09/02/12 09:06:24 O
帰りの駅
もう電車が来ていることに気付いた蓮は走るが前をニナコが走っていることに気付き、走るのをやめ電車が行ってしまうのを待つ。
行っただろうと思い階段を降りるがそこには転んで電車を逃したニナコがいた。
電車いっちゃったばっかだよ、と言うニナコに照れながらん、そっかと答える蓮。
二人で次の電車を待つ
隣に立っている蓮を見ながらやっぱり好きだなぁと思うニナコ。
―ふたりの髪を揺らしてるのは同じ風、それだけのことがどうしようもなく愛しい。
今より好きが育ってもっと苦しくなってもきっと消えない。
消えないんじゃなくて消したくないんだ
そう気付いたニナコは忘れ物をした、また明日学校で。と蓮に手を振る
そのままバイト中の安堂を待つ。
待っているニナコを見て「もう俺振られんのか・・・」と言う安堂
ふっきる努力よりなんとも思ってないフリをし続ける努力をする、とニナコははっきり伝える。
安堂はすぐには諦めるとか出来そうにないけど。俺もズルいねっと笑う
そんな安堂を見て笑ってくれてありがとう。と言うニナコ
一方公園のベンチで一人座る蓮
まゆかと付き合い始めた時のことや両親の離婚が決まって泣いていたまゆかのことを思い出す
そしてうつむいていた顔をあげて
「変わらないものもあるって俺が証明してみせるよ」
と自分の決意を改めて確認する
終わりです
分かりにくかったらスマソ