09/05/27 13:13:12 0
真夏に所長の家で霊力を上げる修行(座って瞑想)に励む夜行。
「その日」までに自分が出来る事はこれしかないと言うと、所長が「今の君の結界は僕にも破れない」と答える。
試してみると言うが、はじかれた所長の扇を見て「本気でやれ」と夜行。
奥の手・・・と称して所長はいきなり、
「ねえ、知ってるぅ?羅雪ってば九竜に本気で口説かれてるんだよーーーーーーーお?」
と持ちかけ、夜行の集中が途切れ結界が破られた。
翌日、所長を喫茶店に呼び出して相談事を持ちかける羅雪。
何の用かと思えば、昨夜見た夢の話。
「恋人がみつからないよー、もう間に合わないよー」
と泣いていたら九竜が現れ、
「俺がいるじゃない」
一度は「夜行が好きだし」と断る物の、九竜が大きな二段ホールケーキを取り出した途端「好き」と言ってしまう。
そんな夢を見た自分が許せない。
そして、所有物の印をつけた「あいつ」がどうして条件を出して五年も自分を泳がせているのかその意味も分からない。
いつでも殺すことは出来るのに、恋人探しの条件をつけてまで自分を追い詰める意味はなんだろうと。
その問いに所長は、それは君が自分で答えを出さないと、と突き放す。