09/09/04 23:01:36 O
「僕も君に聞きたい事があるよ、君はレオの一体何が気に入らなかったんだ」
彼は最後に君の友達になってあげられて良かったと言った、
時を巻き戻してやり直せるとしても同じ役割を君にしてあげたいと…
いい男だったのに君は本当に大した女王様だ…！君を女王に選んだ僕の事も誇りに思うよ！
彼のどこが気に入らなかったのか是非教えて貰おう、そこの二人が参考にしたいだろうからね！
「先に質問してるのはあたしよ答えて！」
「そんなもの知るか僕の質問に答えろ！」
とえらい剣幕で机にあったコーヒーカップを落として割るディミトリ。
とうとう泣き出すアリス。
「女はいいな、泣けば優しい男を呼び寄せられる。男は泣いても株を下げるだけなのに」
そして出ていくディミトリ。
「ディミトリは君に伝えるべきだってずっと…僕達もそう思って…」
でも、もうすぐ死ぬという理由で選ばれても意味がないからとレオに口止めされていたと…話す双子
「意味がないからって…こんなふうになる事に何の意味があるというの…こんなの酷いよ」
と泣きながら飛び出して行くアリス。
自室で嘆くディミトリ。
アリスは外を歩きながら昨夜のレオを思い出し、うずくまり号泣。
つづく
スイマセン、最初のレオとディミトリの会話は長かったので結構省きました。