09/11/03 15:43:51
「手、おおきいわね。」
「そうかな、」
頬からひっぺがした手のひらをしげしげと見つめて居る男女は周りから見たら奇妙だっただろうか。そのままあたしは、シンジの指に自分の指を絡めてみた。まあ、所謂カップル繋ぎってやつ。
「…うぅ、」
暫時黙っていると、隣から小さく呻き声が聞こえた。横目でちらりと見てみると、シンジはあたしと同じくらいか否か、顔を真っ赤にして口許を押さえている。
「ちょっと大胆だったかしら、」
「アスカ…恥ずかしいよ、」
そんなことを言いながら、はじめて繋いだ手を離さなかったシンジに、あたしはまた鼻から抜けるような緩い笑いをしてしまった。
「…あったかいね。」
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実はわたしの体験d(ry…お目汚し失礼致しました。