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アポロンを庇って刃を受けたヘルメスの傷はデメテルがふさいだ。
アポロンは自分の軽率な行動を悔む。
プロメテウスはハデスに冥府の金属で作ったバングルを渡す。
バングルは神力の発動を助け、ショウの限界を知らせる働きをするという。
プロメテウスはアルテミスとアレスをつれて国外のアポロンの拠点を潰すつもりだと
ショウとナルミに話す。だが、封印の詩のことは隠していた。
封印は巧妙で残酷な方法でなされており、別の解き方を探そうと考えていた。
アルテミスは自分は大切なものに振り回されていた、
こんなにもプロメテウスを愛していたという真実に気づいたとアリサに話す。
それを聞いたアリサは胸にかすかな痛みを覚え、それはなかなか消えないのだった。
デメテルはヘラに内密で話したいことがあると持ちかける。
それはやはりゼウスの眠りのことで、ゼウスが目覚めるにはアリサをとらえてほしいと
言い出す。ヘラはデメテルへの不信感を隠さず、それを断った。
だが、デメテルはゼウスの件が嘘ではない証拠に、夢の中でゼウスの魂に合わせる
と約束する。デメテルはひそかに記憶の女神ムネモシュネに連絡を取った。
ムネモシュネはヘラにゼウスとの幸せな夢を見せる。
翌朝、半信半疑ながらもゼウスへの思いを抑えられないヘラは、アリサをおびき出すことを
承諾する。
プロメテウスは封印にムネモシュネが関わっていることに気が付いていた。
彼女を探して、一行は現在のアポロンの出身地・イギリスに飛ぶ。
ショウやナルミ達が出かけてしまい、ヴァイオリンの稽古をするつもりだったアリサは
独りになる。携帯に「ハデスの封印のことで話したい」というヘラからのメールが届き、
アリサは家を飛び出した。