08/05/28 17:09:19 GamCkQ6N0
今週は3月4日(火)に行われた志岐善啓 被告人(32)の裁判傍聴記。罪名は強制わいせつ。
小学5年の男児(10)にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつと児童福祉法違反の疑いで、コンピュータグラフィック制作会社経営志岐善啓が逮捕された事件です。報道された内容をまとめると以下のような感じ。
07年9月29日昼ごろ、「ゲームをやりにおいで」と経営する会社事務所に男児を誘い「プロレスごっこをしよう」などと言って裸にし、わいせつな行為をした疑い。
男児の裸を携帯電話で撮影し、「両親には言わないように」と口止めしていたという。事務所を訪れた知人がわいせつ行為を目撃し、警視庁に通報していた。調べに対して「男の子がかわいくてしょうがなかった」と供述したとか。
逮捕容疑は2つだったけど、起訴は強制わいせつだけでした。幼い女児に対してわいせつな行為をしていたという事件はあるけど、男児にってのは少ないです。変わった事件ってことですね。
同性愛者が少数派なのに、それに加えて小児性愛者となると、かなり少ないだろうから当然か。
検察官の冒頭陳述によると、被告人には妻子がいて、被害男児は被告人の息子の友人とのこと。どうやら、被告人の会社事務所にはテレビゲームが置いてあって、息子の友人が多数遊びに来ていて、被害男児はその中の1人だったようです。
07年9月29日。被告人は自ら主催した同性愛者が集うオフ会に参加。しかし、10分程度で退席し、被害男児がテレビゲームをしている会社事務所へ。エアベッドの上で、被害男児を裸にしてわいせつな行為に及ぶ。
そして、オフ会に集まった人たちが会社事務所へ行って、わいせつ行為を目撃した、というのが事件の詳細のようです。
取調べでは被告人は「インターネットの掲示板で知り合って、気が合えば男性と会っていた」と、同性愛者であることを認めたうえで「私にとって男性は性的対象ですが、女性に抱くような恋愛感情はありません」とも述べているようです。
そして、わいせつ行為に関しては、「今まで(被害男児に)3回は行っていた」と容疑を認めているとのこと。
まずは、被告人の妻への証人尋問です。
弁護人 「旦那さんが、男性、男の子に性的興味があることは以前から知ってました?」
証人 「知ってました」
弁護人 「心配しませんでした?」
証人 「していました。児童の性的虐待のニュースを見るたび“あなたは大丈夫なの?”と聞いていました。事務所に子供を入れるのも止めた方がいいって言ってました」
弁護人 「大丈夫だから、と?」
証人 「そうですね」
弁護人 「夫の言葉を信じた、と?」
証人 「信じるしか、なかったです」
いろんな夫婦がいるもんなんですね。夫が外で女性と浮気をしてるんじゃないかという疑念を持つのはあるだろうけど、男児にいたずらするんじゃないかと心配しなきゃいけない夫婦関係って。
弁護人 「事件のこと、2人のお子さんは知ってるんですか?」
証人 「事件を起こしたのは知っていますが、内容までは」
被害男児と同世代の子供だからね。知ったら相当ショックを受けるだろうなぁ。