09/08/23 17:40:54
※>>333-353の散髪レイと同じ世界観(ってほどでもないですが)の妄想です。
感想レスくれた皆さんありがとう。嬉しかったので調子に乗って書いてみました。LRSって難しい。
元ネタはやっぱりLRS総合スレVer26.0から適当に見繕ったりなんだり。
最後まで書き上がっていますが、途中で連投規制をくらうと思うのでご了承下さい。
変なところで途切れたらごめん。
気付けば、レイは泣いていた。
あとからあとから、とめどなく涙があふれて来る。
経験したことがないくらい、まぶたの裏が熱い。
堪え切れなかった嗚咽が、噛み締めた唇から漏れる。
とうとう――。
彼と想いが通じた。
彼に抱きしめてもらえた。
彼に口付けてもらえた。
いつだって期待していた。
けれど、半分諦めてもいた。
彼には、勝気で明るい彼女の方がお似合いに思えて。
無口で大人しい少女など、彼が選んでくれるとは思えなかったのだ。
だけど。
だけど、とうとう。
『ずっと……ずっと一緒にいて欲しいんだ。
君じゃなきゃ……ダメみたいなんだ……マイ……』
『うん……ケンジ君と……ずっと一緒にいるもの……』