09/07/09 21:46:07
「どうしたの。続けてみなさいよ」
またのっぺらぼうな声で言うんですよ。これにゃあ並の男は縮み上がっちまうね。
その点シンジくんは大したもんだ。べそかきながら本当に続けちまいやがった。
「気持ち良いの?そんなに一生懸命擦って。たまらないんだ。そうなんでしょ。え?」
アスカちゃん、相変わらずシンジくんの背後にぴったい張り付いてぼそぼそと責め立てる。
言葉責めですよ。まぁ怖い!
そうこうしてる内にね、まあシンジくんもよく持ったほうですよ。ついに果てちまいました。
それがもうすげぇ飛びやがんの。我慢に我慢を重ねての大飛翔。やりましたシンジくん!
見事なまでの昇天ですわ。合掌。
おっと、まだ終わりじゃないのよ。
そこで終わりにしてくれないのがあなた、アスカちゃんってもんですよ。
ようやっとのことで振り返ってみるとね、アスカちゃんの様子がおかしい。どうもおかしい。
目ぇぎらぎらさせてね、牙むき出して、手なんかこうガッと鷲の爪みたいに尖らしてね、
シンジくんのこと見てるんですわ。あらもうやだ!見ないでこっち!
でもあなた、そう言って聞くアスカちゃんじゃないですしね。
実際シンジくんだってそんなこと言えやしなかった。ええ、言えやしませんでしたよ。
そんでもって、ばっと襲い掛かられたシンジくん、哀れアスカちゃんの餌食。
怖いねぇ。恐ろしいねぇ。
後はまあ、二人してくんずほぐれず、
シンジくんも「食われてなるものか」
アスカちゃん「食わせろこのやろう」
するとシンジくん「何おうこっちこそ。どうだ」
アスカちゃん「やるかこの。負けてなるものか。えいえい」
ってな具合にね。
まあね、巷ではあれですよ、あなた。
先にシンジくんが頑張ってたのが自家発電なら、
こっちはさしずめ核融合発電とでも言われるんですかね。
子ども?あんたそりゃ気が早いよ。
ってなところで、これでほんとのお終い。