08/10/30 00:58:39 0
うろ覚えすぎるだけど両あらすじ。補完してくれるとありがたい。
・天人唐草
狂人のヒロインが空港をさまよいあるいている。
いかにそうなったかが作者(というべきか、語り手は登場人物ではない)の手で語られる。
厳格な父と従順な母に厳しく育てられてきたヒロイン。
花のイヌフグリの名前の意味をわからず親に聞いてこっぴどく怒られた。イヌフグリの別名がタイトル。
脱出する機会は時々あるのだが、脱出できずに社会人になっても親の抑圧下に置かれ続け、
対人恐怖症気味の暗い性格に育つ。
だがある日、父が死に、葬式に父の愛人が現れる。
だが愛人は、父にこうなってはいけないといわれていた女のタイプそのものだった。
それで大ダメージを受けているところへもって、電車で会っただけの男に強姦される。
ヒロインの精神はこの二つの出来事により、完全に決壊する。
店員を困惑させながら派手な服を着て、派手な化粧をし、髪を変え、冒頭に戻る。
笑い続けるヒロインだが、通行人から通報が入ったようで、彼女が飛びたてる時は来ないと暗示するラスト。
・彼女は誰を殺したか
血まみれのヒロイン。駆け付けた警察に、人を殺したという。
おっさん刑事が彼女の日記?を読み、彼女の半生が暴かれていく。
厳格な父(この話の母はいたか忘れた)に育てられ、社会人になっても親の抑圧下。
対人恐怖症気味の暗い性格。
強姦されても父はお前が悪いのだとヒロインを責めた。
何かのきっかけ(ごめん忘れた)で切れて包丁を手に暗い部屋の人影をめった刺し。
殺されたのは父かと思う刑事だったが、その夜強盗が彼女の家に入り、父親を殺していたのだった。
彼女が刺したのはその後部屋を物色していた強盗の方。
そうと知っても父を殺したと言うヒロインに刑事はなんだか忘れたが、和解のきっかけのようなものを与える。
父は父で、子供の扱い方がわからない人だったとか、そんなような。涙するヒロイン。
ラストシーン忘れた。