かると思う。
青柳 いづみこ:ボクたちクラシックつながり―ピアニストが読む音楽マンガ
(文春新書)
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