09/09/13 23:31:38
朝起きたらとなりでシンジが寝ていた。
俺は死ぬほど嬉しかった。何せ夢にまで見たシンジだ。
童貞の俺にもついに恋人が出来て幸せに暮らしていける。
そしてマイホームを買って毎日味噌汁を一緒に飲みながら幸せな生活をする。
そんなことを一瞬にして考えた。
でも、シンジは「父さんはどこ?父さんどこにいるの?」
って言うんだよ。俺のことは見向きもせずに。
そのとき分かったんだ。シンジはゲンドウと幸せになるべきだって。
だから俺は一緒にゲンドウを探してあげた。
やっぱりシンジの笑顔は俺に向ける笑顔よりゲンドウに向ける笑顔のほうが可愛い。
俺は二人が幸せになってほしいと願いながら立ち去った。
そんな夢を見た。
起きてとなりをみた。
シンジのフィギュアがあった。
目から涙がこぼれた