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岡田斗司夫の新著「オタクはすでに死んでいる」
「死んでいる」のではなく、岡田の世代にかつて居たオタク気質がなくなった事を言及している
この本を書くきっかけは最近の若者に違和感を持ったこと。
本来のオタクは、世間の多数派とは違うことを自分で掘り起こし、世間に対抗する知性と精神力を備えていた。
しかし、今は「消費するばかりの存在。かつてオタクが共有した価値観」が失われてしまったのだという。
新製品の発売を待つだけ。好きなジャンルから少しでも外れると関心を示さない。
こうした変化は社会の変化と連動しているとし、「経済成長と勤勉な国民性のもとで咲いた花がオタク。
経済が行き詰ると皆が大人になりたがらず、自分の気持ちが何より大事な私至上主義となり日本は変わった」などと語っている。
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