06/09/02 23:38:43 0
>>197
現代ならば、家を継いだ子供以外の子供たちにも、外へ出て立身出世のチャンスはあるけど、
当時の社会では、次男以下には一生「部屋住み」として生きる以外の選択肢が無かったからでは。
或いは、他家の養子に入ってその家を継ぐか。
そういう言わば日陰者、家にとっての厄介者の位置にやっと産まれた実子を置くのは、
我慢出来なかったんじゃないかな。
娘可愛さ<息子不憫さ、みたいな。
深読みすれば、もし運良く家付き娘との婚約が整ったとしても、状況が変われば、
自分が現在眞次郎に感じているような害意を、妻の実家から持たれるのかも知れないと
思ってしまったとか。