09/07/08 22:41:47
>>317の続き
昨日のやり取りを覚えてるのかいないのか、アスカはいつも通りだった。
「今日はずいぶん早起きだね。珍しいこともあるんだな。」
「何よ、朝からケンカ売ってるの?私が何時に起きようが勝手でしょ。」
目が覚めたらしく、不機嫌そうな顔で
「朝ごはんまだ?しゃべってる暇があったら早く作ってよ。」
「はいはい。分かったよ。」
3人分の朝食を作り、2人でさっさと食べ終わると、学校へ行く準備を始めた。
「シンジ!置いてくわよ!」
準備を終えたアスカが玄関で叫んだ。シンジは慌てて準備をし、
「ミサトさん!先出ます!」と言って家を後にした。
いつもの道を通り学校へ向かう。
「ほんとバカシンジったら、何をするのも遅いんだから。」
「なんだよ、だったらアスカも朝食の準備とかしてくれよぅ。」
「あら、そういうのは無敵のシンジ様の仕事でしょ。あたしなんかじゃぁできないわ。」
「ハァ・・・(溜息)」
続く