09/05/01 21:32:59 O
目覚めると、瑞希が神使になっていたので奈々生は混乱する。
その隙にこっそり逃げようとする磯姫に瑞希がすかさず立ち塞がる。
そこで『瑞希殺しちゃダメ!!』の奈々生の言霊縛り
《甘い痺れ、神に支配されているという快感、…たまらない!!!》
「もっと言って奈々生ちゃん!その見えない鎖で僕を縛って…!」
と変態ぎみに喜ぶ瑞希に平手打ち。
「ひどいわ瑞希!!つまり私が寝ている間に勝手にキスしたって事!?
痴漢!!強制わいせつ!!」
磯姫にパチンコ玉の様な石と化していた竜王の目を取り出して貰い
亀に乗って竜宮城に向かう奈々生と瑞希。
そこで途中乗車して来た竜族の女性。
その女性は愛しい夫に会いに竜宮に会いに行くらしい。
手には7日かけて縫った夫への想いをこめた美しい羽織。
しかし、その羽織は突然竜宮から来た震動、激しい水流によって遠くまで流されてしまう。
探しにいかなきゃと言う奈々生に対し、
羽織はまた作ればいい、それよりも今は竜宮からの震動が気になる
すぐに向かいましょうと言う女性。
でも7日もかけて作った大切な物なのに…と奈々生は言うが、その女性は
「ええ、おかげでこの7日間とても幸せでした。今はそれで充分」とニッコリ笑う。
そんな彼女を見て、さっきまで雪路と自分を比べ、巴衛は自分に触れてもくれないと
後ろ向きに考えていた自分を恥じる奈々生。
《好いてくれない、触れてくれない、いつから私はこんなに受け身になってたんだろう》