10/06/05 10:33:53 O
頭脳明晰、慎重派、完璧人間な生徒会役員・高坂俊太郎の裏話。
計画失敗について雅に謝る高坂は、今の状況に相応しい土下座を本で調べだす。
雅はマニュアル本にばかり頼るところがダメだと言うが、高坂は自分は少し運がないだけだと言う。
昔から完璧で中学三年間は常に学年トップだった高坂は県内トップの高校に行くことにした。
しかし、面接は教本通りにはいかず不合格、その後も失敗続きでなぜかどこにも受からない。
結局、緑ヶ丘の2次募集を受けることになるが、カバンを盗まれるというトラブルに見舞われる。
そんな時、泣きわめく高坂に声を掛け新しい受験票を用意してくれたのが雅だった。
なぜいつも上手くいかないのか落ち込む高坂に、お前の計画は机上の空論なんだよと雅は諭す。
そして、真冬にいたずらを仕掛けてみて成功すれば高坂の勝ちというバカげた提案をする。
真冬への罠を仕掛けるも、扉に挟んだ黒板消しは中から出て来た由井によって邪魔され、
ブーブークッションは窓から入って来たアリスちゃんによって邪魔されてしまう高坂。
続いてパイなげ名人シーソー君を仕掛けたところに物々しく桶川を迎える不良集団が現れる。
桶川の下に戻った河内の姿を見て、そういえば自分の携帯はどこにいったのかと気になる。
すると、桶川達がシーソー君の方へ向かっていくので高坂が焦っていると、河内が気付く。
河内はポケットから高坂の携帯を取り出し笑顔を見せると、飛んで来るパイに携帯を投げ付けた。
穴を掘りながら悩む高坂、雅の「たまにはね 馬鹿になってごらん」という言葉を思い出す。
文化祭の事件について話す真冬、早坂、由井。
高坂のタイプを語り、所詮俺の敵ではないと高笑いする由井の背後を呆然と見つめる2人。
その様子に気付いた由井が振り向くと、大量のパイが目の前に飛んできて由井はパイまみれに。
オロオロする2人の前に現れた高坂は、バケツごとパイを持ってイタズラされろと追いかけ回す。
まっすぐ突撃してきた早坂に対しようとした瞬間、足を滑らせバケツを放り出し穴に落ちる高坂。
穴の中の高坂に笑いながら「楽しかった?」と問う雅に、高坂は「ええ とっても」と答えた。
15号へ続く