09/07/12 12:28:09 aeFGLozRO
新しい学年になって一週間
偶然に頼らなくても毎日蓮くんに会えるこの教室はまだ不思議な感じ
おはよう、と蓮に声をかける仁菜子。
軽く雑談をしてから席に着くと女子たちに呼ばれ、教室の隅へ。
「よくあんな風に蓮くんと話せるねー」「わたしたちも話したいんだけどなんか話しかけ辛くて・・・」と言う女子達。
そういえば仁菜子ちゃんはまだ蓮くんのこと好きなの?と聞かれる。
そこへつかさちゃんが現れ「今はもう蓮くんのこと好きじゃないんだよね!ただのトモダチ!ね!」とフォローを入れてくれて「うん」と答える仁菜子。
そっかお互い恋愛対象じゃないからあんな風にしゃべれるんだねーと女子たちは納得する。
つばさのフォローは蓮にばっちり聞こえていた。
安堂が「あんな大声で話してたら聞こえちゃうよね」と蓮に話しかける。
「別に」と答える蓮に安堂は仁菜子にまた好きになってもらいたいと思わないのか、そのために何かしないのかと問う。
またその話かよ、と言う蓮
そんな蓮を見て彼女との別れによる自信喪失?俺への遠慮?心のブレーキいくつかけてんだこいつ・・・と安堂は思う。