09/07/10 00:45:38
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サンダルフォンに取り付かれ、身動きできないアスカ。初号機も火口からの射撃で応戦するが効果無し。
「シンジ!シンジィ…!」
その言葉を最後に音声が途切れる。そして火口内をモニターしている画面には驚愕の光景が映し出される。二号機が使徒に補食されていたのだ。
次第に形状をなくしていく二号機。
「うわぁぁぁぁ!!!」
「シンジくん!」
火口にダイブした初号機。だが、強烈なフィードバックによる激痛と熱量に次々と神経パルスが切断されていく。次第に遠のくシンジの意識。
「初号機、完全に沈黙です…」
中継トラックに虚しく響く報告。しかしその時。
「ヴォォォォォォォ!!!」
「!?シンクロ率が異常数値です!計測出来ません!?」
火山全体が地震の如く震える。
そしてモニターには、コアを捕らえようとする初号機が。
~略~
「うぉぉぉ…!!!アスカ!来い!」
「!…うん!」
アスカを手に取り、力のまま引き上げて抱きしめるシンジ。
「君だけはもう、失いたくないんだ…世界がどうなっても」
「バカ…」
♪この大空に翼を広げ 飛んで行きたいよ…
こんなんだったら失禁する。