08/12/24 22:08:35
>>350
「ただいまー」
「お邪魔しまーす」
「あら二人ともお帰りなさい。デート楽しかった?」
「う、うん」
「………ポッ」
「レイちゃんたら真っ赤になって。シンジにキスしてもらった?」
「かかか母さん!?何言ってるんだよ」
「あらホントにキスしたの?わかりやすいわねぇあなた達」
「初デートで初キッスか。さすが私の息子だ。見直したぞシンジ」
「また一歩、レイちゃんのお嫁入りに近づいたわね♪」
「やめてよ父さん、母さん!僕ら、そんなんじゃないよ!」
「…………ごめんなさい。私、帰る」
「え!?ま、待ってよレイちゃん!」
「シンジ、何をしている。追い掛けるなら早くしろ!」
「そうよ、シンジ。女の子は追い掛けてあげなきゃ」
「う、うん、わかった」
「待って!待ってよ!ど、どうしたの、レイちゃん」
「なぜ追い掛けるの!?私とはそんな仲じゃないんでしょ!」
「あ…あの、ごめん!そんな意味じゃなかったんだ!母さんにからかわれて
恥ずかしくてつい……」
「うっ…うう……グスッ」
「あっ、あの、その………ぼ、僕、レイちゃんが好きだ!レイちゃんを
お嫁さんにしたいんだ」
「………………ホント?」
「ほ、本当さ」
「……なら、おじさまとおばさまに言って。私をお嫁にするって言って」
「え?えええっ!?」
「……やっぱり嘘」
「う、嘘じゃないよ!父さんと母さんにも言うよ!」
どんどん急展開する二人。